DIY ホームセンターショーに思う

Triathlon en VélostanTriathlon en Vélostan / Gilles FRANCOIS

自転車と旅行のネタからちょっと逸脱するかもしれませんが、コンセプトとしてまったく無関係というわけでもないと考えポストします。
幕張メッセで「ジャパン DIYホームセンターショウ 2012」なるものが開催されていたようです。
テレビのニュースでちょっと見ただけで出向いてきたわけではありません。なのでもしかしたら間違っているかもしれないことをあらかじめお断りしておきます。

疑問を感じる

テレビのニュース番組ではDIY女子なる女性が日曜大工の体験をしておりました。なんでも飛び散らない塗料だとか、もともと無骨なノコギリにかわいく装飾を施したものだとかいろいろ女性が喜ぶようなホームセンターグッズを前面に出しているような印象でした。

でもちょっと待ってくださいよ。

そもそもDIYは男の領域だなどと古いことは言うつもりはまったくありません。いやむしろ家の中では生活を快適にする工夫だとか手作りの服やクッションなど女性の得意とするDIY分野は幅広いと思っています。

でも「汚れにくい塗料?」とか「かわいい道具たち」などなんかいかにも女性を馬鹿にしたような、引き込み方じゃないでしょうか。そもそもDIYとかキャンプとかは不便なところからスタートするものでして目的と手段を取り違えているような・・・気がして・・・なりません。

そんな商品にしないと女性を集められないんでしょうか。まあ世の中の商品の大部分は女性のためにありまして(出典:クロイツェルソナタ)そこへいくとホームセンターで売っている大工道具などはそこからちょっと距離があります。なんとか女性の客を取り込むために苦肉の策でカワイイやらキタナクナイ商品を開発したのでしょう。

でもなんか違う、と思います。

何をしたいのか

考え方が古いといってしまえばそれまでですが、うちの娘も一緒にニュースを見ていてまったく同じ感想を言っていました。「手段が目的化しちまってるだろ」と。家族だからかもしれませんが、女性でもこういう意見の人はいます。

結局なにがやりたいんでしょうか?
ホームセンターは女性客を取り込むためにそういう商品を開発するのはまあ結構ですが、そこにまんまと乗っかる世の女性はなにをしたいのか?DIYの真似事をしたいのか?ペンキで汚れたくないなら出来合いの棚を買えばいいし、ノコギリが無骨だろうとそれはノコギリなんだから無骨で結構じゃないでしょうか。

自分も快適化のために自動車やら自転車やらいじくりまわしますが最初から出来上がっているものは性格的に面白みを感じません。ちなみに最初から不完全を前面に出している某アイドルグループに対しては好きでも嫌いでもなく無関心です。

完全なものに手を加えるたのしさ

完全なようでいてもっと完全になれるところを見つけて改善するのが楽しいのです。
たとえばiPhone。
iPhoneそれ自体でスティーブジョブスとapple社は完成されたものを開発しました。でもそれを補完するためのさまざまなアプリを入れるともっと良いものができる。それが楽しい。

自動車。
納車されれば整備済みだしちゃんと完璧に走れるが、サブウーファーをつけたり、サブバッテリーをつけたり、サブモニターをつけたりと更に完成を目指す。それが楽しい。

自転車。
買ってくればフツーに乗れますが、トレーラーを付けてみたり(トレーラーの自作は断念しました)ペダルを変えてみたりして自分の個性を現すような形を目指す。それが楽しい。

まあ、偏見ですかね。