新築で家を建ててもう10年以上になるが、給湯器というものは便利なものである。
リモコンで手元操作でき、お湯の温度をコントロールできるのだ!
自分は風呂の掃除をする当番ではないが、たまたま息子が修学旅行に行っていて風呂掃除をし、給湯器で温度調節をした。
余談だが、温度をMAXにしてそこらにかけると垢が落としやすくなり、カビの予防にも多少はなるらしい。
しかし今回の話はそんな生易しい話ではない。
あのチャーリーパーカーと並んで(?)ジャズの神、というよりジャズの公爵と言われているデュークエリントンの作曲したジャズの超スタンダードであるCジャムブルースを我が屋の給湯器で演奏することができたのだ!
もう10年以上住んでいるのに今まで気がつかなかったなんて、なんて迂闊だったんだ!!
ではその生演奏をお聞きいただきたい。
あまりの名演奏ぶりに悶絶しないようご注意いただきたい。
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デュークエリントンのCジャムブルース
デュークエリントンはスウィングジャズの巨匠であるが、その彼の楽団が演奏するサウンドは素晴らしいというよりも、かなりジメっとしていて正直好きではない。
しかし楽団のリーダーであり作曲家でもあったエリントンの作曲した曲は名曲ばかりで今でもいろいろなところでBGMとして息づいている。
そんなエリントンの名曲のひとつというよりはっきりいって1番の代表曲といっても過言ではない「Cジャムブルース」をうちでも演奏できるのだ。
もしかしたらあなたの家にある給湯器でも同じことができるかもしれない!
ぜひ確認してみてほしい。
ちなみにメーカーはノーリツで型番はQJFK003だ。おそらく今ではモデルが変わって別のものとして売られているかもしれない。
では聞いてもらおう。
どうだろう?
ちなみにオリジナルのCジャムブルースはこちら。1942年の録音らしい。
でも僕の一番のお気に入りはRED GARLAND TRIOのGROOVYに収録されているC JAM BLUESだ。
Groovy (Rudy Van Gelder Remaster) – レッド・ガーランド・トリオ