ルンバを買ってみたが、実際に使ってみると家の中が狭すぎてやや持て余し気味だ。
安い商品というわけでもないのだからなんとか活用したいのだが、家族の協力無くしてはルンバは使いこなせないということがはっきりわかった。
そこでだ。
家族が喜んで協力しやすいようにまずこちらから歩み寄る必要がある。それはルンバがちゃんと部屋から部屋へ移動できるようにしたんですよということを知らしめるのだ。
我が家は建設会社によると一応バリアフリーの家ではあるが、ルンバにとってはバリアがある。廊下から洋間への仕切りが微妙に高く乗り越えられないのだ。
それを乗り越えられるようにすると部屋から部屋へスムーズにルンバが移動できるようになり、家族も「ああルンバがちゃんと部屋に入ってこられるなら片付けておけば部屋のホコリがすっきりなくなるかも」と思うはずだ。
本当にそんなことを思うのか?思うまい。
実際ルンバでなくとも身に覚えのある人はいるだろう。そう、かつて自分が子供だった頃、親が「部屋に掃除機かけとくから、散らかってるのだけでもちゃんと片付けといて」と何度言われようともそれすらしなかったことをw
そんな苦い記憶がありきっと我が子らも同じような反応をすることは容易に想像できる。
それでもほとんど自己満足全開の今回の企画を見てルンバにとっての障害を憂慮して購入をためらっている方には参考にしてほしい。
段差スロープの設置
材料
何軒かホームセンターを回ったが、店によって木製しかなかったりとホームセンターによって品揃えは違う。Amazonとかで探したほうが手っ取り早い。
今回は加工がし易いようにウレタン製のものを買うことにする。
30mmの高さが998円、20mmの高さが798円、15mmの高さが698円だった。
買う段差スロープの種類によっては高さが合わず泣きを見ることがあるので、冒頭画像のように予め敷居の高さを確認してから買おう。うちの場合は敷居そのものの高さは2cm弱だったが、ドアを締めたとき下になる側の高さはもっと低く1.5cm程度だった。つまり敷居そのものにも段差があるのだ。
したがってドアが当たる(乗る)側は1.5cmのスロープを使い逆側は2cmのスロープを使うことにする。
施工前
▼これが施工前の状態。正面から突入すればルンバでも通過できなくはないのだが、斜めからだと立ち往生してしまう高さなのだ。
▼こちらも別の部屋だが同じ敷居。
施工後
▼そして施工後がこちら。簡単についているように見えて結構面倒なのだ。隅の形状を合わせるのに何度も少し切っては合わせを繰り返す。この段差スロープには裏側に両面テープが予めついているので形さえ決まればあとは貼るだけだ。
▼こんな感じ。色の違いはあるがまあまあの出来ではないかと思う。
▼どうでもいいところなのだが材料が余ったので埋めてみた。もう少しぴったりに作り込めればプロになれるのかもしれないが、こういうところで手を抜くところがアマチュアだ。
▼アマチュアはこんなもんで満足するべし。
この段差スロープというのはAmazonでも楽天でも数種類売られているが、本当はルンバが通るためにはもう少し傾斜が緩いほうがベストだと思う。まあルンバ用でないので仕方ない。
カーボーイというブランドでSサイズが高さ15mmでMサイズが高さ20mmだ。
ほかにも家庭内DIYネタ書いてます。