楽天スーパーWiFiというものが目の前をちらついていたので調べてみました。
ソフトバンクのスマホを家族で3台あるいは4台ぐらい使っているとお得になるかもしれません。
割引等にについていくつか疑問点があったので直接ソフトバンクに電話して聞いてみました。
画像はすべて楽天スーパーWiFiサイトから。
主な見出し
- 最大5回線x毎月980円値引かれるのか?
- 学割利用していたときの割引はどうなる?学割が終わった後は?
- 割引申請はソフトバンクに直接出向く必要があるが代表者が行くのでよいか
- 1回線をパケットし放題フラット for 4G LTE解約するといくら変わるか
- ケーススタディ 夫婦と学生3人がiPhone 5以上
- おまけ ワンポイントアドバイス
1. 5回線までひと月あたり980円ずつ割引
5回線までひと月あたり980円ソフトバンクのiPhoneをはじめとしたスマホ代金から値引きしてくれるのは本当でした。
ただし住居が同じ親族等の条件があります。
楽天スーパーWiFiの価格が月々3880円ですから5回線で目一杯割り引いてもらえるとするなら980円x5=4900円となり支払額が逆転してしまうではないですか。
そんな話があるわけないと思って聞いたら間違いありませんでした。
条件
- 特定のスマホを利用している
- パケット定額フラットを利用している
- 当初2年は980円割引でそれ以降は780円割引
2. 学割利用していたときの割引はどうなるか
1回線あたり980円割り引かれるといっても学割を利用している回線は980円満額割引とはなりません。
学割利用の場合は1ヶ月あたり450円ぐらいの割引です。つまりおおよそ一般の半額です。
そして学割というのはいずれ終了します。
そのときどう切り替わるか?という疑問があります。
1つの回線で学割が終わったら自動的に料金が上がります。
それと連動して自動的に楽天スーパーWiFiによる割引も増額されるそうです。
ですから学生割引が終わったからといってソフトバンクに申請し直す必要はありません。
3. ソフトバンクに直接出向く必要があるが代表者が行くのでよいか
イー・モバイルまたはソフトバンクのスマホの割引をしてもらうのに取扱店の窓口に行く必要があります。
しかし割引してもらう回線の名義人が各々行かなければならないのかという疑問があります。
答えはノーでした。
代表者(楽天スーパーWiFiの申込した人が行くのが理想?)が持って行くもの。
- 各々の回線名義人の同意書
- 各々の委任状
- 各々の住所が同一だとわかる公的証拠(個別の保険証など)
委任状は事業者窓口へ行ってからそれぞれのメンバーに直接電話をかけて確認するのでもよいそうです。
でもいちいちそれぞれの家族に電話をかけるより委任状を用意してしまったほうが簡単ですね。
4. 1回線をパケットし放題フラット for 4G LTE解約するといくら変わるか
楽天スーパーWiFiを一人が外出時も利用するという使い方をするとiPhone 5sならパケットし放題フラット for 4G LTEである必要がなくなると考えられます。
そこで持ち歩く一人がそのサービスを解約した場合、パケットし放題 for 4G LTEに変わりますが、単純に5460円(税5%込み)から2100円(税5%込み)に変わるだけではありません。
24ヶ月間の月々割という割引額が変わってきます。
ということで整理すると下記のようになります。
5460円ー>2100円=3360円下がる
-2235円ー>-1805円=430円上がる
差し引き1月あたり2930円下がる。
ところで再びパケットし放題 for 4G LTEに戻したいときに、すんなり戻せるか確認しました。
戻すのはすんなり戻せますが、月々割の減額は戻らないとのことです。
変更は慎重に行いましょう。
5. ケーススタディ 夫婦と学生3人がiPhone 5以上
同居の家族5人が全員パケットし放題フラット for 4G LTEを利用しているという前提で考えます。
iPhoneの割引額
大人1人の毎月料金の割引額(当初2年)=980円x1=980円
学生3人の毎月料金の割引額(当初2年)=455円x3=1365円
