オンワードのファミリーセールというところに行ってみました。ファミリーセールというくらいですから誰でも行けるところではないようです。（過去の話であるが後述）
なぜパンピーのぼくが行けたのかというと嫁がオンワードに勤めている人と韓流アイドルのファン繋がりで仲良くなっているのです。それで入場券を安定的にもらえるような関係になっているのでそのおこぼれにあずかって入場できるというわけです。
ですから家族にオンワードの社員がいるとか、友人知人にオンワードの社員がいるとかじゃないとこのセールには入場できなくて、「いったいこの記事は誰得なの？」って気がしますが自分としては「さてこの前行ったのはいつだったか」という記録も兼ねて様子を述べておこうと思います。
そして落ち着かない理由も。
ビックサイトでやってた在りし日のオンワードファミリーセール
オンワードがどれくらい大きい会社かというとグループの連結従業員数は2017年でおよそ4500人います。その人たちが家族分あるいは知人何人かに入場券を配るとするとおそらく10倍あるいはそれ以上の入場券をばらまく可能性があります。
その中で実際に足を運ぶのは何割かでしょうけどそれでも数万人はセールに来てもおかしくないです。だからファミリーセールとはいえクソ混みの一歩手前ぐらいです。
そしてオンワード樫山という会社はいろいろなブランドを擁しているということを改めて思い知らされます。たとえば23区というのはオンワード樫山のブランドのひとつだったんです。
実際にビッグサイトでのオンワード樫山のファミリーセールに足を運んだのはこれで2回めですが、正直いってユニクロとサンキ慣れしている体には刺激が強すぎてめまいがしそうです。
なぜなら▼こんな悪の秘密結社の総統が着るような服に数万円の値札がついていてそれが4割引きだ6割引きだで売られているのです。
別に悪の秘密結社の総統になりたいとは思いませんが「こんな服着る人見てみたい」とは思います。いや世間的にこういう服が普通なのかもしれませんが、ユニクロ及びサンキ慣れしているぼくの目から見たらこれ着る人は秘密結社の総統あるいは秘密結社の総統っぽい人でしょって思います。
しかも値下げしてあっても数万円ですからうっかり触れません。手垢がついたらさらに値が下がってしまうかもしれません。
そんなわけですから自分で自分にふさわしそうな服を選びつつ、こんなのとか写真撮って嫁にすぐ送って購入申請するんです。
▼あるいは個人的に好みだったこんなのとか。でもこのあと嫁と娘からすべてダメ出しの返信されてもとの場所に戻しました。やはりユニクロ及びサンキ慣れしているとセンスが劣化するのでしょうか。（失礼な）
しかしどうもセンス云々の問題ではないのです。
嫁いわく、「ほしい服をさがすんじゃない。値下げ幅がおおきくて手がとどく価格のものを買うのだ」そうです。
▼そしてそんな嫁が選んでくれた一品がこちらです。自分では絶対選ばないだろうなという服ですがバブル育ちの嫁のセンスはそこそこ信じられるので自分で好むと好まざるとに関わらず着ることに文字通り不服はありません。
麻混の胸ポケット付きTシャツで夏は涼しそうです。麻混だからチクチクするかなという懸念もありましたが、オンワードだからそれはあるまいと安心して買えます。
そして価格は13000円の60％オフです。てことは5200円＋税です。うーん、ユニクロ及びサンキ慣れしていると「へーそーなんだ」としか感じません。高い服に慣れていると「うわーすごい！こんなに安くなってて得した！！」って思うんでしょうね。
でもユニクロはそんなに値引かなくても最初からそんな価格しません。ちなみに熊谷のサンキはときどきものすごい掘り出し物が超絶安く売られていることがあるそうです。
また質についてもぼく程度の人間には違いがわかりません。
自分の服を嫁に選んでもらったらあとは会場をさっさと出てしまって休憩タイムです。マジでファミリーセールとかいってもものすごく客が多いです。そんなにファミリーいるのかよって感じ。
っていうかゆったりと買い物を楽しみたかったらユニクロのほうがよほど優雅に買い物を楽しめるというのが本音のところ。オンワードのセールは例えて言うなら「オイルショック時のトイレットペーパー争奪戦」という感じ。
▼で次の休日に早速着てみましたが、なかなか良い感じです。さすがオンワード。でも速攻でネコに引っかかれて「よそ行き」から離脱になりました(泣)
あとがき
誰得な話ですが、確かに高価な服が4〜8割引とかバカ安になっていてお得なセールではあります。そうはいってもメード・イン・ジャパンでもないしどんなに安く叩き売っているようでもアパレルって儲かるんでしょ？って思ってしまうぼくは見た目とは裏腹にひねくれ者です。
逆にセールじゃなく定価で買う人っているのかな？よほど金があるか情弱かどちらかしか考えられません。
ということで超高い定価の服をかなりの割引で買えたのですが、それでもそこそこいい値段（ユニクロと比べて）してしまったし、それをすぐにネコにキズ物にされてまったく落ち着かない気持ちのままこの服を着続けなければなりません。
【追記】ビックサイトから撤退のオンワード
その後も年に1回または2年に1回ぐらいのペースでオンワードのファミリーセールに足を運ぶことがあるのですが、ざっくり2017年の末ごろからビックサイトではなく芝浦の本社ビルで行うようになりました。
きっとビックサイトの場所代を払いきれなくなってきたのかなあなんて邪推をしてしまいますが、何しろ車を停めるところに困ります。
近くないけどほぼ確実に停められそうな駐車場についてはこちらの記事で紹介していますが、相変わらずファミリーセールにはおおぜいのファミリーが押し寄せています。
もっとも本社ビルといっても複数のフロアを使って展示しているので延べ床面積ではビックサイトと互角かなと思います。
機会があったら行ってみてくださいと言いたいところですが、誰でも行けるわけではないのが残念なところ。この記事内でその抜け穴でも紹介できればいいんですが。どうやら他のサイトを見てみると方法は
- つてを辿る
- VIP顧客になる
- ネットオークション等で入手
のいずれかしかなさそうです。ですからたまたまうちは運が良かっただけです。だってもともと他人様から分けてもらったんですから。
なんか現在は誰でも会員登録すれば入れるようでぜんぜんファミリーセールではなくなっているようです。もはや売れれば誰でもいいという本質をむき出しにしてきているなあ。
というわけであれだけ大勢がファミリーセールで安く買うようになってしまったら通常価格で買う顧客がますますいなくなる？ってこともないのかな。実際に安くなるのは型落ちばかりでやはり新作は定価でないと買えませんから新作を欲しい人はファミリーセール関係ないですね。
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