安っぽくなったiPhone 5cを工業製品として見るに匠の技が機械に取って代わられたのだと思う

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iPhone 5cが発売されます。というかされましたか。

この記事の執筆時点では実際に触ってはいませんが、色鮮やかで手触りも滑らかそうです。

この製造工程の一部をプロモーションビデオで見たときにちょっとしたショックを受けました。

iPhoneに限らずApple製品の部品製造を請け負う下請けはAppleの購買担当者から徹底的に工程をブレイクダウンされ晒されるといいます。

ただ聞き取りされるのみならず、ビデオ撮影の映像まで提供させられるそうです。

つまり、iPodの仕事は手作業ではこなせないほど増えていたため、もっと安い人件費で、大量に磨けるところへ移転させようとの目論みだったということ。ビデオに録画された匠の技術は、どこかアジアの別の国に”移植”されたのです。
引用:アップルの「植民地支配」が日本にもたらしたもの : ライフハッカー[日本版]

普通の製造会社ではビデオ撮影どころか写真撮影さえ基本的に許さないと思いますが、Appleからの莫大な発注量の前には何でも受け入れざるを得ない状況があるんでしょうね。

新潟だかの研磨メーカーで一手に引き受けていたiPod touchの筐体研磨がなくなったのもそんな経緯があったわけです。

Appleはなんとか匠の技を安い労働力の国へ技術移転したかったんですね。

安い労働力で同等のものが作れて、販売価格を変えなければそれだけ利幅が増えますから。

そしてこのプロモーションビデオです。

iPhone5c 大阪弁バージョン

関西弁のジョナサン・アイブの説明もすばらしいですが、2分ちょうどあたりでバフ研磨を機械で行っているところが出てきます。

おそらくこれのもっと高度なことを日本の地場産業でやっていたのでしょうけれど、金属でなくポリカーボネイトを研磨するということで研磨の難易度を下げて商品化してしまったAppleです。

安っぽくなりはしたものの光沢のあるキズ一つないボディでおそらく手に取る人はしばし見とれるでしょう。

しかしその裏に隠された技術の移転とAppleの原価低減を考えるとなんか寂しい気持ちにもなります。

そして安っぽさを助長しているのか補っているのかよくわからないカラーバリエーションとさらにそれにつける純正カバーです。

いかにもiPhoneに感心がなかった女性層に「売らんかな」が見えます。

カバーの色の種類の豊富さがAppleの自信のなさの現れかと訝っている記事もありました。

 

遂に新しいiPhoneが発表されましたね。大方の予定通り、廉価版の「iPhone5c」と性能アップの「iPhone5s」がラインナップとして並びました。
引用:iPhone5C・5Sの純正ケースに違和感。最終プロダクトへの自信はどこに行ったのか | あなたのスイッチを押すブログ

Appleの製品は徐々に世間に浸透して行き魅力が周りに伝播していくものだと思います。

誰でも手に入れられるほどの安いものでもないのにあまり安物っぽいつくりにしないで欲しいと思いました。

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