中国へ行ってホテルから出たあたりに日本で見慣れたものがありました。
なんとレンタサイクルのポートなのです。
中国人らしきオヤジが借りようとしていたのか、返そうとしていたのか、それとも何かそれ以外のことをしようとしていたのかわかりませんが見つけました。
これがたまたま自転車が1台もないとか1台しかない状態だったらレンタルだと気づかなかったでしょう。
しかし偶然にも2台、しかも同じ模様の自転車が2台あったのでレンタルかと気づいたのでした。
実はマイナーなサービス
事前登録の特別なカードが必要で、そのカードがどこで入手できるか、誰に聞けばよいのかも明記されておらず、観光客に便利とも言えない。ある北京在住中国人は「そういうシステムを導入したところで、いつ使うのか?北京は車社会で、自転車は危なくて、タクシーや地下鉄に乗って行けるところにわざわざ自転車で行かない」と冷ややか。
引用:「誰も使わない」北京の公共レンタル自転車:|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース(リンク切れ)
どうも調べてみると待機自転車がずいぶんあるようで・・・
あまり利用されていないんでしょうか。さもありなんです。
あの自動車の様子を見たら自転車で走るなどもはや貧乏の象徴であると思ってしまうかもしれません。しかも自動車優先なので命の危険があります。
自転車はイケてないしそもそも危険な乗り物
かつて子供の頃ニュース映像で中国の様子がこんなふうに報道されていたのを思い出します。
すでに過去の話です。
今となってはこのような光景は中国でどこを探しても見られないのでしょうか。
あの「ニーハオトイレ」のように文明の進化とともに消滅してしまったのかもしれないかと思うと少々悲しい気分になります。
photo credit: Nick Kenrick. via photopin cc
しかし、まだ捨てたものではないと思います。
やがて中国も発展がピークを越えると自動車はイケテないという考えになるかもしれません。
ヨーロッパがすでにそうなっているし、我々の日本でも自転車での通勤が大いに流行っていると聞きます。
ちなみに僕は目下自動車通勤です。
他にも中国出張中のエピソードが盛りだくさんあります。