Amazonで売られている「自転車 サイクルコンピューター 多機能走行距離計 バックライト 防水可能 電池式 走行距離計 走行時間計」のレビューを記事です。
サイクルコンピューターというのは使ったことがありません。子供の頃に友達の自転車にはスピードメーターがついていました。それは自転車のフォークにつけたギアがリムの回転とともに回ってワイヤーを経由してハンドルに取り付けたメーターを動かすという極めてアナログな機械でした。
時を隔てて現代はタイヤの回転を捉える仕掛けは磁石が近づいたり離れたりすること。そのON/OFFの信号を無線で本体に伝えるというものですべて無線仕掛けです。
今回紹介するサイクルコンピューターもそんな無線式で速度や距離を計測します。取り付け工具はラジオペンチ1本あれば良いですが、なければハサミ1つあればなんとかなるレベルです。
普段のパワーライドではパノバイクというスマホにケイデンスや速度が表示できる機器を自転車につけています。
自転車サイクルコンピューターレビュー
開封
▼内容物は以下ですべてです。
- ディスプレイ本体
- クッション付き両面テープ大小2枚
- 本体台座
- センサー
- ボタン電池CR2032x2個
- 結束バンド6本ぐらい
- 英文説明書
- 磁石
取り付け
▼センサーをフロントフォークに取り付けてみます。まず軽く位置決めしてクッション付き両面テープで仮止めします。
▼磁石をリムに取り付けてセンサーがカチャカチャと反応する位置を探して良く反応する位置で決めます。結構近づけないと反応しないのですね。
▼正面から見るとセンサーをかなり斜めにして近づけないとカチャっと反応しませんでした。位置を決めたら結束バンドの余っている部分をハサミかニッパーかラジオペンチあたりで切り落としましょう。
▼続いてハンドルに台座を取り付けます。
▼取り付けた台座に本体を取り付けました。動きは正常そうです。
操作方法について
説明書が全部英語なのでちょっと四苦八苦ですががんばりましょう。
タイヤの外径は2通り登録できます。つまり本体以外の磁石、センサー、台座を別の自転車にも備え付けることができれば2台の自転車について速度やら走行距離やら測ることができます。
- 電源を入れ最初にM(マイル)かKM(キロメートル)の選択(SETを押して切り替え)をします。
- 1台目自転車のタイヤ外径を入力します。SETキーで数字が上がっていきMODEキーで隣の数字へハイライトが移動。4桁目でMODEキーを押すと2台目モード
- 2台目自転車のタイヤ外径を入力します。
- 説明書によると次に体重を入力するモードになるようですがこの機種はそういう機能はないようです。
SETボタンを押すごとに下記の表示に切り替わっていきます。
- 外気温(摂氏または華氏)
- 時刻(24時または12時
- DST(Distance距離)
- MXS(MaxSpeed最高速度)
- AVS(AverageSpeed平均速度)
- DTM(riding time of distance走行時間)
- ODO(通算走行距離)
それぞれの表示状態のときにMODEキーを長押しすることによって変更したり記録はリセットできます。
走行中に画面に▲や▼が表示されているときは平均速度より上回っているときか下回っているときだそうです。
SETキーを6秒以上押すと自転車1と自転車2とを切り替えできます。
▼電池を入れると最初にKM(キロメートル単位)かM(マイル)か選択します。
▼その後、自転車1、自転車2についてタイヤ外径を入力していきます。
▼タイヤ外径については以下のサイトを参考にしました。スクショ載せさせていただきます。
引用元:タイヤ周長ガイド|CATEYE
▼外気温表示は摂氏(℃)か華氏(Fと○)を選択します。
あとは走れば自動で記録されていきます。
パソコンとのデータ連携機能などはありませんので単体で楽しむのみです。
サイクルコンピューターの感想
良い点
- まあまあなお手頃価格
- そこそこ機能豊富
良くない点
- 電池の座りが悪く電源が入らないときがある
- スマホ或いはクラウド連携できない
- 英語の取説で読めないというのもあるが操作がいまいちわからん
感想
まったくの初心者の人が使い始めるにはほどよい価格であると思います。
なにもないままただ走るより、こういうサイクルコンピューターを自転車につけて走るとある程度の励みにもなるし情報がわかるともっと走りたくなるかもしれません。