こちら中国にきて9日経った。いろいろと見聞した経験を少しずつ記録している。
中国といえば何と言っても美味しい食べ物のことを書かずに何を書く?というくらい様々な食べ物が豊富に揃っている国ではあるが、なぜいまだに食べ物のことを一切書かないか。
それは単に写真付きで美味しいものを載せると家族にひがまれるからである。
食べ物の写真はこっそり後で見返して1人で懐かしむことにしよう(笑)
ということで今日は中国で売られている飲み物について少しお話してみたいと思う。
中国でも瓶入り、缶入り、ペットボトル入りの様々な飲料が売られている。
人口が多いだけに種類も日本では考えられないほど豊富だ。人口が10倍なので種類もボリュームもほぼ10倍と思って間違いないだろう。
それら飲み物からいくつかもらったり買ったりして気づいたことをまとめてみたのでこれから中国へ旅行あるいは出張しようという人には知っておいて欲しい。
売られている飲み物は基本的に常温www
▼自動販売機でもスーパーでも基本的には常温販売だ。
ときどき望みの冷たさや暖かさのものを買えればラッキーと思って欲しい。
自販機でもそれぞれの商品のところには日本と同様に冷たいか暖かいか識別がされているのに、買ってみると常温なのだ。
これなら自動販売機を作るのも簡単だ。
お金を入れたら1本出てくる仕掛けだけ作ればよいのだから。冷蔵ユニットやら温蔵ユニットやらといった精密な温度調節装置を設置する必要がないのでそのぶん庫内に多くの商品を入れておける。
つまり補充の為の人件費を安くしておけるのだ。すごい。人件費なんて抑えること考える必要ないだろうけどww
ちなみに次の項とも関連するがどういうわけかブラックコーヒーは売られていなかった。またお茶もストレートは売られていなかった。日本でありがちな素材の味をそのまま楽しむという文化が薄いのか。
また価格は日本より少し安い程度だ。つまり保温すると価格は日本と同等になるということか。
中国の飲み物は基本的にどれも甘い味付け
▼爽やかそうなイケメン男性モデルに惑わされてはいけない。というか味が彼の甘いマスクのままだと解釈すれば惑わされていることにはならないのかもしれない。
▼こんな爽やかそうな青年がイメージキャラクターになっている緑茶なのだからさぞかしスッキリとした味わいなのだろう。
この飲み物をくれた会社は新昌という場所で、この新昌というところは中国国内で1、2位を争う茶の名産地らしい。
▼日本のお茶に負けず劣らず唸らせるような味わいかと飲んでみてびっくり。
甘い。緑茶で甘い。
最初苦味を期待して飲んで噴き出しそうになった。
成分構成をよくよく見るとまず水、これは日本では当たり前すぎて表記されていない。その次ぎが砂糖なのだ。つまり日本でもよくある清涼飲料と同じなのだよ。その後に茶らしい成分が入っており、それ以外にも何やら様々な添加物が入っているのが見て取れる。
もしかしてこの手の飲料は添加物だらけ?やっぱり怖い中国。
疑問に思って聞いてみると中国では甘くしたお茶の方が主流らしい。
ところ変われば品変わるとはまさにこのこと。
ただし一応、無糖の飲料もスーパーに行けばちゃんと売られているので糖尿の方も心配は無用だ。
懐かしいプルタブで20年前にタイムスリップ
もはや日本では100%見かけなくなったといっても過言ではない離脱式のプルタブがこちら中国ではまだ主流だ。若い人は知らないだろう。
逆に日本での普及率100%ともいえる缶にくっついたままのプルタブは、当地ではあるかどうか不明だ。
缶飲料を数本飲んだが例外なくこの形のプルタブだった。
残念なのはプルタブに切り欠きがないタイプであったことだ。切り欠きがあるタイプであればベロの部分をバネにして取っ手の部分を飛ばす遊びを教えることができたのに。惜しかった。
冷却方法案
▼ホテルの冷蔵庫もはっきりいって効きは良くない。3カ所のホテルを利用したが、そのうち1カ所では電源は入っているもののまったく効かなかった。
よって飲料を冷やす場合はこうした洗面所で流水によって冷やすことを覚悟しておいた方がよい。
そう、スイカを風呂や洗濯機で冷やしたように。
飲食店では
飲食店ではさすがに冷えたビールしかださないかというと全くそんなことはない。
「冷えたビール」と注文しないと「常温のビール」が出てくるぞ!(笑)マジで
今日はこう思ったよ
中国は開発が急激に進んでいるが、なかなか日本とは勝手が違い戸惑う部分が多い。
イオンで買い物したらレジ袋が有料だった。これは日本と同じ。
中国社会は日本より数十年遅れていると言われており自分もまさにそう思うのだが、袋を有料にするところなど有料化への反応はもう追いついているのだろうか。
他にも中国出張中のエピソードが盛りだくさんあります。