成人式見て大人というものを感じた話

成人式
成人式のシーズンです。
我が家にも成人になる人が1人いまして成人式なるものにまた参加してしまいました。
本人だけで行かせれば良さそうな話なのですが、前回の1人目の成人式で味をしめてしまい、面白いネタが転がっていないかと期待しての参加です。

もちろん自分の子供の成人祝いも見届けておきたいという大義名分もありますよ。

成人式で感じたあれこれ

女子は振り袖率99.9%

自分が成人式に出たときはそこまでいたかどうか記憶がないので比較できませんが、とにかく女子は振り袖姿です。

却って埋没してしまって目立たなくて面白くなかろうにとぼくなんか思ってしまうのですが、何しろ嫁が「自分が(父親だけしかいなくて振り袖なんて気にしてもらえず)着られなかったから我が子には着させたい」と熱望して我が子には振り袖です。

さらに首に巻くフワフワしたやつは安物ではなくフォックスファーだとドヤ顔してました。

まあそんなことはどうでもいいのですが、結婚したての頃は「子供には成人式で振り袖なんてその時しか使えないものじゃなくシャネルのスーツでも着させようね」などと言っていたのは遥か昔の神話として霞に消えています。

まあ自分のうちは安くどこかで入手した振り袖ですがどこのうちも振り袖で何十万円かあるいはもう1桁多く使っているかもしれません。

バブルの時代じゃあるまいしそんな金がみんなあるもんだなあと驚きです。

振り袖じゃない子がようやく1人か2人か見かけたぐらいで、ぼくはそちらのほうが「立派!」「凛々しい」とさえ思います。みんな振り袖っていかにも日本人の右へならえ精神の現れですね。

男の七五三率20%ぐらい

一方、男子はほとんどスーツで10〜20%ぐらい羽織袴姿でした。
でも面白いのは羽織袴の姿の新成人てほとんど例外なく中二っぽさが抜けていないことです。

羽織袴で凛とした姿の男子はぼくの見た限りでは1人もいませんでした。あくまで主観的な感想ですよ〜。

さらに羽織袴のお揃いグループがいたのはこれはこれでスゴイことだと思いました。
おそらくどこかの中学の同級生なのでしょう。お揃いで作って一緒に式典会場に現れました。約10人ぐらいです。

10人ぐらいで中学のころからの結束が20歳になっても保たれているってスゴイです。

良く言えばヤンキーの方がそういう繋がりを大切にすると見られ、悪く言えば1人じゃ何も・・・なんてことはないでしょう。成人なのですから。

女子はともかく男は仲間の中で一人羽織袴は浮く?

羽織袴の話のつづきですが、女子の振り袖姿は華やかですが、どうして男子の羽織袴姿は滑稽に見えるのでしょう。

本来羽織袴姿は日本の伝統的な服装なはずなんですよ。笑うべきものではないんです。
何を隠そうぼくだって結婚式のときは着ました。

でもヘラヘラはしなかったような。そうです。振り袖姿の女子は笑っていても絵になるけど、羽織袴姿の男子には笑顔が似合わないんです。

口を真一文字に結んでくわっと前を見据えている姿なら「おおっ」て威容を感じるかも知れません。

でもみんなヘラヘラしてるから滑稽に見えるんです。
したがって浮いているようにも見えます。

誰も聞いてないのに淡々と祝辞を読む大人たちに感動

前回参加した1人目の子供の時にも感じたかもしれませんが、今回はさらに強く感じました。
大人の世界を垣間見せてもらいました。ぼく自身大人になりきれてませんでした。

参加している市議の方々、市長さん、進行する新成人(おそらく市内の中学在学時に好成績だった人たち)などそういった人たちが淡々と粛々と式を進めている姿を見て「嗚呼、これが大人の世界だ」と強く感じました。

そう、参列している新成人たちの半分ぐらいはそこそこまじめに聴いているけど、半分ぐらいは隣同士でくっちゃべったり出歩いたりしているのに舞台側の人達は式を粛々と進めているのです。

