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ルンバなどの自動掃除機を使いこなすには段差や留守がちなどの条件がある程度必要とわかった

この記事は 約7 分で読めます。

ルンバを買いました。
なんと贅沢な!と思いますが、かつては洗濯機や食器洗い乾燥機も家庭に導入され始めたころは「なんと贅沢な」と思われていたはずです。
いずれルンバのような自動掃除機も当たり前になる時代が来ると思います。ただし後述するある程度の条件を満たせば。

そういう意味では今回の買い物はアーリーアダプター的な行動をとったのではないかと思っております。
つまりキャズムの手前ですw
それはさておきルンバのレビューと使う条件などについて書いてみようと思います。

【関連】

ロボット掃除機ルンバ2台目#ルンバ借りてみた
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ルンバに多少イライラする

ルンバ600シリーズ | iRobot ロボット掃除機ルンバ 公式サイト

まずうち(というより僕)が買ったのはルンバのラインナップの中でも中間に位置すると思われる620というやつです。
楽天ポイントを使って27000円ぐらいで買いました。

自分が買ったルンバはもう旧機種なので下記広告画像には代わりに比較的最新機種と思われるもの載せときます。

実際使ってみて「これは使える」のか「いやあまだまだ使い物にならん」なのか。

結論から申し上げますと、中間個人または家族のライフスタイルによりけりです。
はっきり言って「イライラする」ときもありますし、「よしよし良くやってくれた」と感じることもあります。

ここではイライラについて焦点を当てて考えてみましょう。なににイライラするかというとホコリや猫トイレの砂があるところへ直行してくれないのです。
人間だったらまず汚いものが目についたら真っ先にとはいかなくとも無駄なく確実に攻めていきますよね。

ルンバはまだそれができません。
(グレードにもよるのか?)

ホコリや砂が散らばっている個所が数か所あるとしましょう。人間は無意識にその場所を記憶してまんべんなく掃除機をかけながら確実にそこの場所を念入りに掃除できます。

しかしまだルンバはそこまでの芸ができません。
ひたすらぶつかったところから別のところへという動きならまだいいのですが、何度も同じところにぶつかりながらずっとその場から立ち去ろうとしないときがあります。

そういうときにイライラするのです。
なぜそこから立ち去らない?なにか宝物でも埋まっているのか?というぐらいしつこくぶつかっては戻りを繰り返すことがあります。

その動きのロジックが理解できません。ぶつかったら別の方向へ行けばいいじゃないですか。
じゃなきゃ、テーブルの脚に沿ってぐるーっとまわって吸い込む機能もあるのでぶつかった障害物に沿って動けばいいじゃないですか。

ところがそれをしないでひたすら憑かれたように一か所に突進しては跳ね返りを繰り返すことがあります。

その無駄な動きと時間が1つ気に入らない点です。

ゴミの捨て方

▼ルンバ本体からゴミ溜め部分を外してみると上下に2部屋に分かれている様子がわかります。この黒い2階部分にまず溜まっています。

ルンバ620のゴミ捨て

▼さらに赤い部分を片側に開くとこのようになっていてこちらにも細かいホコリが溜まっています。黄色い部分が細かいフィルターになっていて粉塵がルンバを排出するのを防いで捉えているようです。

ルンバ620のゴミ捨て

▼ちょっと下から覗き込むと黒い部品の中央にファンがついています。実はこの中にモーターが入っていてここで吸い込んでいるのがわかります。

ルンバ620のゴミ捨て

ゴミが2部屋に分かれているのと赤いフタを外して捨てなければならないのでちょっと厄介かなと感じます。

【追記】【関連】

これについては新型ルンバ890でかなり簡単になってます。

アイロボットのルンバが世代が進み内部ゴミの除去が簡単になってるという話 #ルンバ借りてみた
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断捨離も平行して行うこと

うちのリビングルームはテーブルがあったり椅子があったり、猫のトイレがあったりその他ピアノもあったりします。最初は広かったはずの部屋がいろいろなものを置くうちにすっかり手狭な部屋になるというのはよくある話です。

その部屋を掃除しなければならないルンバにしてみたらもっとモノを「減らせよ」と言いたいに違いありません。

とにかくモノがあるとルンバはどかすことはできないし、当然ながら自分の幅より狭いところは通り抜けできません。
うちのダイニングチェアがまた非常に残念ながらルンバの幅より狭いんです。

