今回はWINDOWSパソコンでのハードディスク換装をした備忘録です。増設ではなく換装です。
嫁のパソコンのハードディスクドライブ(以下HDD)がもう数百メガバイトぐらいしか空き容量がなくて動きがギクシャクしてきた。
写真では2GB程度の空きがあるが、これはディスククリーンアップを実行してようやく多少の息継ぎができるようになった程度である。
そこでHDDを増設しなければならなくなって1月1日の午前中にAmazonに注文したら翌日には届いた。さすがAmazon元日でも平常どおりの早さ。
最近のパソコンのHDDはSATAというインターフェースでほぼUSBみたいにポン付けできるようなので軽く考えたいところであるが、嫁のパソコンはスリム型なのでちょっと面倒な予感がする。
【関連】

繋げ方
なぜならスリム型というのは増設を考慮して設計されておらず、したがってHDDを増設するには今ついているHDDを外さなければならない。
HDDのなかに基本ソフトであるWINDOUWSやらが入っているので単純に付け替えると動かなくなる。かといって増設することもままならない場合はどうしたらよいのか。
今回かなり衝動的に買ったHDDはこれ。
とりあえずDVDドライブを外してSATAケーブルを一本あけた状態にしてみる。そのSATAケーブルを新しいHDDに繋げてあたかも増設したかのようにするわけだ。そして起動してみたらちょっとまごついたもののすぐに新しいHDDを認識してくれてさきほどまでの不安は杞憂であることがわかった。
画面を見ながらの作業
あとはフリーソフトでHDDの引越しソフトを探して予めインストールしておき新HDDのフォーマットが終わったらコピーするのみ。
ただこのHDD換装作業で一番時間がかかるのがディスクのフォーマットである。今回Amazonで買ったHDDは2TBであったのでフォーマットにかなりの時間がかかった。
実際何時間かかったかわからない。なぜならあまりにも時間がかかりそうなので途中でディスプレイだけ電源を切って外出したりもしたからだ。年々HDDの容量が肥大化するにともなってフォーマット時間も長くなっているようだ。
追記:あとで考えると本当にフォーマットが必要なのか不明。コピーソフトなど使うとパーティションの分割だとかアクティベートやら実際のコピーやらで時間がかかり、その中でフォーマットもしているかもしれない。
なので
- こちらの参考にしたサイト「WINDOUWSの引越し」を一読し最初にパーティションのフォーマットを始めること
- フォーマットをしているあいだにhttp://www.partitionwizard.com/free-partition-manager.htmlをダウンロード&インストールする
という手順を踏むと良い。
2番のFree Partition Manager Softwareは作業が済んだらアンインストールしてしまっても問題ない。
・・・
何度か違うパターンで試すも新しいHDDだけで起動しようとするとmasterbootrecordがないという警告だけ出てパソコンが立ち上がらない。
違うパターンとはディスク内容をコピーするときにドライブの前後の狭い無駄な空き領域なども忠実に新HDDで再現したり、コピー先のドライブレターを割り当てたり割り当てなかったりとか、コピー先をPrimaryにしたりLogicalにしたり・・・
いろいろやってみましたが、なにをやっても新HDDで起動できるようにならない。
結局時間ばかり経ってまったく解決しないので「増設」という道を選択することにした。
つまりPCIスロットにSATAインターフェース付のボードをつけて、そこと新HDDを繋げ、電源は従来のSATA用電源から分岐する。
SATAインターフェース用ボードとSATA用分岐電源ケーブルはAmazonに注文した。
これだ!
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つなげたらまたポストしたいと思う。
骨折り損のくたびれもうけで誰の役にも立てないのが非常に残念。