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なぜブログを書いているのか

この記事は 約6 分で読めます。

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photo credit: Alba Soler Photography via photopin cc
だんだんブログに書くことがドロドロになっていくのを止められない吉田哲也です。

今日あることに気づいちゃいました。
っていうか、前から気づいていはいたんですけどやっぱりそうだなあって再認識したというか。

何かというと、僕は人と話すのが苦手だということです。
特にいわゆる「ちょっとした会話」が苦手だし、その場に適した「ライトな会話」が苦手です。

いったいいつからこうなったのか?
たぶん生まれつき、いやいや育つ過程でそんなふうになったんでしょうね。

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お客様を接待

仕事上のお客様が遠方から見えられました。
お客様と業者という立場上、あまりフランクすぎる態度は取りづらく、しかも商社経由のお客様であるから直接的には初めて対面するお客様でした。

駅近くのホテルへクルマで迎えに行き、そのまま打ち合わせの為に別の外注さんへお連れします。

その車内でまあ、感じた訳です。

本来なら遠方から来られたお客様なので退屈させないように適当な話題を振って会話を適当に継続させるのが大人のマナーじゃないですか。

でも自分は適当な会話ができませんです。
もっともこういう状況で流暢に世間話をできるのは、よほどの手練れた人だと思うんです。

何しろこの日にお客様が訪れたのは市場クレームの対策として来たのであり、あちらさんの気持ちはともかく裁かれるこちらはピリピリしていますわな。

しかしそうはいっても、遠方からせっかくお出でになったお客様に気分良くお仕事をしてもらうために熊谷は暑いでしょう?とか、あるいは今日は暑くなくてラッキーでしたね、ぐらいの話はしたほうがよいでしょう。

実際その程度の話はしたのですが、そのあとが続きませんです。

道々でこの辺りはどうたらこうたらとか、この辺の縁(ゆかり)の人は熊谷直実(くまがいなおざね)ですとか豊富な話題が言えればいいんですけど出ません。

関西から来る人に、熊谷直実(くまがいなおざね)なんて名前を持ち出しても多分知らないでしょうし興味もないでしょうしね。

ちなみに熊谷直実についての逸話にはこんなのがあります。

『平家物語』「敦盛最期」の章段における平敦盛との一騎打ちは、武家の性(さが)や世の無常観を表現する題材として後世武士の間で非常に好まれ、直実は敦盛とともにこの故事の主人公として、能の演目『敦盛』、幸若舞の演曲『敦盛』をはじめ様々な作品に取り上げられている。
引用:熊谷直実 – Wikipedia

微妙に話のネタにならない!
熊谷が好きな僕としては熊谷にせっかく遠方から来てくれた人に自慢するにも話題にするにもネタがないという悲しさもありました。

ということで、運転しながら無言の時間が過ぎるのをただ傍観しているだけでした・・・
Las funciones del sofá II
photo credit: Alba Soler Photography via photopin cc

学歴は関係ない?

僕はMARCH系の大学を出ています。
しかしバブル絶頂期に卒業を迎え、当時入ろうと思えばどこ(の営業職)でも雇ってもらえたであろうと思われましたが、当時夢中になっていたことでメシを食いたいと考え真面目に就職活動をしませんでした。

しばらくアルバイトをしながら生計を立てるもすぐに現実的ではないと悟り、当時知り合いだった人のつてである会社に入りました。
まだバブルの名残が十分ありましたし、その会社は社員に固定給を払わない会社だったので入るのは簡単でした。

つまりそこは営業職でしたが若かった自分は「巧くやれる」と根拠も無く自信がありました。

しかしわずか3ヶ月で自信は真逆の自信、つまり自己不信とでも申しましょうか。
変わりました。

そりゃそうです。
ちょっとした会話が出来ない人間で、ほかにもこれといった売り物を持っていない人間がそう簡単に営業という仕事で成功するはずはありません。

もしかしたら別のものを売る営業だったら違った結果になっていただろうかとも考えたことはありますが、きっと何を売っても結果はそんなに変わらないでしょう。

自己不信は極致に達し、今に至っています。

あれから20数年経った今でも営業をする自信はまったくありません。
Travels bring us reflexion on us
photo credit: Éole via photopin cc

ブログは基本的に一方的に伝えるメディア

相互にコミュニケーションできることはできますが、ネットに記事をアップしてそれを不特定多数の人が読むというスタイルなので基本的には一方的なメディアだと思っています。

文章に書くのは迷いながら、考えながら書けます。
間違ったと思ったら誰に憚ることなく書き直せます。

もっともJAZZ好きなのでアドリブ重視ということで、そんなにドラスティックに書き直すなどはしません。
アドリブ表現の緊張感同様に基本的には書きっぱなしです(笑)

ブログは気楽です。
自分の書きたいことを書きたいように書けますから。

読む人が不快に思うだろうかなど、少しだけ考えますが、ほとんど考えず気持ちをぶつけられます。

公序良俗に反することは幸いにも、ほとんど思いつかないのでブログに間違って書く心配もほとんど要りません。

であるからしてブログを書いているのはなぜかというとおしゃべりが苦手だけど自己表現したいという気持ちがあるからかなあと思います。

誰だって多かれ少なかれ自己表現てしたいじゃないですか。

先日こんなことがありました。
ある人にあることを相談しようとしたところ、ほとんど話を聞いてもらえず逆にほとんど話を聞かされるという事態がありました。

一般的によく言われていることは、相談に乗ってやるときはとにかく話を聞いてやることだ。
悩んでいる人の悩みを軽くするには話させればそれだけで悩みが軽くなるものだと。

もちろん僕が話そうとした人はその道のプロではありませんから、話を聞いてもらえなかったからといって責めるわけではありませんが、誰もみな自分の話を聞いてもらいたいんだなあってことです。

自分のことだけ話すのは楽しいし楽です。
一方、人の話を聞くのは結構エネルギーが必要だし、内容によっては苦痛ですらありますよね。

だから誰かに話すと「つまらん」と一蹴されるかもしれないような話でもブログに書いて発散するわけです。

つまらなければ読まなければよいだけだし、誰かにとってつまらない内容でも、もしかしたら別の人にとっては興味のある内容ということもあるわけですから。

思ったことを拘りなく書ける喜び

毎日つらいことがあっても今はこのブログがストレス解消の逃げ場になってます。
そんなの読みたい人はいないと思いますから、こんな記事ばかり書くということもないですけどストレスを吐き出せる場を持っているというのは救いがあります。

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主に愚痴
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