すき家というと店員不足で終夜営業を休止したとか、原材料費を吸収しきれず値上げに踏み切るだとかあまり良いニュースを聞かないが、それでもあの価格は庶民の味方でしょう。
時間がなくてお腹が空いていて濃い目のものを食べたいけどあまり予算をかけたくないというときはやはりすき家が筆頭に来てしまいます。
今日はまさにそんな条件が重なったときだったのですき家に寄ってみました。
いつもなら牛丼並盛りオンリーの自分ですがなんとなく豚肉が食べたい気分だったので炭火豚丼サラダ付きセットを頼んでみました。
やはりうまい。そして濃い。
人生も半ばを過ぎるとあまり味の濃いものを口に入れるべきではありません。そしてたまにその禁を犯して食うすき家の食べ物はなんと甘美な味なことか!
田舎のすき家なのでなのかわかりませんがサラダは結構シャキシャキっとしていました。
しかしサラダのコーンが最後まで器に残ってしまう時はどうしたらいいかと食べながら考えた末に、思い切って丼ものにかけてしまうのが手っ取り早い解決だと知りました。それには丼ものより先にサラダを片付ける必要がありますが、食べ方の順序としては定石ですね。
豚肉はやわらかくて濃い目の味が染みてて美味しいじゃないですか。炭火焼きというので心なしか燻製もののような風味も感じられます。
ただ肉が大きめでちょっと食べづらいかな。
半分過ぎまで生姜も七味もかけずに食べてしまいましたが果たしてこのまま続けるべきか悩みました。そうです。牛丼なら生姜と七味を山のようにかける僕が豚丼にはなにもかけずに食べるべきなのか。このままなにも載せずに食べて満足するか、それとももっと美味しくなるかどうかわからないけど生姜と七味をかけて食べるべきか。
しかしダメ元でかけてみたら超絶うまいじゃないですか。
並盛りにして後悔したくらいうまいです。
ところで七味がバカによく出たのは改善したのでしょうか。
以前はもっと出が悪かったと思いましたよ。吉野家は容器の穴が大きめに出来ていてケチケチしないでガンガン七味をかけられたのに松屋すき家はそうでもなかったと記憶しています。
七味をケチってみすみす客を逃すのは愚かなことだと悟ったのでしょう。結構結構。
▼炭火豚丼並サラダセット税抜き640円。
▼白髪ネギも標準装備だ。
▼ある程度の歳になると欲しいと欲しくないとに関わらず単品ではなくセットで頼まないと恥ずかしくなってくる。
▼山椒を振りかけるようになっている。
▼ツユたっぷりで濃い目だけど山椒の風味でやや中和されるか。
▼いつの間にやら七味の出が良くなっててトバーッとかけてしまった。
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