たくさんいる女友達のうちの宮崎県に住んでいる人から贈り物が届いた。
名物の「なんじゃこら大福」だ。
前にも送ってもらった事があるが、たまに食べるとやっぱりいいものだ。
ご存じない方のためにも是非紹介しておきたい。
これは一生に一度は食べておいた方が冥土の土産に良いと思う。
以下本文はネタバレなので注意して欲しい。知らないでいきなり食べるのがいちばん幸せなのだ。
事実、僕は最初に贈られてきたとき、どんなものかまったく意識せず食べて本当に「なんじゃこら」と口走って幸せの絶頂感も味わった。
であるから、今まで知らなかった人でこの記事を読んでしまった人は自分で「なんじゃこら」の体験はできないが、まだ誰か知らない人に贈り物をしてなんじゃこらの体験をして絶頂を味わってもらって欲しい。
宮崎県は優しい土地
なんじゃこら大福
▼まずそもそも九州はいいところだ。2012年に旅行に1度行った事があるが何しろ優しい。
回送バスの標示がこんなふうに謙虚になっていたりする。この時点でもう「なんじゃこら」である。
▼あるいは道路の標示はこんなふうにはやい車、おそい車というふうに指示が明確でわかりやすい。
自分の性質に合わせて車線を選べばスムーズに走れるようになっている。
関東の人間にとってはまったく見かけない親切な標示でこれまた「なんじゃこら」な印象だ。
宮崎県お菓子の日高による「なんじゃこら大福」
▼ということでその大好きな九州の友達からの贈り物は名物「なんじゃこら大福」なのだ。
冒頭の写真でわかるように一見ちょっと大きめの普通の大福なのだが、びっくりする大福だ。
▼この真っ白い肌にすぐにでもかぶりつきたい。
以下ネタバレです。知らなかった人は心して読んで欲しい。
▼ということでかぶりついてみるとイチゴが見えたぞ。ということは「なんだイチゴ大福なんて別に珍しくもないじゃん」て思うなかれ。
かじったところをお見せしてすみません。
▼もう一口かじってみると今度はイチゴの隣に栗が現れたぞ!
え、イチゴだけじゃないんだ?ふーん。餡子のほかに2種類の具が入っているのね?って思われた方。それだけじゃないぞ。
▼って思ったら、しまった。一口で口の中に入れちゃった。
これじゃ何が入ってたのか読者の方に見せられないじゃない。
▼すみません。
ということであと1種類入っている具材はクリームチーズなのだ。
つぶあんのなかに栗、苺、クリームチーズと入っている。
こりゃなんじゃ、なんじゃこら!とびっくりしながら食べて欲しいという店主のメッセージも入っている。なんとも遊び心満載の大福じゃないか。
ちなみにといいつつ全く関係ないかもしれないが、我が熊谷市のすぐ傍にある行田にも見た目は似たような饅頭があり、キャッチコピーは「うまい、うますぎる」である。
蛇足だが昨今いろいろなブログやニュースで「便利すぎるアプリ」とか「美しすぎる都議」とか「すぎる」という言葉を多用する傾向にあるが、もともとは行田の「うますぎる」が専売特許である。覚えておいてほしい。
お詫び
記事の一部で本来お見せすべきところを見せられない部分があったことをお詫びいたします。