店内の考察
ということで2000年の初め頃来たときは、お客さんで溢れかえっていてよく見ることができなかったのが、この日はたまたま空いていて店内をくまなく見ることができ、今まで気づかなかった調度品に気づいただけでしょう。
またお店の中も店員さんが大勢いたのですが、今は家族だけでやっているような雰囲気で小さいお子さんが店内で遊んでいました。
ここで1つの物語にある2つの熟語を思い出さずにはいられませんでした。
「盛者必衰」
「諸行無常」
いずれも平家物語の冒頭に出てくる言葉ですが、この言葉がしきりに頭の中を駆け巡りました。
ひところのハーブバブル(?)の頃はこちらも大変混んでいて確か店内に入るだけで入園料を払っていたと嫁は記憶していました。
お店に入るだけでお金を取るんですよ!お店に入れば何か買ってお金を使うんだから入園料取らなくてもいいじゃない?って思うんですけどね。
素敵なハーブガーデンを見るのにオプションで入園料を取るというのならわかります。ハーブ園を維持するには相応の費用がかかりますからそれを見せるのに対価を求めるのは当然とも言えます。
しかしお店に入るところからお金を取るという商売をしていたのでお客さんが来なくなったのでは?と勝手に想像してしまいました。
ハーブバーモニーガーデンの園内
ということで今は店内に入るのに入店料はかかりませんでしたが、ハーブ園を見るにには夏場は300円、冬場は200円ということで200円払って庭園を散策させてもらいました。
以下数枚の写真を載せていますが、選りすぐりの綺麗な写真だけ載せました。実際はもっとたくさん撮ったのですが、あとの多くはとても個人ブログとて自分の価値観が掲載を許しません。
とても人様に見せられるような景色ではありません。ましてお金を取るだなんて!
▼冬なのでハーブの花はほとんど咲いておらずフラッと歩くぐらいです。
▼今は庭を手入れする人がほとんどおらず、落ち葉が積もって手入れが行き届いているとは言い難い状況です。
▼入園料と取るわりには脇が甘いというか・・・裏門がガラ空きで誰でも自由に入れるじゃんか。
(本当は入園料を払うと特別なリボンを渡されて見えるところにつけてくださいと言われます。これで不法侵入者と正規の入園者を識別できるのです)
でもマジこの景色でお金取らないでよ。
乾燥ハーブいくつか
▼そうはいってもせっかく2時間もかけて出かけてきたのですから乾燥ハーブを買ってきました。
ローズヒップ、カモミール、ローズレッド、ユーカリ、そしてラベンダーです。
それぞれ300円台〜600円台ぐらいでした。
▼そして100均で売っているティーバッグにそれぞれ少しずつ適量入れて煎じます。
いい味が楽しめます。
今日はこう思ったよ
かつての一大ハーブブームは去ったとはいえ、いまでもテレビで特集したり本もいろいろあったりで決してブームではなく生活に定着している感のあるハーブです。
しかしやり方を間違えるとせっかくいい商品を扱っていても必衰の憂目が思いのほか早く訪れるという事態を招きかねません。
これはブログの運営でも言えることで大いに考えさせられました。
商売もブログも皆同じなんですね。
いかにリピートしてもらうかというのが至上命題です。
お店やブログを気に入ってもらってまた来よう、また見に来ようと思ってもらえるような店やサイトが長く繁栄していくのだなあということです。目先の利益ばかり追求していてはダメなのですよ。
広告ベタベタはダメなんです。このブログも広告ベタベタじゃないかな?気をつけましょう。
ちなみに政治家にとっても一番大事なことはリピート(次の選挙でも勝つこと)ですね。これ常識だけどこれは国民がいかに覆せるかで国の質が問われますね。(辛口)