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行田市音時計でライブ&ジャムセッション観賞

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音時計でジャムセッション
2014年6月のことですが、なかなか良いと以前ブログに書いた音時計という喫茶店でJAZZのライブがあるということで予約をして観に行ってきました。

こじんまりしてなかなか良い喫茶店なんですが、ライブをやるとなると結構手狭なのでは?と思っていましたが、なんとかなっちゃうもんです。

どんな様子だったか紹介します。

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ジャズの聴ける喫茶店「音時計」

家からあまり近くないので立ち寄りたいと思いつつ立ち寄ってはいなかったのですが、店内の雰囲気もお店の人もいい感じで気に入っているお店です。
関連記事:行田にある音時計というカフェは理想に近いのでときどきは通いたい

20140615 行田音時計ライブ

以前お店でコーヒーを飲んだときに「住所を教えていただければライブの案内など送ります」ということだったので住所を教えてあったのでした。
そして1度案内をいただきましたが、あいにく早いもの勝ちで出遅れて今度こそはと思っていたところで今回の参加です。

2ヶ月ぐらい前に案内が来たので即電話で予約をしました。

3時開場の4時開演ということでしたが、こういうのに慣れていない僕は3時丁度にお店に行きました。
カウンター席に案内され1杯のドリンクとつまみが用意されています。

普通ジャズのライブをお店で聴くとかいったらバーボンとか飲みたくなっちゃいますけど僕は飲めません。
しかも驚いたことに来る客来る客が皆ソフトドリンク、それもほとんどコーヒーを頼んでいました。
めちゃめちゃ健全なイベントですなあ。
20140615 行田音時計ライブ

プロのメンバー

リーダーは荘司正敏さんというプロのベーシストの方で、ニューヨークで録音なんかもする国際的に活躍しているジャズミュージシャンです。
ジャズベーシスト|荘司正敏 公式サイト

もう一人は中川浩二さんというテナーサックス奏者ですが、サイトはなさそうなのでプロなのかセミプロなのか不明ですが、ほど良い音色とソツのないアドリブで結構良かったです。

1時間みっちり2人のデュオで演奏を聴かせてくれました。
ベースの荘司さんは、ベースの腕もさることながら曲の合間のトークが面白くて店内がそのたびに爆笑してしまいました。
どうせなら演奏するよりずっと面白い漫談を聞いていてもいいのではないかと思ったくらいです。

例えば、セロニアスモンクというミュージシャンが作曲したちょっと難しめの曲を演奏したあと、
「根つめたような演奏をしてしまいました。還暦すぎると心臓に来るから気をつけないと」
などと自虐的なことを言って笑わせたり、持ち時間の1時間を終わった後で
「あっという間の1時間でした。我々はあっという間だったですけど、皆さんは退屈されてたかもしれませんね」などと言ったり。

それとか、「クラシックのコンサートとかじゃないんで静かに聴く必要はぜんぜんありません。普通に歩いたり、携帯電話ジャンジャンならしていただいて結構です」

いったいどんな曲を演奏するのだろうかと思っていたら、全てスタンダードナンバーばかりで退屈しませんでした。
オリジナルの曲を演奏されちゃうと知らない曲だから親しめなくて楽しめないんですよ。
こういうときはスタンダードをガンガン演奏してくれると飽きずに楽しめます。

2時間目はジャムセッション

プロの1時間が終わった後、アマチュアの人たちが一緒にセッションに参加しました。
アマチュアの人たちが店主夫婦も含めて7人ぐらい参加していました。
さきほどの中川浩二さん含めて全部でテナーサックスが4人でした。
すると荘司さんが
「テナーが4人ですよ。質屋に持って行ったらすごいことになりますね」
などとジャズジョークを言います。
テナーに限らずサックスって高価なんです。普通1本25万から高いものになると青天井です。
まあ楽器なんてどれも青天井でしょうけどね。

店主夫婦のほかにも夫婦でジャズ演奏を趣味にしている方がジャムセッションに出ていました。
ここでまた荘司さんのジョークが、
「夫婦でやってると離婚の原因になるんです」店内笑い。
「でもそれはプロの場合ね。お互い会わないから」とフォロー。本当に面白いミュージシャンです。

ジャムセッションでも皆さんスタンダードを次々に演奏していました。
初心者っぽい人からセミプロレベルの人までけっこう幅広いメンバーで、これはこれで面白いものを見せてもらったなあという感じです。
20140615 行田音時計ライブ

今日はこう思ったよ

最初の1時間はプロの演奏を楽しめましたが、そこから後の数時間はみなさんアマチュアですから多少スイング感が物足りないと感じてしまうのは仕方ないです。
自分もサックス持ってるからわかるんです。
でも皆さんスコアをところどころ見ながらとはいえ、音外しせず素晴らしいと思いました。

アドリブをスイングしながら吹くのって「ほぼ」日本人には難しいことなのかなって思ってます。
日本人の取りやすいリズムって1212なんですが、ジャズのリズムの取り方って1212なんです。
その違いはDNAが違うので克服するのは非常に困難です。

この記事は一部 するぷろ for iOS(ブログエディタ) – Gachatechで編集しました。

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