前々からもやもやしていたんだけどそろそろ書いてみようと思う。
タイトルの通りアレクサに代表されるスマートスピーカーやここリモとかフィリップスヒューとかに代表されるスマートリモコンっていうのは一人暮らし、それも狭いアパート暮らしむけの道具であって何人かの家族で住んでいる一軒家には向かないんじゃないかってつくづく思う。
一軒屋だと留守中に各部屋のドア閉めなくね?
一軒家に住んでます。30年ローンでww
借金してまで家を買うことの是非はさておき、家族で一軒家に住んでいると各部屋のドアってだいたい居ないときは開けておくんだけどこれって多数派じゃないかなと思う。
なぜなら部屋を締め切っていると空気が籠もって臭くなったりカビが生えやすくなったりするから。
要するに空気の循環を少しでも促進したいのだ。
一人暮らし、しかもワンルームみたいな感じのところに住んでいるとそういうことほとんど考える必要ないし、ドアすらないことが多いね。
玄関開けたらもうそこが部屋みたいなもんじゃない。しかも部屋の中がカビ臭くなっても(実際にはカビの匂いではないが)賃貸ならさっさと部屋を変えられるし。
だから一軒家に住んでいるとエアコンを遠隔で操作できるスマートリモコン導入しようと思っても微妙に躊躇する。もっともレビュー用モニターに当選してここリモっていうのは使っているけど。
つまり一人暮らしでワンルームのアパートみたいなところに住んでいるならスマート家電リモコンみたいなのいくらでも導入して自由に使うのもわかるけど、家族と同居で一軒家に住んでいると自分の部屋だけいつもドア閉めていてスマートリモコンの類を使い倒すっていうわけにいかなくなる。
ドア閉めておいてもいつのまにか嫁に開け放たれているんだよww 理由は前述したとおり部屋の臭みを少しでも取り除くため。
これで意固地になって頑なにドアを閉めておくんだと主張しようものなら「じゃあ部屋の中が臭くならないように対策しろ」という反撃に遭うのは間違いない。まあそのために菜食主義に走るっていうのも生き方としてはアリかもしれないが。
その反撃をかわし切れなければドアの開放に応じなければならないのだ。よって外出先からリモコンでエアコンをオンしたりオフしたりするのは夢と消える。だって開放されているかもしれない部屋のエアコンをつけておくことほど不経済で帰宅したときの落胆といったらないだろ?
だからこんなここリモのプロモーションビデオみても全然ピンとこない。
あるいはルンバのようなお掃除ロボットに家中掃除させようと思ったらやっぱり部屋のドアは開けておかないとだめだよね。
アレクサで音楽聴けるといっても好みの音楽って人それぞれ
尊敬しているブロガーのうしぎゅう師匠がブログでこんなこと書いている。勝手に師匠と呼ばせてもらう。
例えば『アレクサ、おはよう』で天気予報とニュースを読み上げ、音楽を流すなんてことも簡単にできますよ。
そりゃそうかもね。それは師匠の言う通りだ。
でもさ、それって自分の好みの音楽を流すことは自分ひとりなら良いけど、家族が誰か同時に朝の身支度をしているときだったら「うるさい!消して!」ってどやされるのは100%間違いないよ。
現にうちがそうだから。それともうちの家族だけ特殊なのかなあ?いやそんなことはないはず。
これだけパーソナルな機器が発達して誰でもスマホでいつでも自分の好みのコンテンツを消費できる世の中になったんだから自分の好みに合わないコンテンツを受け入れることに逆に昔ほど寛容ではなくなっている気がする。
その証拠にこれも我が家の事例なんだけど家族でドライブするとする。誰かのスマホとカーオーディオをBluetooth接続してその持ち主の好みの音楽をかけられると実に不快に感じないかい?ぼくは感じる。たとえ自分の血を分けた肉親でも「やめてくれ!そんな音楽聞かされるなら無音のほうがマシだ」って考えるし本当に耐えきれないと思ったら実行する。
ただあまりそれをやると家族の関係とはいえギスギスしてしまうので遠慮もする。そうやって遠慮するのが嫌だから現代の若めの人たちって結婚はもちろん恋人づきあいしなくなっているんじゃないのかなって思う。
部屋の照明って壁のスイッチでオフされてると・・・
ここの章はあとになって思い出して追記しました。
照明のオン/オフがスマートスピーカーとスマートリモコンの組み合わせでできる時代になっている。
ただどこの家やら賃貸物件では壁にも照明スイッチが依然としてついている。
