高速道路というのは目的地に早く到着できるために信号もほぼ無く、止まることなく走りやすくできています。
しかしそんな便利な高速道路でも一度クルマにアクシデントがあると厄介な場所になってしまいます。
私(筆者)は2014年の初めに東京へ向う途中タイヤがパンクしてしまいJAFのご厄介になりました。
そのときにもし今回紹介するような空気入れをクルマに携帯していれば少なくともJAFの厄介にならずに高速道路を降り最寄のスタンドへ行けたかもしれなかったかと思うと自分の用意の悪さを今でも恨めしく思います。
今年、いや来年の正月こそは高速道路でパンクしても手際よく予備タイヤに空気を入れられるよう空気充填用のエアーコンプレッサーを導入します。
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大自工業のコンパクトなエアーコンプレッサー
▼今回調達したのは大自工業のエアーコンプレッサーです。Amazonで普通に買いやすい価格(購入時2136円)で売られていました。
評価では「うるさい」という内容もありましたが、医療用じゃないんだからこの手のコンプレッサーはうるさいのが当たり前です。
住宅街で深夜とか早朝にこれを使うのはご法度ですから昼間か、まわりに何もない広いところでの使用をお勧めします。
▼取り出してみると結構コンパクトです。
10年以上前に買った前代のコンプレッサーと比較するとおそらく半分ぐらいの体積になっているかもしれません。
▼ということで捨てる前に大きさを比較してみましょう。
明らかに旧タイプのほうが大きいです。新しいものは小さくなっています。
もっともメーカーは違います。
左側が今回買った大自工業のメルテックブランド、右側が大橋産業のBALブランドです。
ちなみに今回買い替えた理由は右側のエアーコンプレッサーのホースの根元部分あたりが劣化してエアー漏れするようになってしまったからです。自分で直したいところですが、ちょっと今回は無理そうなので新調しました。
▼前代のコンプレッサーはスイッチが本体に直接埋め込まれていましたが、こちらのものは電源ケーブルの途中に回転式のスイッチがつくようになっています。別にどっちがいいというものでもないです。
▼タイヤにつけてみました。すぐにバルブを押していると見えて約300KPa(キロパスカル)ぐらいまで上がりました。
通常自動車のタイヤは200~250KPaぐらいが推奨とかカタログやなにかに書いてありますが、それだと燃費が落ちると判断して300KPaぐらいいつも入れています。
このときも数日前にセルフのガソリンスタンドで入れたばかりなのでいきなりこんな数値を叩き出してしまいました。
これでは買ったエアーコンプレッサーの出番がないところですが、一応動かしてみましょう。
▼動かして写真撮りましたが、まったくなにもしていないように見えますね。騒音だけはガーガー言っています。
動かしてみてわかったのはやはり体積が小さいだけあって前のエアーコンプレッサーよりパワーが少なそうだなということです。
それでもいざという時の緊急用ですからこれで良しとしましょう。
おまけ:コードの結び方
終わった後のコードの始末が毎回面倒なのですが、仕方ありません。
最初に梱包されていたとおりこのように幅7cmぐらいで折り返すように束ねてビニタイで結んでもよいでしょう。あるいは別の方法があります。
▼もう少し幅をもたせて10〜15cmぐらいで折り返すように束ねます。このとき全部束ねるのではなく全体の1/3ぐらいをまずこのように束ねます。
▼次に残りのコードを手前から束に巻くようにこのようにグルグルと巻いていきます。
▼最後に先端のシガーソケットをどれかに潜らせるとそれなりにほどけず束ねることができます。
ちょっと見た目綺麗じゃないですが、ビニタイがあるうちはビニタイを使い、紛失したらこの方法で束ねるというのでも良いでしょう。
▼敢えて写真は載せませんが、自転車用、ボール用、ゴムボート用大小と付録のアダプターがついていました。
自転車用は英式バルブ用なので仏式のバルブを使っている人は別途さらにアダプターが要りますよ。
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今日はこう思ったよ
前まで使っていたエアーコンプレッサーよりパワーが落ちた割には音量は同等ではありますが、これを車に積んでおくと精神衛生上たいへんよろしいのでマイカーに乗られる方にはなんとしてもオススメします!!!!!!!
高速道路でパンクするとたいへん悲惨ですから。