料理は嫌いではありません。
そんなに好きではないけど面白さはあると思います。
なぜ面白いのか
ストーブ(コンロ)や電気釜やトースターを駆使していろいろな機器を動かす面白さかなと思います。
ストーブや電気釜やトースターといった道具を駆使して料理を完成させていくのは飛行場で働く管制官のようではないでしょうか。ちょっと違うか。
時間がかかる煮物を先に火にかけ(煮物なんて作らないけど)、味噌汁用にも鍋に水をはって火にかけ、ストーブが空いていたらご飯も炊き、空いていなかったら電気釜でご飯を炊く。
それはマルチでタスクをこなしてくれるコンピュータの中にいて指示を出しているオペレーティングシステムに自分がなったように錯覚しますwww
ひと通り火にかけたら今度は自分が動く番です。
料理をすると萌えませんか?特に男性
火が水を温めている間に自分はまな板で野菜を切ったり、肉を切ったり、あるいはボールで何かコネたりという作業をします。
自分が作業している間にも予めスタートしておいたタスクがリアルに進行中である様子を間近に見ると萌えるのです。
パソコンやスマホでたくさんのタスクを同時に動かしたくなるのと同じ喜びではないでしょうか。
そして同時にたくさんのタスクをこなせるパソコンやスマホを優秀と見なすのと同様にストーブやオカマやその他機器を遊ばせることなく動かせるオレって優秀?みたいな自己陶酔に浸り萌えるのです。
ただしそのとき作る料理は丸美屋のマーボー豆腐ではちょっとおもしろみがありません。
それは味付けがすでに完成されていてまるでプラモデルを説明書にしたがって作るだけのようなものだからです。
設計図は自分で作るか、あるいはもっといえば設計図無しでインスピレーションのみで作るのが理想です。
ですから肉と野菜を適当に炒めて酒、みりん、しょうゆなどを適当にぶち込んで行き当たりばったりで作ります。
そして皿に盛ってから味をみて「美味い」っと唸って自画自賛したいのです。
そんな男の料理を理解してくれる嫁さんならいいですね。
やはりプラモデルのような料理を作って褒められるより、自分のインスピレーションいやもっといえばインプロビゼーションにしたがって作った料理を「美味しい」と褒められれば天にも昇るほどうれしいはずです。
「無言で」食っていてはいけません。
男も同じです。嫁さんが作ってくれた料理を無言で食べていては嫁さんも面白くないはずです。余談ですが「はひふへほ」を励行してください。
「は〜」と感動し
「ひ〜」と驚き
「ふ〜」と同調し
「へ〜」と感心し
「ほ〜」と絶賛する
親から教わった夫婦円満の秘訣「はひふへほ」です。適当な記憶で書きましたが概ねあっているのでないでしょうか。
ちなみに合コン成功の秘訣は「さしすせそ」です。本件とは無関係につき興味のある方はググってください。
今日の吉田哲也はこう思ったよ
オチのないまま最終章まできてしまいましたが、要するにマルチで機器を操って作品を作り上げるという意味で料理も面白いものだなあと感じる今日このごろです。
一流の料理人に男が多いのもあれは面白いから職業として極めているうちに一流になったのだと思います。
男の世界として女性を閉めだしているという理由もなくはないでしょうけどそれがすべてではないと思います。
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