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サイクルモード止めようどころか生きているの止めようかって思うくらい

この記事は 約6 分で読めます。

もみじ谷    Momiji valley
もみじ谷    Momiji valley Photo by Shigelli

今日はかなりテンションが下がっていて今年最低の気分です。
明日からサイクルモードがあるというのに行くの止めようとさっきまで本気で思っていました。

でも気分を変えるためにも行くことにしようと思います。
さて今日一日あった最悪の出来事を書きます。
個人のブログなのでたまにはこういうことを吐き出すのも許してください具体的には書けませんので結構抽象的な内容になります。

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月例の朝礼にてスピーチする

何日か前に市場クレームという通知をお客様から受けました。
ワシが働いている会社の商品は何社か経由していろいろな建物の設備のひとつになりますので扱う会社も結構大手です。

その中で使われている部品がお客様のところで不具合がでたというのです。

毎月朝礼で前月のお客様クレームを発表する立場にいるワシは内容を発表するとともに、うちの会社はどういう会社なのかと皆に問いました。

憎まれ役なんて誰だってやりたくないでしょうけど、たまには言いたいことも言わないとストレスが溜まるだけだと思って、意を決して言いたいことを言いました。

「お客様に『うちはどんなに不良を流出させてもペナルティがないから減らせません』と言いました。お客様は『それでは中国の会社(一般的な大部分のという意味です)と同じじゃないか。ペナルティなんかなくても品質を上げていこうという意識があるのが日本のメーカーじゃないのか』と言われました。皆さんはどうですか」
「不良を流出させてもロクに記録がないからいつも被害範囲の限定ができません。記録をするのは面倒でしょうけれど工程内での記録をしてください」
などと言いました。

本当はもっといろいろ言いましたが、アガッていたのでよく覚えていません。

まあ結構キツいことをみんなの前で言ったので何人かはかなり反感を抱いたと思います。
そうでなくても結構社内では数人から既に嫌われている人間ですからさらにそれを助長するだけだったかもしれません。

そんなわけで朝礼でみんなに言いたいことを言っただけであまり求める成果を得られそうも無く、ただ反感を買ってさらに仕事をしにくくなっただけという結果かもしれません。

朝礼後に社長から訳のわからない指示を受ける

朝礼が終わった後、社長がワシのところに来て言いました。

朝礼には社長も出ていた、というかワシのスピーチするときずっと隣で聞いていたので自分も非難を受けていると思ったか?

確かに諸悪の根源はトップの姿勢なんです。

それを正面から主張すると会社にいられなくなるからしませんが、社長が諸悪の根源だというのは社内の満場一致の見解ですし、うちをよく知っている取引先もそれはわかっています。

その社長が下した指示です。

「記録を残していないっていうのはよくないから今度から全員に日報を書かせるようにすすから。フォーマットを作ってくれ」

はい、社員全員に毎日どんな作業をしたか書かせるのだそうです。

ちょっとワシの言いたかった主旨とはかけ離れているような気がしたんですが、ワシが朝礼でしゃべったこととは関係なく指示をしたいのかもしれないのでとりあえず受け入れることにします。

それにしても過去にいろいろなタイトル保持者が作業者全員に日報を書かせようとして何度も挫折してきました。

確かに日報なんて毎日書くのは面倒ですし、書かない人に書かせるのも面倒です。

しかもその日報を書かせても活用しなければ無意味です。

その流れが確率できない、書くのを止めても誰も咎めないという組織ですので残念ながらすべて挫折してきました。

しかももし、社長さんがワシが今朝話したことに関連して日報を書かせようと考えたのならなおさら締まりのない話です。

日報を書いてほしくて記録を付けてほしいと言った訳ではありません。

作るモノごとの記録とそれぞれの工程単位での流したモノの記録、そしてその記録の中に変化や異変がありその対処でなにをしたか書いてくれるだけでいいのです。

それすら簡単なことではなく面倒だと思うのに、その上全員に日報を書かせようなんて。
テンション下がってしまいました。

お客様から連休明けに来るよう呼び出しを受ける

市場クレームの対応で一日中対策を考えたり現場の人と進め方について話し合っているところにお客様から電話がありました。

そのお客様が言うには、その先の大手の親会社が説明に来いと言っているから週明けの火曜日に説明に「来てくれるかなあ?」
というものです。

そりゃ否とは言えません。

会ったことも無い人に不具合の説明をしに行かなければならず、胃がきゅーっと縮むのがわかりました。

かわいそうなボクの胃。穴が開かなければいいのですが・・・

お客様から月曜日の祝日に来るよう呼び出しを受ける

さらに数十分後、再びお客様から電話がありました。

いきなりお客さんのところへ説明に行く前に前打ち合わせをしたいんだけど「月曜日来られる?」

と言われたら「行きます」としか答えようがありません。

月曜日、火曜日の両方とも社長に同行してもらいます。

さすがに超重大市場クレーム(ニュースにはなっていません)なので社長も一緒に来た方が良いという話です。

憂鬱になってきました。

社内の作業者から反発を受ける

お客様クレームの対策も含めて作業者の方々にいろいろと作業の進め方でお願いをしなければなりません。

ワシは間接従業員ですからモノをつくりません。

自分ではモノを作らないくせに作業者の方にはいろいろウゼーことを言わなければならず、これまた大変な物です。

現場で成果物を見てこれは外観上マズイと思ったものを作業者に修正してくれるよう話に行きました。

すると「忙しくてそんなものやってられないよ、こっちのだって急がれているんだから」と断られてしまいました。

そうは言ってもこのまま出荷を認める訳にはいきません。

押し問答の末ようやくやっとくから置いておけと言われてなんとか収まりましたが、困りました。

社長の指示とワシの指示が食い違っているのです。

ワシはお客様がダメだと言うことを現場の作業者の人に伝えるのに社長は「そんなの大丈夫だ」という見解なのです。

そういうことが多々あり、結局従業員が社長を見限り、全体としてのモティベーションが下がっているという構造が出来上がってしまっています。

正しいことをしようとすると孤独になるのか

自分一人で事業を行っていればすべて自分の責任ですから誰にも当たったりせず、誰のせいにすることもなく自分で解決するようになるでしょう。

しかし会社で働いていると常に誰かとの関連で仕事を行わなければならず、いくら自分一人ががんばっても思うような成果につながらないということがいえると思います。

こんな愚痴ばかり書いているようですが、成果が上がっていることもあります。

3年前に別のお客様ですが同じように市場クレームが発生したときにやはり徹底的に叩かれて、徹底的に記録するということを行うようになって以来、その製品では不良はまったく発生しなくなりました。

そのときはたまたまその部署に反発する人がいなかったのと、社長があまり多く口を出してこなかったから巧く流れを作ることができましたが、今回も巧くいかせることができるでしょうか。

数年後にあんなクレームがあって大変だったけどすっかり品質が安定するようになったねって笑える日が来るでしょうか。

というわけでサイクルモードは

くよくよ考えても命までは取られまいって思いたいのですが、取引先で命を取られてしまった人がいるので油断はできないのです。

ですが、少しでもストレスを発散して楽しい時間が過ごせるように明日サイクルモードに行こうと思います。

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