まったくシュールな世界というか喜劇というかなんです。

いったい誰が得するというのでしょうか。呉服屋さん?
仮に呉服屋さんが得するとしても形骸化しているそれ(式)をただただ機械のように進行する彼らに大人を感じました。

すでに差は出来ている

アリーナになっていて上の観客席から式を見下ろしていましたが、壇上に上がって式を進行する新成人、席に座って落ち着いて聴いている新成人、フラフラと落ち着きなく遊んでいる新成人。

格差がはっきり現れはじめている日本社会の縮図がそこにはありました。

もちろんその中から例外は現れるでしょう。でも大部分はそのまま一生を終えるといっても過言ではないのではないでしょうか。

これを読んで不快な気分になる人もいるでしょう。

でも例外は作れます。

祝電てメールでよくね?

祝電の披露がありました。

今どきまだ祝電て式典の重要なファクターなんですね。
メールじゃダメなんでしょうか。なんで祝電なんでしょうね?

NTTを潤わせているだけじゃないのかなあ?

祝電のメリットは「形式的に優れている」だけですよ。
一方メールは祝電以上の速報性がありますし価格はタダじゃないんですか?

それともNTTに高い金払って祝電送ったぞっていう事実が大事なんですかね?

やっぱりそれも大人の世界かな?

だったら仕事の伝達も電報でやりとりしろや!www

半人前と呼ばずにハーフ成人式っていう10歳の子供まで駆り出してた

式の中でハーフ成人式とかいって10歳の少年少女2人を壇上に上げてました。

とうとう成人に振り袖と羽織袴売るだけじゃ足りなくて10歳の子供にもハーフ成人式とかっていう新市場あるいはビジネスモデルを作ろうとしているのかと穿った見方をしてしまいます。

1人前の半分の年なんだからハーフ成人式じゃなくて半人前でしょ。
毎年やるのかなあ?

これからは七五三の次は10歳でもハーフ成人式をやるようになるので小さいお子さんをお持ちの親御さんは覚悟してくださいw

中二っぽい成人たちの前に係員常駐w

成人式
お揃いの羽織袴を着こなした中二っぽい新成人が固まっているすぐ前に係員の人がずーっと立ってました。
彼らが暴れて式をぶち壊さないように監視をしていたんだと思います。

おかげで式は滞り無く進みました。

でもどうせならハゲ頭&サングラスの人立たせておけば一番静かで模範になってるんじゃね?

抱負をいう時の参考に

実行委員の新成人が最後に壇上でそれぞれ成人になっての抱負を一言ずつ語っていました。
皆さん型で押したように同じような標準的なことを言っていてあまり一般成人の参考にならないかなあと思いましたので、ここでジジイが参考になるような抱負を考えてみました。

これから成人を迎える予定のある方は参考にしてみて誰かにいう機会があったら言ってみてください。

  • 酒とタバコとギャンブルで身を持ち崩さないように気をつけます
  • ご列席の政治家の方から一目置かれるぐらいに経済力をつけたいと思います
  • 健全に育ててくれた親に感謝して明日からは自分の子供に還元していきます

ストレッチマンの森圭一郎氏がゲスト

一番の獲物はストレッチマンの森圭一郎氏がゲストでミニコンサートをやってくれたことです。

生で見るまでストレッチマンも森圭一郎という名前も知りませんでした。

彼は16歳でバイク事故に遭いそれ以来半身不随で車いす生活ですが、立派にミュージシャンとして生きているのです。

そんな人に壇上から今がすごく楽しい!なんて言われたら中二どもは悪ふざけできませんわな。

熊谷市!ずるいぞ!

でもその森圭一郎さんがスピーチで「今日一番おめでたいのは君たち成人じゃなく君たちの親だ」って言ってたんです。
そんなこと言われたことなかったけどそのとおりだね。ウルッときちゃったじゃねえか。

おわり