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法事のとき気をつけるべきたったひとつのこと

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寛永寺
(写真はイメージです)

浅草の某お寺で法事を行いました。
ナン百年も前からある由緒あるお寺です。

宗派は浄土真宗です。
しかし宗派や宗教に関わらずたったひとつだけ法事のときに気をつけなればいけないことがありますので紹介したいと思います。

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携帯電話について気をつけるのだ

予定時間より30分程度早めに集合しました。
待合室で親族一同が軽く談笑しながら始まるのを待っていました。

やがて読経が始まる時刻になり、親族がみなこぞって仏殿へ向かいました。
仏殿へ向かう途中、息子が携帯電話を待合室に忘れたことに気づき、取りに戻りました。

戻ると、仕出し業者が来ていておばちゃんが、弁当を各席に配膳していたのです。
そうですね。
何回忌とかっていう法事のときには終わった後、一緒に食事をするっていう習慣のあるところも結構あると思います。

我が親族もそういう習慣でして食事を用意しているのです。

携帯をテーブルから拾い上げた息子に気づいたおばちゃんが息子に一言注意してくれたそうです。

「法事のときは携帯電話はバイブルにしておいてね」

息子はハッと思いました。そうだ、いかんいかん。
法事のときにはちゃんと携帯電話はバイブルにしておかないといけません。

ちょっと宗教が違うような気がしますが、まあ細かいことは気にせずバイブルモードにしておかなければいけないのです。

ちなみにここは浄土真宗のお寺です。

仕出し弁当屋のおばちゃん、あちこちの宗教施設に弁当を配膳しているのでしょう。

もしかしたらキリスト教の集会場所と勘違いしたんでしょうか(笑)

いずれにしても法事のときに気をつけるべきたったひとつのこと。
それは携帯電話をバイブルにしておくことです。
宗派が浄土宗だろうと、浄土真宗だろうと、キリスト教だろうとイス○ム教だろうとヒン○ー教だろうとバイブルです。

バイブルですよ。
次回ちゃんと確認してください。

ここから余談/浄土真宗はラフな宗派か

他の仏教宗派に対する真宗の最大の違いは、僧侶に肉食妻帯が許される、無戒であるという点にある(明治まで、表立って妻帯の許される仏教宗派は真宗のみであった)。そもそもは、「一般の僧侶という概念(世間との縁を断って出家し修行する人々)や、世間内で生活する仏教徒(在家)としての規範からはみ出さざるを得ない人々を救済するのが本願念仏である」と、師法然から継承した親鸞が、それを実践し僧として初めて公式に妻帯し子をもうけたことに由来する。
引用:浄土真宗 – Wikipedia

読経してくださる和尚さんはもちろん坊主頭ではありません。
それどころか、始まるときに一般的にあるような
「これより○○○○(故人)儀、第○回忌法要を執り行います」
とかいうお決まりの挨拶一切無し(笑)

親族一同が仏殿で厳かに待っていると、ふらふらっと現れた前代の息子(?)とおぼしき若い坊主(ヘアは普通)(といっても40はもう超えているか)がいきなり座って読経を始めました。

一瞬面食らいましたが仏殿の中では彼のペースです。こちらはアウェイです。

その後は普通にお経をいろいろ読んで、親族は焼香しました。

そして、読経が一通り終わり、最後に坊主は立ち上がり部屋のドアを開けました。

終わるときに一般的にあるような
「これにて○○○○(故人)儀、第○回忌法要を終わります」とか
もっと気の利いた和尚ならちょいと為になるような逸話や雑学なんぞを一つ二つ話してくれるものでしょうけど(特に下町の坊主は喋りたがりだったりして)、この坊主はドアを開けてこちらに一言小さな声で
「じゃ」

っておいおいメリハリ無さ過ぎ(笑)

何年か前から代が替わったのか、和尚が若くなってまるっきり事務的というより魂のなさげな読経となりました。

坊さんももうすこしUX(ユーザーエクスペリエンス)というものを真剣に考えないと生きていけなくなっちゃうよって思いました。

これからのスマホ世代は、どんなんでもありがたがって坊主にお経を読んでもらうような人間じゃないと思いますよ。
少なくとも僕の家族は同じ意見です。

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