早速行ってきました。スウィーツビザ2014年8月熊谷近郊版の地図も作ったことだし、お店まわり一軒目です。
なんとも珈琲好きの親父が経営しているなかなか味わい深いお店でした。
予算500円の税込みで紹介しましょう。
べあばれい外観
▼吉見百穴までサイクリングしようと思って出かけたもののあまりの暑さに身の危険を感じて途中で引き返しがてら、通り道をちょっと外れたらここが近そうだったので行ってみました。
まだ開店前(11時数分前)だったので店の前で待っていました。
最初、看板がわかり難かったので店の前でここかな?という感じで看板を凝視していたら、向かいの八百屋のおっちゃんが「コーヒー飲んで行きなよ。美味いよ」と店の中から声をかけてきのでした。
なんと八百屋の親父が向かいの喫茶店の呼び込みをするとは!!昔ながらの商店街というわけでもないのですが、なんとなく風情を感じるじゃありませんか。
そんわなわけで数分待ってお店にはいることにしました。
▼店の前にクルマ2台停められるスペースしかありませんが、ほかにも停められるところがあるそうです。
▼中央に見える煙突と窓の中にある装置はそうです。焙煎機です。焙煎機があるとは本格的なコーヒー屋さんなんですね。
いままでいろいろ喫茶店をまわりましたが、焙煎機が置いてあるお店は数軒でした。
実際には深谷とか東松山にはもっとあるらしいのですが、熊谷には少ないそうです。
やはり焙煎して時間が経つと風味が落ちるのでできるだけ煎れる直前に焙煎するのがベストなんですね。
そういえばだいぶ前に行った玉村町のむじかの親父もそんなことを言っていました。
店内
▼11時に開店してすぐだったのでお客さんはいません。
席の数は多くはなく、テーブルが2卓で4席、カウンターが7席かな。本には11席と書いてあります。
はっきりいって狭いですから広くて開放的なお店が好きな人は趣味に合わないかもしれません。
僕は広くて開放的な店も好きだし、こんな薄暗くて隠れ家みたいなカフェも大好きです。
▼カウンターは6席のような気がするなあ・・・
まあいいか。
まだ新しそうな作りです。
メニュー
コーヒーの種類はだいたい常時10種類ぐらいだそうです。
笑っちゃうのがお客さんで「ブレンド」を欲しいという人が結構な割合でいるとのことで、ブレンドはやっていないのだけど、いちいちそういうのが面倒になってきたからお客さんの好みそうな味を「適当に混ぜて」出しちゃうそうです。
本来ブレンドにすると値段を高くしたいのだけど、ブレンドが一番値段高いと驚かれるとのこと。
そりゃそうだ、それぞれおいしい豆を混ぜてそれで一番安くなる方が「おかしいでしょ」と言ってました。
うーん、ますます前に行った玉村町のむじかの親父と似ている・・・この二人引き合わせたら話がめちゃくちゃ合うかも(笑)
食べ物はやっていません。コーヒーだけで目一杯みたいです。
食べもの
▼ということで今回のスウィーツビザのスウィーツはこれです。
ちょっとした添え物のケーキですがほど良い甘みとこの乗ったクリームが結構美味かったです。
冒頭のコーヒーといい、このケーキといい今回はちょっといい写真が撮れたかなと思っております。
ほどよく後ろがボケております。店内薄暗かった割にはまあまあの写真でうれしいです。
おこがましくも総評
誰もお客さんがいないのにテーブル席に座るのもどうかと思い、カウンターに座りましたが親父さん喋る喋る。
まあ、カウンターに座ったということでマスターと話したくないというシグナルではなく、どちらかというと会話をしてもいいですよ的なシグナルとなったのでしょう。
僕も別に話したくないわけではなかったのでコーヒーにまつわる話や、この辺りの景色の移り変わりやSWEETS VISAやLUNCH PASSPORTの良い点悪い点などいろいろ聞けて良かったです。
ランチパスポートのお客さんがどっと押し寄せるお店はお客さんが来るのは良いのだが他の普通のお客さんが食べられなくなるとか弊害がでるという話。
ランチパスポート利用だからってお客さんを差別しないという契約なのに実際には何分以内で出てくださいとか、こちらの席じゃないとダメですとか差別的なことを実際にはしている店もあるとか。
実際に僕もランチパスポート利用といったらカウンターでお願いしますと案内されたお店がありました。どことは言いませんが、このブログ内を探せば見つかるでしょう。
最初お店を開いたときお客さんと何を話したらいいかわからなくてすごく緊張したとか、およそ喫茶店のマスターらしからぬナイーブなところをいきなり初対面で話してくれて面白かったです。
今ではすっかりお客さんと話すのが楽しい、というかいろいろな人がいるから接しているうちに慣れたというようなことを言っていました。
来る客は常連さんばっかりだけど、常連とばかり話をしていると一見客が居心地悪いと思って常連とはあまり話をしないように気をつけているとか。
また常連は常連でも知り合い同士なのに別々に来店して、お互いに存在に気づいているはずなのに帰りがけに「あ、いたんですか」みたいに白々しく声をかける風景も見るとか。
まあまあほかにもいろいろ話してくれて興味深かったです。
ただBGMのラジオがすぐ近くで鳴っていて半分くらいよく聞こえませんでした。
また行ったら聞かせてもらえるでしょう。
あまり話したくないなあとおもったらテーブル席に座ればイインデス。
食べ物ほとんど無しの喫茶店なので開店から2時ぐらいまでが狙い目ですよ。
チェックポイント
- 外観:ちょっと小綺麗な小屋風
- 店内:薄暗くて隠れ家風
- 雰囲気:モダンとクラシックの折衷
- BGM:たぶん東京FM
- 駐車場:数カ所4〜5台
- 駐輪場:店の前
- 漢一人:大丈夫
- コーヒーの味:
- トイレ:普通バリアフリー
- 分煙:灰皿は置いてなかった
- 特記事項:豆の量り売りあり
店舗情報
追伸
▼おしゃれなコーヒーカップとソーサーなども陳列してあり売られていました。
欲を言えばBGMがFM放送というのがちょっとアレでした。
ジャズ流してくれてればムード最高で満点でした。