ソーダストリームのシリンダーボンベへ直接充填して何度も使えるアダプター自作。ミドボン(業務用炭酸ガスボンベ)のガス代はたった2500円

ソーダストリームのシリンダーボンベへ直接充填して何度も使えるアダプター自作。ミドボン(業務用炭酸ガスボンベ)のガス代はたった2500円

ミドボンからソーダストリームへ充填
前回はソーダストリームへミドボンから充填しようとして間に噛ませていたレギュレーターで減圧していたため圧力が上げられず失敗に終わりました。

そして今回は直接繋げられるようなアダプターを購入しました。それの紹介も含めてどんなふうに繋げるのかお伝えしたいと思います。

ただし、今回のようなDIYは極めて危険です。下手をしたら爆発の恐れがあるのと、二酸化炭素が充満して窒息の恐れもあるかもしれません。十分な知識のないまま下手なことをして事故に遭っても本ブログの作者を責めないようお願いします。っていうか読み物として楽しむだけで真似しないでね!真似するんだったらアイデア料(=金)くれ!(笑)

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ミドボンからソーダストリームへ充填する

用意するソーダストリームは一番安いタイプで十分です。

必要な部材

▼ミドボン(業務用炭酸ガスボンベ)の口はW22-14というネジ規格です。そこに合うチャージ口を購入しました。
W22-14チャージ口

▼内側には黒いパッキンも付属しています。

W22-14チャージ口

▼オス側は7/16-20UNFというネジ規格になっています。

W22-14チャージ口

前回失敗した試みのときに使用したフレアパイプとナットの組み合わせ

ミドボンからソーダストリームへ充填への挑戦

▼これもAmazonで買ったユニオン( 左側NPT1/8 – 右側7/16-20UNF)

ミドボンからソーダストリームへ充填への挑戦

▼ebayで買ったソーダストリームアダプターと先ほどのユニオンをくっつけたところ

ミドボンからソーダストリームへ充填への挑戦

▼内側のボンベと接続する部分はこんなふうになっています。

ソーダストリームボンベに充填するアダプター
ソーダストリームアダプター| eBay

▼ソーダストリームのボンベの口はこんなふうになっていますので中央のポッチを押して注入するわけです。って簡単に表現してますけどかなりの高圧なので扱いは注意です。

ソーダストリームのボンベ

▼ミドボンの口金規格はW22-14です。
ミドボンからソーダストリームへ充填

▼そこへ今回調達したボンベアダプターを接続します。ゴムパッキンが中に入っているのでラチェット式トルクレンチでカチンという音が鳴るまで締め込むのではなくモンキー使って見当で締めました。この辺の力加減は自己責任の領域大きいです。

弱すぎるとガス漏れします。強すぎるとパッキンがチギレてやはりガス漏れの原因になります。パッキンがちぎれない程度に強くカッチリと締めます。

ミドボンからソーダストリームへ充填

▼そのボンベアダプターにフレアナット付きパイプを接続します。2箇所のフレアナットは締められる相手を別のレンチで支えながらトルクレンチという工具を使ってきちんとネジ規格に合った規定トルクで締めます。

このネジサイズでは冷凍機の規格で推奨トルクは概ね18N・m前後です。つまり半径1cmの部分で180kgの力をかけます。

これを長さ約20cmのモンキーで締めるとしたら180/20で9kgとなり、およそ9kgの力をかけて締めるわけです。ちょっと不安ならもう少し強く締めても大丈夫です。

写真のように接続します。

ミドボンからソーダストリームへ充填

▼ebayで買った黒いアダプターにパッキンを入れてソーダストリームのシリンダーを手できつく締め込みます。

さらにebayで買った黒いアダプターのバルブを閉じた状態(ネジを緩めた状態)でミドボンの元栓をゆっくり開けます。するとミドボンの圧力が強いため黒いアダプターのバルブが閉じていてもソーダストリームのシリンダーへ注入されていくのがわかります。内部の気圧差のためですね。気圧差が少なくなってくると勝手に注入されなくなりますので黒いアダプターのコックを回してバルブを開きます。そうするともう少しガスが注入されるでしょう。しばらくしてガスが注入される音が消えたら終わりです。

