そろそろ冬タイヤから夏タイヤへ戻さなくてはいけませんね。
毎シーズン面倒なのですが自分でやっています。
トルクレンチも持っていないのに自分でやるなんて無謀です。
本来ならトルクレンチでナットの締め付けを管理しなければ危険です。
でも自分の体重を判っていればだいたい適当にできてしまうと思っているのでやっちゃってます。
EVERNOTEへの位置情報保存の方法ともども紹介します。
一般的な規定トルクを変換する
一般的に軽自動車のタイヤナット締め付け規定トルクは90N・m(ニュートンメートルと読む)で、普通車は105N・mです。
これを自分の腕力と体重スペックに置き換えます。
参考:小野測器トルクメータ FAQ – N・m ←→ kg・m の相互変換式
リンク切れにつき参考サイト変更
トルクの自動換算|総合工具メーカー、TONE株式会社
上記参考サイトによると普通車の場合10.7kgf・mです。
これは単純にいってしまうと半径1mのところで円周状に10.7kgの力をかけるということです。
では1mのところで10.7kgの力をかけるにはどうすればよいかというとそんな長い工具は滅多に売られていませんし、手元にある工具でなんとかしたいですね。
そこで単純変換して自分の腕の長さが半分つまり50cmと仮定すると、かける力は倍の21.4kgかけるということです。
大抵の人の腕は50cmぐらいですからそれくらいで済むのではないかと思います。
トルクをかける
あとは冒頭写真にチラッと写っているような十文字のレンチがあれば比較的かんたんです。
ナットにレンチをはめたら、両手で両側のレンチ先端を掴んで自分の身体をやや倒すように体重をかけてまわせば良いのです。
21.4kgの力がちゃんとかかっているかどうかは上手く練習して感覚を掴んでください。
タイヤの位置情報
さていい加減な講釈はさておき本題です。
位置情報というと大仰に聞こえますが、タイヤはときどき前後をいれかえてやらないと摩耗が偏ります。
前後ですよ。
裏返しじゃないですよ。
そこで毎回外したタイヤがどこの位置だったか迷って結局いいかげんに付けていたのをきちんと管理したいと思います。
その位置情報です。
タイヤにユニークな目印があればいいのですが、なかなかありません。
1本ずつシリアル番号でもついてればいいなあと思って見てみましたが、ありません。
幸い自分のタイヤにはバランスウェイトの鉛がそれぞれ付いていますが、4つとも表記が違っていました。
それをEVERNOTEに保存しておこうと思います。
EVERNOTEで撮影して保存
iPhoneなどのスマホでEVERNOTEを起動しカメラ撮影をします。Evernote
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料(記事公開時)
タイヤについている重心調整のための錘がユニークでした。
そこでここの部分を撮影してそれぞれの写真のタイトルに前後左右のいずれか4カ所の識別名をつけておきます。
例えば1個は「冬タイヤ前回左前」と名前をつけました。
これで次回からはEVERNOTEでタイヤと検索すれば写真とともに前回の位置が判りますので付けるときに考え込まずに済みます。
今日はこう思ったよ
たまたまウチのクルマのタイヤでは錘の重量表記がユニークでしたが、通常こうまでうまくいくとは限りません。
何もユニークな印がなかったら仕方ないのでサインペンでAとかBとか書いておくことをお勧めします。
いずれにしてもユニークな名前をタイヤにつけておく必要はあります。
EVERNOTEにはまだ適当に記録しているだけですが、こういう情報を入れておくのもよいでしょう。