合わせて2345円の割引となる。
大人2人のうち1人はパケットし放題フラット for 4G LTEをやめるので980円の割引は適用されない。
パケットし放題フラット for 4G LTEやめることによる減額
先ほどの計算により2930円減額される。
楽天スーパーWiFiの料金
端末がGL04Pを選択すると2年間は3880円が2880円になります。
毎月3880円かかり、初期費用が3150円かかる。
ちなみに3880円が2880円になると減額1000円で2年だと24000円ということを踏まえておく。
差し引き毎月の収支
3880円(楽天スーパーWiFi)ー2345円(iPhone割引)ー2930円(パケット定額やめた分)=-1395円
毎月1395円支払額が減る事になります。
ちなみに2年間だと33480円になります。家族で学割が終わるともう少し割引額としては増えます。もっとも学生じゃなくなると支払い総額は増えますが。
楽天スーパーWiFiを使いながら支払額が減るなんて信じられませんでしたが、いちいち疑問点をソフトバンクに聞いて明確にしたので間違いありません。
選択端末によってはさらに2年間毎月1000円割引
端末GL04Pを選択すれば3880円ではなく当初2年間は2880円で利用できます。
GL09PかGL10Pを選択するとこの1000円割引特典はありません。
この価格の違いはなにか?
電池の持ちが僅かに少ない点と回線スピードが75Mbpsか110Mbpsかという差が主な違いのようです。
さらにもうひとつありまして、1000円割引のあるGL04Pのほうが通信制限がなく、GL09PとGL10Pは7GBの制限が設けられています。
この1000円割引される端末で2年間使うとして、さらに大人もう一人のスマホ料金を980円割引してもらうと月々4325円の割引になります。
こういう使い方もありかもしれません。
さらに申込名義人が同IDで楽天市場にて買い物すると
毎月最大30000円までポイントが3倍つきます。
通常30000円買って300円分のポイントですから、さらに最大600円分のポイントが貰えます。
ただし楽天スーパーWiFiの支払いにはポイントが一切つかないそうです。
しかもよくポイント10倍とかダイヤモンド会員は特別にポイント○倍とかってキャンペーンをよくやりますが、そういうときの扱いはわかりません。
ソフトバンクにはいろいろ質問しましたが、楽天にはなにも聞いていませんので。
今日はこう思ったよ
ここまで調べきってしまうと使わない理由がないのではないかと考えてしまいます。
あとの懸念はちゃんと繋がるのかということだけになりました。
まあイー・モバイルとソフトバンクのLTE回線とダブルで回線を使うサービスのようですので繋がりには心配要らないのではないかと思ってます。
ということで近日中に申込をしようかなあと思って徹底的に調べてみましたのでどなたかご参考になれば幸いです。
ただし悪評も見かけました。
今より古い機種の話かもしれませんが、ひとつの情報としてリンクしておきます。
さてあなたならどう判断しますか。
おまけ ワンポイントアドバイス
オペレータとすぐ繋がるテク
ソフトバンクのカスタマーサポートへ電話して聞くときに待ち時間がずいぶんありますね。
このとき早く電話が繋がるテクニックがあります。
暗証番号の入力をするところで間違った暗証番号を入れるとなぜか速やかにオペレータに繋がりました。
契約内容の変更が目的ではなく、なにか問い合わせたいだけなら本人確認をしつこく迫られることもないでしょうから、このテクニックは使えると思いました。
テザリングオプションの解約は慎重に
iPhone 5からテザリングオプションが利用可能になり、当初2年間は無料で使えます。
楽天スーパーWiFiを利用することになり、iPhoneのテザリング機能を利用する必要がなくなってもすぐにオプションを解除するのはちょっと待った方がよいです。
一度解除すると2年経っていなくても次にテザリングオプションを利用するときはいきなり有料になるそうです。
僕も脱獄によりテザリングが自由にできますが、オプションをさっさと外してしまいちょっと勿体ないことをしたなあと後悔しています。
注意しましょう。