野村家という加賀藩の家臣で1200石の石高だった家の跡地が武家屋敷として解放されています。
当然ながら昔風の家です。
古民家とも違いますね。民家じゃありません。武家屋敷です。
写真撮るのはOKでしたからガンガン撮ってきました。
ただガイドブックで当たり前のように紹介しているところではありますから、あえて今更こういうところですっていうネタもありません。
ダラダラと写真を並べるだけの紹介になってしまいます。
野村家江戸時代の武家屋敷
どこが典型的かというとまったく覚えていません(笑)
こういう家とか茶屋が金沢にはいくつかキレイに残ってありまして、有料ですが見学は自由にできるというのがいいですね。
写真はできるだけ撮ってきましたが、ここでそんなに公開してもナンなのでこれくらいにしておきます。
要所では録音による説明が放送されていまして、ぜんぜんわからんというわけでもありませんでした。
昔の人の生活が偲ばれます。
▼庭には錦鯉なんかも佇んで居たりしてなかなか凝った庭園です。
ここの縁側で女座りしてシナをつくってうっとりしてた女性がいました・・・
きっと昔の武家の奥方が一瞬乗り移っていたのでしょう。
ひがし茶屋街のお茶屋志摩
さて場所はぜんぜん変わりますが、ひがし茶屋街です。
このように雨天とはいえなかなかの賑わいで野郎1人であるいているのもあまり目立ちません。
っていうか女1人かカップルばっかりでなんなん?ってちょっと思ったんだけど。
▼どうせ志摩なんて行っても混んでて待たされるのか?と思って本当は気乗りしていませんでしたが、待たずに入れるということで(さすが1人だとフットワークいいです)、入ってみました。
ここも写真撮影は自由なんですが、注意が2点ありました。
- 大きな荷物はコインロッカーに預けること(コインは貸してくれます)
- 大型のカメラでの撮影はNG
いずれも施設保護の観点からの決まりとのことです。中は薄暗いので本当は感度の良い大型カメラで撮るとキレイに撮れるのでしょうけど仕方ありませんね。
▼このような艶かしい廊下があったりして。
昔の人にとって茶屋は最高の娯楽だったそうで、茶屋もお客さんをもてなす為にいろいろと工夫を凝らしていたとか。
▼三味線などの小道具も当時のままにキレイに並んでいます。
触るのはダメですよ。
▼これ読んでなるほどとちょっとした感動を覚えました。
まんなか少し右あたりの
「もてなす側ともてなされる側がともに芸に興じてこそ、茶屋遊びの『粋』は成り立つ」
とあります。また2/3程度行ったあたりに
「芸をたしなみ、酒脱な心がけがなければ、芸妓が捧げる優雅で粋な場面を楽しめるはずもなく、「野暮」とされる」と。
うーん。深いですなあ。
芸妓がどんなに優雅な芸を見せてくれてもそれを理解するだけの技量や教養がないとダメなんですね。
ただ金があるだけで遊びにいくときっと「成金」とか陰口を言われて蔑まれるんでしょうか。
ただ遊べるわけじゃないんですね。
銀座の高級クラブのホステスもそんな感じなんでしょうか。
でも銀座のクラブのホステスは教養は身につけても芸はしないだろうね。
今日はこう思ったよ
本当はもっとたくさん写真は撮りましたが、全部載せるのも無粋なので適当な触りだけにしておきました。
これら野村家武家屋敷跡も志摩もなかなか見応えがありますから行っておいて損は無いと思います。
近所に休める茶屋もあるはずです。
野村家武家屋敷の近所で休んだ茶屋はこちらです。
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