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【中国旅行記】連日の飲み会でベロベロになるも中国の良さについて考察してみる

この記事は 約5 分で読めます。

青島夜景
中国はチンタオから生中継しております。
仕事で来ましたので昼間は仕事をしていてブログの記事を書くヒマはまったくありません。
かといって仕事が終わればブログを書く時間ができるかというと仕事が終わったあとは幹部連中で毎夜飲み会に繰り出しますのでブログを書くのはその後です。

飲み会が終わったらプライベートな時間ができて書けるかというと先に洗濯を済ませなければならないのでまだ書けず、一通り一日着た服を洗って干してお風呂、といってもシャワーしかありませんが、それを済ませてようやくブログタイムです。

ということで今日のネタは飲み会の話です。

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毎晩飲み会が当たり前

僕のようにお酒を飲めない人間にとっては飲み会は100%苦痛とまではいいませんが、心地よい環境ではありません。

お酒が飲めれば楽しいだろうなあとも思いますが、飲めないものは仕方ありません。
一方、我が社の人間は皆全員といってもよいほどお酒に強く、かつ大好きです。

ですから日本から出張に誰か来ると毎夜夜の街に繰り出して飲み会です。
夜の街といってもいかがわしいところにはいきません。

普通の料理屋へ行き普通に料理を頼み、食べながらお酒を飲みまくります。

誰かが出張に来ている間だけのようですが、それにしても飲めないこちらとしては接待されている気分にはなりません。

お酒が飲めなければダメだという風潮は世界共通の認識なのでしょうか?

日本ではようやく一気飲みが危険であるという共通認識が浸透しつつありますが、中国では普通に一気飲みに近いことをやります。もっとも大ジョッキで一気飲みなどバカなことはしません。

普通のグラスに注がれているビールや紹興酒みたいなお酒をクイっと軽く一気飲みしてみせます。

飲み会さえなければ結構居心地は悪くないかも

毎夜の飲み会があまり気乗りしませんが、それさえなければなかなか良い環境であると思います。
良い環境というのは別に空気が良いという意味ではなく、出張先の支社がまあまあ居心地が悪くないということです。

日本の工場と比べてしまっては日本の社員の人たちに悪いですが、中国の作業者の人々のほうが真面目に働いているように見えます。

日本の作業者の人は不真面目とはいいませんが、ただ何となく一日身体を動かしているだけのようにも感じられます。

その違いはなにか?
中国の支社では現地の総経理という日本で言えば社長がいて若いのにしっかりしています。
支社をまるごと任されていて人事から何からすべて彼の責任で遂行しています。

ですから毎日の生産のノルマなど設定して守らせるよう目を光らせています。

一方日本の工場ではノルマなど設定せず時間一杯までできただけでおしまいといった感じです。
それは日本の工場ではトップが工場の現場責任者にそういうことを強く要求しないからです。

あまりいうとトップの悪口になってしまうので控えますが、トップがしっかり下の人間たちに指導して、期待して見張っていればたとえ中国人だろうとちゃんと働く勤勉さを備えているということが今回の出張でよくわかりました。

そういう目標管理がしっかりしているという意味で中国の支社のほうが仕事をしやすいような気がしました。

いくら日本の工場でも目標を掲げてしっかり監視をしないと怠けられるだけ怠けてしまうのだなあということです。

今日がこちらチンタオの支社での最後の予定です。明日からもっと南に下って何社か協力工場をまわります。
したがって中国の支社の人とも一緒にいるのは今日まででした。
日本語が話せて言葉が通じるのは2人〜3人しかいませんが、他の何人かとも昼間のコミュニケーションや飲み会でのコミュニケーションを通じて親交を深められました。

最初は中国なんて行くの嫌だなあと思っていましたが、彼らともこれでお別れかと思うと寂しくもあり、また来てもいいかなと思います。

今日はこう思ったよ

街へ出るとクルマが逆走したりして無法地帯の様相もありますが企業によってはちゃんと真面目に良い物をお客さまへ届けようと一所懸命毎日働いている人たちがいるんだなあと感じました。
彼らの真面目さは感動的ですらあります。

我々日本人が高度成長期に置いてきてしまった熱心さを彼らはまだ持っています。
そのうち日本では仕事がなくなり中国へ出稼ぎに行かなければならない時代が来てしまうかもしれません。

ただ今は日本はすごく豊かです。
こちら中国は町中が混沌としていて人々もおそらく毎日の生活に追われていて無料で笑顔を売るという発想がないでしょう。
一所懸命働いている人々とその街の汚さや人々の無愛想さを見て日本はなんて良い国なんだろうという認識も新たにしました。

日本ではどこへ行ってもトイレはそこそこきれいだし、トイレットペーパーはちゃんと引き出しやすいように専用のラックにかかっています。そんな当たり前のような光景が中国ではないのです。

中国へ旅行した人が日本を好きになるという理由がわかる気がします。
本当に日本は良いところです。でも危機に向かっていると思います。
立て直さないと取り返しがつかなくなる予感がします。

他にも中国出張中のエピソードが盛りだくさんあります。

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