親父が娘に誰の金で洗濯機買ったと思ってるんだ、一緒に洗うのが嫌なら使うなということを言ったというような記事が流れてきました。
ぼくも子供の頃は父親からはまったく言われたことはありませんが、母親からさんざん言われて育ちました。実に賢い母だったと思います。お陰で父は黙っていても家の中で権威バリバリ。実際にはすごく温厚な人なのに超怖い親父に見えてました。
母親が父親を権威づけてくれていたので家の中は父親中心になっており、誰も非行に走ること無く、もっとも非行に走るには金が要りますが、それが無かったせいもありますね。とにかく金がないなりに穏やかで幸せなこども時代だったように記憶しています。
そして年月が経ち自分が所帯を持ってのお話。
結婚する相手が相手だとこうも理想とはかけ離れたものになるという話でもあったりなかったり・・・
結婚25周年にして家長とはと考える
家庭内の和はお母さん次第だと痛感
あまりごちゃごちゃと書くこともはばかられる内容なのであっさりめに書きます。
家庭内の和はお母さん次第と思います。お母さんがせめて子どもたちの前ではお父さんを立てていればお父さんの威厳が保たれて子どもたちはお父さんを尊敬して楯突いたりほとんどしないのではないかと経験上思います。別にいいんです。二人だけのときは多少罵(ののし)ることはあっても。耐えられる気はします。だって家族みんなでいるときはお父さんが一番えらい(えらいっていう表現も中2っぽくて嫌ですけど)、まあ君臨とでもいいますか。君臨というのもなんか違う。まあ持ち上げてもらえれば木に登れるってことです。
しかし子供の前でも罵られ、2人だけでいるときには何かといえばさらに吐き捨てるように罵られると、「嗚呼、この結婚は正しかったのだろうか? 已んぬる哉」なんて考えてしまいます。
つまりお母さんが子どもたちの前だけでもお父さんを奉ってくれているとお父さんの家庭内ストレスは中和され、子どもたちとの関係も友達のようではなく親子として(今どきは友達みたいな関係の親子がいいっていう風潮もあるのでしょうか)、接することができると思います。
やっぱりお母さん次第です。お母さんがうまく家の中で調整してくれると家族は和が保たれる気がします。
別にぼくのウチが和がないというわけではありません。ぼくが耐えてますからww
お父さんの稼ぎは大事
お母さんがお父さんを立てる根拠は当然ながら稼ぎです。それは認めざるを得ません。やはり稼ぎが少ないとお母さんはお父さんを罵りたくなるのでしょう。
世の中の罵られているお父さんは甲斐性がないからと思って当面辛抱してください。たくさん儲けて自分自身が自立できると判断すれば引導を渡してもいいのですから。それなりに選択肢も増えるのです。
お父さんが十分稼げないとお母さんは韓流スターのライブだとかジャニーズ系のライブだとか(人によって好みはさまざまとはいえ)にセレブな友達ほど頻繁に行けないとか思ってイライラして罵りたくなるのです。すべてはお父さんの稼ぎがお母さんのアイドルライブ代まで賄えないのが原因です。
もっともアイドルのライブ代を節約したからってクルマを買えるかというとそうでもなし、ガス湯沸かし器が15年超えたから買い換えるかといえばそんな金溜まってないし。
とにかくお父さんがいくら寝ずに働いてもあまり関係ないのかもしれません。よほど違法な稼ぎ方でもしないかぎりうちのお母さんは満足しなさそうに見えますw
持論:結婚て誰としても同じじゃね
こんな事書くと結婚していない人の夢を打ち砕くようで恐縮ですが、結婚なんて他人同士が一緒に住むわけで、それぞれの価値観がぶつかりあうのは必然です。
それによって多かれ少なかれストレスが発生します。そのストレスに耐えられない昨今の人たちが簡単に離婚するのかな。わかります。
確かに他人の価値観を受け入れるのは難しいのです。ちなみにぼくはほとんど奥さんになった人の価値観を受け入れました。逆に奥さんになった人はぼくの価値観をほどんど打ち砕きました。
でもいいんです。子どもたちにはぼくの価値観がかなり刷り込まれましたので奥さんは子どもたちによってぼくの価値観を浴びせられているのでしょうからwww
まるで江戸の敵を長崎で討つみたいなw
そうそう、つまりこれが30年前の11月に燃えるような大恋愛した彼女と仮にそのとき結婚しちゃったとしてもきっと数十年たつうちに後悔の気持ちが大きくなったりして。そう考えると耐えて耐えて耐えまくって生きるしか無いかなあ。
まとめ
結局お金がないと心に余裕が持てず人間関係とくに近しい人との人間関係ほどギクシャクしてくるものかなと感じます。
金持ちけんかせずとはよく言ったものです。