少し前にブラタモリで川越のことをやっていたのでフラッと行きたくなって自転車で行ってみました。
うちから4時間近くかかりますがいい運動だと思ってがんばってください。
帰りは輪行すればいいのですから。
川越について最初に喜多院を訪れましょう。なんといっても川越といえば喜多院です。
時の鐘がシンボルのように有名ですが、喜多院を外すわけにはいきません。
といいつつ喜多院へ来てみると西南の入り口に冒頭写真のような看板が掲げてあります。
「オートバイ自転車の方は降りてお通りください」
という。よそ者であるぼくは素直に指示に従う主義です。自転車をころがしつつ中へ入ってみたところ驚くべき光景を目の当たりにしました。
川越市民喜多院の境内自転車で疾走www
▼別にこれが目的というわけではなかったんですけど興味がわいてしばらく観察してました。
するとママチャリで老若男女問わず自転車に乗って走るわ走るわwww
徒歩の参拝者はもちろんたくさんいるし、中には外国人の参拝者も大勢いますよ。
▼おいおいおいおい、自転車は降りて通れって書いてあるんが読めねえんかよ?あー?ってもちろん口には出しませんが、面白いなあと思いました。
だってママチャリで通るってことは遠くから来ている人じゃなく近隣それもきっと数百メートルかせいぜい1〜2キロの圏内に住んでる地元民でしょ。
▼それが平気で自転車に乗ったまま通行するなんて面白いなあ。
きっとよそから来た人のほうがこの地を畏怖してちゃんと降りて通過しますよね。
地元の人はここをあまり尊重していないのかなあ?喜多院?んなもん恐るるに足らず!ガハハハハ!なんて思ってたりして。
でもシャレになりませんよ。中国人や韓国人のマナーを責められませんよ。中国人らしき観光客もいましたからね。もっとも「自転車降りろ」なんて看板読めないかもしれないし、読めたとしても決まりを順守すべきだなんて感覚は持ち合わせていないだろうから自転車乗っている人がいてもなんとも思わないでしょうけどね。
逆に日本のほうがどんなに自転車乗っている人がいても安全に関してはレベル高いでしょうし。
しかし!
もし意識高い系の外国人がこの光景を見たら鬼の首を取ったように「日本人こそ神社仏閣内の歩行者がいるところで自転車に乗るなどけしからん」と避難するかもしれません。
そもそも他所から来る観光客が落とすお金で川越は栄えているという部分もあるでしょうから近隣の方々は範を垂れないといけませんよ。
つまり、老若男女問わず境内では自転車から降りてください。特に多いのが年寄りじゃ!
決まりを守って自転車転がして歩いている人が逆にバカに見えるじゃないですかwww
繁華街のだんごやさん小澤屋
繁華街のすこしはずれにあっただんごやさんに寄ります。
小澤屋というお店でした。
▼焼だんごと書いてあるようなのですが無教養なもので「ぜんざい」と誤読してしまってました。あー甘いおしるか食べられるかと思って入ったら焼だんごと読むんですよと教えられました。恥ずかしい。
▼あんだんごと焼だんごとありますが夏はあんだんごはお休みだそうです。
1本60円とは安すぎます。
▼2本いただきました。熱々ではなかったのですが、手作り感があってよかったです。
客がぼくだけだったのでご主人とも少し話しましたが、川越が賑やかになってもなかなか個人のお店はやっていくのが大変のようです。70年続けているそうですが。
しかしぼくは言いました。「規模の大きい店が跋扈(ばっこ)しようとも個人のお店には個人のお店の良さがありますから応援します」というようなカッコ良いことを言ったような。
まあ60円や70円のだんごでは安すぎて誰も今どき珍しがらないので思い切ってここは二極化したメニューにしてみてはどうでしょうか。
すなわち60円や70円のだんごはそのまま残すとして、10倍あるいは20倍ぐらいの値段のだんごを売ってみてはいかがでしょうか。
もちろん内容は吟味して材料見直し、焼き方見直し、もちろん備長炭で丁寧に焼くとかね。
それで美味しいだんごができれば面白いと思いますよ。
1本600円のだんごや1200円のだんごなんていったいどんな作り方をしているんだという興味で買う人がいるのでは?1本売れれば売上10倍、60円のだんご10本一気に売るのと同じです。
もちろん単価が高いほうが利益率も高くしておかないとやっていて面白くないので利益も確保しましょう。
なんてことをだんごやさんから出てから考えました。