自転車保険というのはずいぶん前から気になってはいました。
少し前に娘が車と接触しておりましたし、息子についていえば自転車は関係しませんでしたが、大怪我をして入院し危うく高校受験に差し障るところでした。
そこで息子だけでも入ることにしたのです。
Photo:Bicycle after collision, Scott and Haight By Salim Virji
きっかけ
近場だけチョコチョコと走っていてくれる分には保険に入ろうなどと考えなかったかもしれません。
しかし、GIANTのそこそこ走りやすいクロスバイクを与えてから自転車での走行が楽しくなったようで、本庄市の高校へ部活の遠征に行くのにナゼか一人の先輩と一緒に自転車で行くと言い出したのです。
どうやらその先輩も自転車野郎らしく、我が息子と自転車に関して意気投合して、他の生徒は電車で行くのに2人だけ自転車で行くことにしたとか。
ウチから本庄の高校まで約15kmの道程です。
まあ考えてみれば15kmぐらいどうってことないんですけど、その主な走行路である国道17号線といえば結構な交通量です。
てなわけで嫁が心配して慌てて当日、息子が家を出てから保険に加入しましたよ。
au自動車保険
契約したのはネットで良く見かけていたAU自転車保険です。
ネットサーフィンをしているとAU損保の自転車保険のバナーをよく見かけましたので、存在は知っておりました。
ものの数分で契約完了したそうです。
やはりこういうのは思い切りが大事ですね。
自分だけだとついつい後回しにして結局加入せずじまいということがあるでしょう。
しかし怪我をしやすい息子が自転車で遠くまででかけるというので、当日慌てて保険加入してしまいました。
重視したところ
ざっと特徴を書き連ねると、
- 一括年払いで4500円
- スタンダード本人のみ
- 相手への賠償1億円
- 入院日額(事故発生日から)6000円
重視したのは最後の2項目です。
本人のみ怪我も嫌ですが、誰か相手に怪我をさせてしまったとなったら大変なことです。
アルバイト先で冷蔵庫に入っても会社から閉店の損害賠償を求められてしまうご時世です。
ましてや怪我などさせてしまったら当然賠償責任が発生すると考えなくてはなりません。
ですから賠償1億円つけます。
さらに入院しすると何かと物入りです。
初日から6000円出れば、万一一般病棟でなく個室になっても差額ベッド代が多少なりとも賄えるでしょう。
差額ベッド代は困ります。
こちらの都合でなく病院の都合でも払わされるのって本音のところ納得いきません。
AU自転車保険のサイトを下記にリンクしておきました。
ご興味のある方はご覧になってみてください。
危ない時代です
ワシが高校生のころは熊谷市から群馬県の新町(今の高崎市)まで歯医者に自転車で何度か行ったものです。
走行距離は片道25kmぐらいでしょうか。
あのころも自動車はバンバン走っていたと思いますが、親は保険など考えもしなかったでしょうね。
そう考えると今は過保護になってしまったのかもしれません。
まあ、自分のときは怪我をしなかったから済んでしまいましたが、やはり子供のことになると心配です。
▼くしくもこんなニュースを見つけました。
【自転車事故での主な高額賠償判決】
◎6779万円(平成15年9月、東京地裁)
男性がペットボトルを片手に交差点に進入。横断歩道を横断中の女性(38)と衝突し、死亡させる
◎5438万円(19年4月、同)
男性が信号を無視して交差点に進入。横断歩道を横断中の女性(55)と衝突し、死亡させる
◎5000万円(17年11月、横浜地裁)
女子高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行。前方を歩行中の女性(57)と衝突、重い障害が残るけがを負わせる
◎4043万円(17年9月、東京地裁)
男子高校生が赤信号で横断歩道を走行。男性(62)のオートバイと衝突、男性は死亡
(日本損害保険協会調べ、金額は概算、年齢はいずれも当時)
引用元:7歳児だって加害者に…自転車事故 数千万円賠償リスク、各種保険で備えを+(4/4ページ) – MSN産経ニュース(リンク切れ)
今日の吉田哲也はこう思った
なぜか自転車保険というとAU損保が最初に頭に浮かぶくらい印象が強かったのですが、探せばほかにもいろいろあると思います。
まあ、転ばぬ先の杖ではありますが、予算とも相談して安心を手に入れたいものですね。