一人暮らしなら壁のスイッチには触らず発声だけで照明操作をしようと思えば今日からでもできなくはない。
しかし、家族と住んでいると例えばリビングルームにスマートリモコンを設置して照明のリモコン登録をsたとしよう。自分が「アレクサ、照明を消して」と言えば照明が消える。
しかし先に帰宅した家族が壁のスイッチを押しても照明がつかなかったらどうなる。「あれ、つかないじゃん」と照明のリモコンを操作したり壁のスイッチをパチパチやったりと煩雑なことをやりはじめるだろう。
では家族の全員に「ここの部屋の照明は声で操作するか、照明器具に付属していたリモコンだけで操作して壁のスイッチには触れないでくれ」と頼むのか。
そこまで家族に協力を求めないとスマート家電てスマートに運用できないのか。家族のなかには面倒くせーと聞き分けてくれないものもいるかもしれない。
あるいはこっちのほうが十分ありえるが、部屋から出るときに「うっかり壁のスイッチで照明を消してしまう」ことがあるだろう。
そうなると照明器具を声で操作できるようにしたというのはもはやただのオヤジのマスター○ーションの一種でしかない。
またはもっと古い古民家であれば従来壁のスイッチなど最初から無い場合が多い。古民家の照明をリモコン対応の照明に置き換えれば壁のスイッチを押してしまいスマートリモコンで操作できないという弊害を予防できるかもしれない。
スマートリモコンでスマートホームを実現したいと思ったら古民家に住むというのがトレンドになるかも。(笑)
アレクサの便利だと思う唯一の使いみち
それは買い物リストへの登録機能だ。「アレクサ、○○を買い物リストに追加して」というだけでリストに登録でき、出先でアレクサアプリから買い物リストを見ながら食材集めをするのは自分だ。
デフォルトで備わっているアレクサの機能で、喋れさえすれば買ったその日から買い物リストに誰でも追加できる。
週に3回ぐらいの夕方の買い物のときにスマホでアレクサアプリを開いて買い物リストを見るとしよう。
すると家族の誰かが追加したかもしれない買い物リストが見られる。もちろん家で家事をしているときに「ラップを買い物リストに追加して」だの「お米を追加して」「画鋲を云々」だのいろいろ喋ってメモできてこれは便利な機能といえる。
前まではスマホに手打ち、もっと前はメモ帳に書いていたね。
それがアレクサに向かって話せばいいだけになって買い物リスト作成がすごく楽になった。これくらいよ。アレクサの使いみちって。
しかもアレクサに話しかけるのいまだに恥ずかしい
通常時はアレクサに話しかけるのは慣れた。
問題は夫婦喧嘩した直後だwww夫婦喧嘩した直後に「アレクサ、云々かんぬん」と命令するのがなんか恥ずかしい。
まだ和むときではないのに和んでしまうではないか!まだ和みたくないのだ。怒りが収まっていないのだ。それなのにアレクサが妙に冷静に返事を返してくるのがウザい。
しかもアレクサのある世界が常世の気持ち悪いホラーだと話題
テレビコマーシャルでサイコホラーショートムービーみたいなのが流れていた。
お母さんと同性愛者の息子のやり取りが流れていたことがあったけどあれは子離れできないババア向けのコマーシャルでババアとゲイ息子のところにああいうテレビ電話機能のあるアレクサを売ろうという宣伝企画ですな。
togetterで盛り上がってた。
息子が男を落とすときの料理の代表である肉じゃがを作るとはホモに違いないだとか。母親が今度はどんな子なのと聞こうとしたらブツッと通話を切ったのはガールフレンドではなくボーイフレンドを招いたからだとかwww
カレー粉入れさせた時点でカレーだって気づけよとか。白滝の入ったカレーなんてキモいとか。すべてショートホラーなのでそのつもりで見ましょう。
▼超気持ち悪いcmはこちら
▼あとこれも以前のバージョンのコマーシャルであったけど若いパパが「アレクサありがと」とか自然に言うの超キモいし、「キッチンペーパー注文して」ってまず戸棚だかのストックみないの?翌日キッチンペーパーが届くまで息子の肘のクリームはそのままかい?
そんなものアマゾンで注文するんだ?ちょっとピンとこないwww
こっちのcmは嫁がOLで夫が自宅でリモートワークしてるIT技術者って設定だろうってどこかで予測されてたけどそれでも気持ち悪すぎだ。
結局AIスピーカーを活用した未来はこんなに気持ち悪いものが待ってるってことかいな?