参考にしたサイトによるとさらにソーダストリームシリンダーを冷やせばもっと入れられるようになるとのことですがそこまでやるのも面倒なのでこれで一旦切り上げとします。

ミドボンからソーダストリームへ充填

充填作業について

どうやらこの記事をパクって自作したものをヤフオクで販売している人がいるらしく、そこから買ったという方から問い合わせをいただきました。

「上手くできるかわからない」らしいのです。

確かに緑のボンベはかなり高圧でそのコックをサクッと開いたらすごい勢いで炭酸ガスが吹き出します。

まともに吸ったら死の世界です。なぜって鳥インフルエンザだか口蹄疫だか一時期流行してしまったとき大量の鶏を一箇所に押し込めて一気に殺処分するのに炭酸ガスが使われました。

もっとも1回吸っただけならどうかなって疑問ですが、風通しの良いところで作業するのに越したことはありません。

そしてコックを開くときなぜだか「キーーーーーン」っていう超高音が聴こえてきたりするときがあります。おそらくボンベの金属が共鳴しているんだと思うのですが不気味です。

ちゃんと繋げていれば爆発の恐れは無いと思いますが、劣化したものをいつまでも使っていると事故にあう危険があります。

最初はそーっとゆっくりミドボンのコックを開いていくと黒いアダプターのバルブを操作しなくても炭酸ガスがソーダストリームボンベの方に充填されます。少しずつやって慣れてきたらだんだん全開してみるというふうにやってみましょう。

ガス入ったか(炭酸水作れたか)

▼いよいよソーダストリームの装置にシリンダーを取り付けて運転してみましたところ、見事にブ、ブブといって炭酸水ができました

ミドボンからソーダストリームへ充填

▼いままではヤフオクに出そうか誰か知り合いにあげちゃおうかと迷いながら箱を取っておきましたが、ようやくこれで箱を捨てられます(笑)

ソーダストリーム

用意したもの

  • ボンベアダプター
  • フレアナット2個
  • 銅パイプ100mm
  • ユニオン
  • ソーダストリームシリンダーアダプター
用意したものネジ仕様とか価格
ボンベアダプター W22-14 x 7/16-20UNF送料込み約2000円
フレアナット2個 7/16-20UNF送料込み2個で約1500円
銅パイプ100mmΦ6.35 x 厚さ0.8送料込み約750円
ユニオン 7/16-20UNF x NPT1/8送料込み約900円
シリンダーアダプター シリンダーネジCGA320送料込み約$9

こうして材料費を計算してみると決して安くあげたわけではなかったと感じます。一部職場にゴロゴロしているものを失敬したり、ポイントを使って安く購入したりできたものがあったので安く入手出来た気になっていました。実際に全部なにもないところから調達しようとすると6000円ぐらいかかるわけです。

しかもフレアツールやらトルクレンチやら大きめのレンチやら必要になりますのでそこそこ道具も揃っている環境の人でないとちょっと実現は難しいのかもしれません。

自分はたまたま材料や工具が揃いやすい環境にいたのでそこそこ安く手に入れられただけでした。

とはいえ、そういう障害を克服できる環境が揃っている人であれば真似するのは難しくないと思いますので自己責任でマネてもいいですよ。

【追記】2017年の夏、快適につかえてます。

上手く充填できないという問い合わせへの助言

フラットタイプでも使えるのか

【追記】2017年の秋、そろそろソーダストリームの季節が終わりかけた頃

読者のSさんから問い合わせをいただきました。許可をいただいてそのやりとりを記載します。他にも同様の現象で悩んでいる人のお役に立てれば幸い。

フラットタイプのガスシリンダーでも充填可能なんでしょうか?

フラットライプのガスシリンダーと問われて最初わかりませんでしたのでググってみたらうちのガスシリンダーがフラットタイプだったようです。逆にフラットタイプじゃないガスシリンダーがどういうのかわかりかねます。

▼こちらがSさんから送っていただいた写真でフラットタイプだそうです。ぼくも知りませんでした。

ガスシリンダーフラットタイプ

充填できないらしい

Sさんがメールで言うには充填できないらしいというのです。

いやいや写真とうちのソーダストリームボンベはまったくそっくりだけどちゃんと充填できてますよと返信しました。

ヤフオクで充填アダプターを買ったらしい

▼こんな写真を送ってもらいましたっていやちょっと待て!!