まだルンバの幅より広ければ多少時間はかかろうと椅子の下もこちょこちょと掃除してくれようものですが、椅子の下は通れず、応接テーブルとソファの間もそんなに広くないですから通れず・・・

といった具合に通れないところがあちこちにあってなかなか効率的に掃除ができません。というかさせてあげられません。

これはルンバの問題ではなくうちの問題です。

ルンバもそこそこ小さいですよ。直径は33cmぐらいでしょうか。
しかし33cmの隙間がそれぞれあったからといってスーッと通り抜けできるほどまだ器用ではありません。
33cmの隙間があっても、ほとんどの場合左右のどちらかにぶつかります。ぶつかったらターンしてしまい再トライしたりしなかったり・・・
そこのロジックがわかりません。

長いときは30分

今のところ長いときで30分ぐらい掃除して回っていました。
確かにほぼ隅々を除いてはきれいになります。
でもやっぱり掃除機ですから騒音はそれなりにします。

部屋にいながら30分も掃除機の音を聞いていたら結構不快な気分になります。

やはり稼働させるのは出かけているときが良いと思いました。
もちろん今のところちゃんと充電器のところまで戻ります。

さらに当然のことながら、ルンバが掃除できない部分があります。うちのルンバでいえば直径33cmなのでざっくり半径16cmの2等辺三角形が部屋の角に吸い残しとしてできます。四角い部屋なら4カ所、角に四角い物が置いてあれば5カ所というふうに吸い残し箇所ができます。

そういった場所は自分で掃除しないと部屋はキレイにしきれません。
間もなくこんなハンディクリーナーを買いました。
単三電池4本で駆動します。

20140803 ハンディクリーナー20140803 ハンディクリーナー
▼ハンディとはいえ隅っこの猫の毛を吸うには十分な機能です。
20140803 ハンディクリーナー

電池は当然いっぱいもってるエネループを使います。
関連記事:エネループ10数本がカバンのなかでゴロゴロしてuzeeeeとき

猫の反応はまちまち

猫と絡んでくれることも期待してルンバを買ったというのはうそ偽りない気持ちです。
だって楽しそうじゃないですか。
猫がルンバの上に乗ったまま移動して掃除する光景をyoutubeで観ましたが、馬鹿みたいですがそれがルンバを買おうと思った一番の決め手です。

でもうちの猫はそこまでフランクではありませんでした。
3匹いるうち1匹は不思議そうに遠くから眺めているだけ、1匹は最初は不思議そうに眺めましたがそのうち気にしなくなり、1匹はひたすら逃げるだけという反応。

やはりルンバと戯れさせるというのは幻想にすぎなかったのか・・・
しかしまだ買って数日です。
いずれ乗ってくれる日がくることを夢見て今日も動かしましょう。

どのようなライフスタイル向きか

  • 毎日必ず家が留守になる家庭
    家にいながら自動とはいえ掃除機が30分も動いているところにいるのは快適な気分ではありません。もしも家に出かけない人、例えば寝たきりとまでいかなくとも外出しない人がいる家庭ではうるさくて不快でしょう。10分〜15分程度でも人が速やかに掃除してしまうほうがよいでしょう。
  • もちろん平屋がベスト
    まだルンバは階段を上り下りできません。いずれ将来階段を上り下りできるものが出ると信じていますが、まだ無理です。2階建てや3階建ての家ではそれぞれに設置しておくか、よっこらしょっと持って別の階にいくしかないです。
  • モノをあまり持たない人向きかも
    家具やら何やらが部屋にあるとすべて障害物になって期待するように掃除をやってもらえません。モノはなければないほど有利です。
  • ペットはいた方が楽しいが諸刃の剣
    ペットとルンバを遊ばせられれば楽しいことこの上ないと思います。しかしペットがいるということは毛が落ちてルンバの中にゴミが溜まるのも早まります。頻繁にルンバそのものも掃除しないと使えなくなってしまいます。

結論

ルンバを使おうと思ったらなるべく部屋になにも置かないですっきりさせること。
どうしても置かなければならないものはなるべく1か所にまとめること。
猫との絡みは期待しないこと。やりすぎると虐待になるので。

自分が買ったルンバはもう旧機種なので下記広告画像には代わりに比較的最新機種と思われるもの載せときます。
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