毎日まいにちお客様への不良対策書で日本語を書き続けている吉田哲也です。
お客様への対策書(=始末書)はパソコンでのワープロ打ちのものもあれば手書きで書いてスキャンして送るものもあります。
そんなある日、書いていた作文の文脈で、ある漢字を書こうとしてちょっと不安に思ってパソコンで拡大して見てみたら予想していなかった文字に出会ったので紹介します。
間違って覚えていた漢字
それは「かんぺき」という字の漢字です。
かんぺきといえば完全の完と壁画の壁って字だろって今までの40数年間覚えていましたし、数回公文書で使ったこともあるかもしれません。
でも普通のフォントで入力してみたらなんか変な「、」がついているんですよねえ。
わかりますか?
よく見えなかったので、Microsoft Wordを起動してからもう一度入力してフォントを目いっぱい大きくしてみました。
すると
完璧
ってなにこれ?
今更ながら初めて知りました。
下につくのは玉で部首が「たまへん」または「おうへん」だそうです。
しかも訓読みでは「たま」と読むのだそうな。
恥ずかしい・・・知らなかった。
ぜったい壁(かべ)だと思ってた。
たぶん世の中には完璧のぺきは「壁」っていう字だと思っている人が25%ぐらいいるんじゃないかな。
パソコンとかスマホだと「かんぺき」って入力しちゃえばすぐ一発で変換されるから気にしないけど、手書きで書こうとしたら25%ぐらいの人は「かべ」っていう字を書くと思う。
うん、まちがいないだろう。
恥さらしだとわかっていますが、世間の25%の人の役に立つと思えば恥の晒し甲斐があるってもんです。
ちなみにうちの家族3人に聞いたら1人は僕と同じ土だと思っていて、一人はそれ以前に書けなくて、一人はちゃんと玉まで書けました。
やっぱり25%は当たらずとも遠からずだと思う。
【関連】常識とはちょっとちがうかもしれないけど、言い方でこういうのちょっとダメって話。