ヤフオクで売ってる充填アダプター

アダプター本体に圧力ゲージがついているかいないかの違いはあれど、ワシが作った配管とそっくりやないかーい。

ヤフオクで競り落としたそうですけど今ってこんなん売ってんの???

おいおい、丸パクリと違いますか?ゲージ付けてて付加価値載せてるみたいですけどミドボン側についているナットといい、フレアナットが両側についている2分パイプといいアダプターといいまるっきりボクのアイデアを形にしてくださってますね。

おいおい、パクってもいいとは上記、上のほうに書いたかも知らんけどそれで儲けて良いとは書いておらんぞ。

3割ぐらいこっちにもください。夢のアイデア料販売生活できるじゃないかww

たまたまヤフオクで検索したら初値6000円から出てました。原価はおそらく3000円ちょいのはずですからかなり儲かります。

まあ自作できない人からしてみたら別にいくら儲けようと6000円でソーダストリーム再生の仕組みができれば特に高くはないのでしょう。

しかも黒いアダプターに付属の純正パッキンのほかにご丁寧にクソみたいな手作りパッキンも付属しているとか。

それにしてもすっきりしない話だ。ここまでは。

どんな感じで充填できないのか

2本ボンベを持っていて1本には120gほど充填できたそうです。120gといえば「え、それっぽっち?」と思ってしまいがちですが炭酸ガス120gってそれくらい温暖化できると思いますか?わかりませんね。

でも炭酸水をつくるには相当な量のはずですから120g充填できればそれはそれで良しとしましょう。

そしてもう1本にはまったくといっていいほど充填できないらしいのです。

一応手順を助言してみました。ブログにもちゃんと書いていなかったので整理の意味で載せます。

  1. ミドボンのバルブを閉じる
  2. アダプターのバルブを閉じる(左回しで一番外に出す)
  3. ボンベ同士をつなぐ(ミドボンのバルブを開いたときにエア漏れしない程度で大丈夫だと思う)
  4. ミドボンのバルブを開く これで充填されるはず
  5. アダプターののバルブを開く(右回しでソーダストリームのバルブを押すイメージ)ともう少しだけ充填されるかもしれない
  6. ミドボンのバルブを閉じる
  7. アダプターのバルブを閉じる
  8. ソーダストリームボンベを外す(シューッと結構炭酸ガスが漏れる音がして怖いですがパイプ内に残っているガスが抜けるだけです)
実際には5はやらなくても両ボンベの圧力差で勝手に高圧の方から低圧の方へ流れます。
さらにさきほどの120gで上出来という意味もあり、一度にたくさん充填できなくてもこんなもんだと割り切って使うべきですと伝えました。
充填の様子を動画に撮ってくれたので参考まで。
https://youtu.be/ynqcrWu4saU
一度は充填できたらしいので考察してみると
・ミドボンには問題ない
・管が塞がっているわけではない
・どこか漏れているわけでもない
・圧力ゲージを見ると正当な値を指している
圧力ゲージはおよそ800PSIを挿していてミドボンの満タン状態と同じ圧力です。したがってミドボンから流れてきているのは間違いないんです。

結局どんなふうに解決したか

2本シリンダーボンベがあるということで1本は上手く充填できた経験があるようなのです。

その1本を再び充填してみてちゃんとできれば充填が再現性があるということで問題なし。

もう1本のボンベに同じようにやって充填できなければボンベに問題があるという結論にするということです。

結果はわかりませんがSさん、がんばってください。女性なのにここまでエコノミックな炭酸水生成装置にこだわるなんて立派です。

普通の女の人はそんなん面倒だから旦那に炭酸水買ってこさせるわ。っていう結論に達しそうですがこの方は健気にも自分ですべてやろうとしています。

久しぶりの女性からの問い合わせでドキドキしました。なんてね。

それにしてもワシのアイデアをいとも簡単に商品化して暴利を貪る人たちがいるとは。マジで2割でいいからください。

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