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輪行のお供にサイクルトレーラーは無敵です

この記事は 約12 分で読めます。

自転車がずーっとブームだ。もはや一過性のブームなどではなく一大市場、あるいは一大産業であることは誰も疑わないだろう。

この記事はサイクルトレーラーの便利さについて述べている。もしサイクルトレーラーって何?便利なの?あるいはすでに知っているが購入を迷っている方は参考にしてみてほしい。

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1 自転車利用したいけど荷物もっと運びたい

輪行での荷物運搬

自転車を輪行するとき荷物はどうしているだろうか。

ちょっと背負えるぐらいの手荷物ならどうということはないが、宿泊も伴う移動となると輪行のときに考えてしまうのが荷物だ。

例えば自転車を引き連れて関東から四国まで旅行したいとしよう。最寄りの駅までは家族の誰かがマイカーで送ってくれるとする。だが駅から目的地まで自転車とともに着替え等含めた荷物を一緒に運ぶのはなかなか大変だ。

それを考えただけで輪行で遠出をするのを躊躇してしまうかもしれない。

自転車通勤だけど荷物多い

自転車通勤している人は多いだろう。だが勤め先に着いてからの着替えはどうしているだろうか。

体に負荷をかけた走行をするとそれなりに汗をかいて着替えが必要になる。着替えのための衣類を毎回一緒に持って走るのはなかなか大変だ。

それだけでせっかく自転車通勤には適当な距離だとわかっていても躊躇してしまうかもしれない。

しまなみ海道走泊りがけ

しまなみ海道という約70kmのサイクリスト向けの道路が四国と本州を結んである。

筆者も走行したことがあるが、当然ながらよほど近隣に住んでいるのでない限り宿泊を伴う。そんなとき荷役を任せるツールがあれば良いと思う。

自転車キャンプってやってみたいが荷物が

ソロキャンプというのが2021年の当記事執筆時点では結構なブームになっていると聞く。

自動車でキャンプ場に行けるのならほとんど考える必要はないが、自転車で旅をしつつキャンプをしてみたいと考える人も多いのではないだろうか。そのほうがオートキャンプよりさらにエコな趣味と言える。

だが自転車でのキャンプとなるとやはり荷役が問題になる。テント、寝袋、ランタンなど多くのキャンプ道具から必要最低限に絞ったとしてもそれなりのボリュームになってしまうのは目に見えているから。

2 荷物たくさん運べない理由

背負うには限界がある

自転車1台だけだと荷物を運ぶにはすぐ限界がおとずれる。自分自身の体に荷物をくくりつける手段としていくつかはある。例えば

  • リュックサック
  • ウェストバッグ
  • ショルダーバッグ(あるいはメッセンジャーバッグなど)

しかしどれを取ってもあまり多くの荷物を運ぶのは困難である。しかも自分自身がその荷物を持つ役割を担っていると走るモチベーションにも影響する。

「こんなにたくさんの荷物を持っているんじゃこれくらいしか走れないな」という限界を自分に設けてしまうとしても仕方ない。

荷物つけるとふらつく

一方、自分自身が荷役を負うのではなく自転車そのものに持たせるという手段もある。一部紹介すると、

  • フロントバッグ
  • パニアバッグ
  • サドルバッグ

フロントバッグはハンドルに取り付けたり、ヘッドチューブ(前輪とハンドルを結ぶ軸を支える筒部分)にアタッチメントをつけたりして取り付けられる。

パニアバッグは前輪または後輪の部分に荷台を設置してそこを跨ぐような構造のバッグを乗せるもの。

サドルバッグはサドル後ろに直接つけたり、シートポストに荷台を取り付けて付けたりする。

いずれも自分自身で荷物を持つよりはずいぶんと楽にはなる。だがあまり重い荷物を装備すると自分自身で持つのもそうであるが走っていてふらつく危険がある。

3  いくつかの提案

長距離旅行なら旅先直送

荷物直送のメリット

自転車を伴って遠くへ旅行したいと思ったときは荷物を目的地へ直送するという手段がまず考えられる。

実際に筆者もそういう手段を使ったことがある。少なくとも目的地まで絶対使わないようなもの、主に着替えだがこれを直送してしまえば荷物を最小に近くできる。

荷物直送のデメリット

荷物を直送するということは目的地を変えられないということがデメリットとしてある。すでに切符も取ってあるというのであればほぼ目的地を変えるということはありえない話ではあるが、とにかく変えられない。

出発前に送ってしまった荷物の中にもしも途中で使いたいものを入れてしまうと取り出せないというデメリットがある。だから直送する荷物は絶対途中で必要にならないものに限られてしまう。

荷物を直送するということは余分な送料がかかるということも挙げられる。こだわらない人はこだわらないかもしれないが、たかだか数泊分の衣類を荷造りしていくばくかの金額をかけて送るのは時間と金のコストが余分にかかる。

サイクルトレーラーを活用する

荷物運搬ツール

サイクルトレーラーというものが世の中にあることをご存じだろうか。

昔風にいえばリヤカーだ。もっとも昔のリヤカーと違ってもっと幅は狭くスタイルもかなりクールにできているので引っ張っていてまったく恥ずかしさはない。

後ろに懸けて引っ張るタイプがほとんど、というかおそらく自転車用の場合シートポストか後輪のクイックリリース部にアタッチメントを付けて繋げる形だ。

ちなみにオートバイの場合サイドカーという人も運搬できるものがある。

サイクルトレーラーの種類

現在出回っているものにはいくつか種類があり、

  • 並列2輪
  • 直列2輪
  • 3輪
  • 自作
  • キャリアカーゴ

などある。それぞれについて深く説明することはここでは省略するが以下で旅をするのに適していると思われる代表的なサイクルトレーラーを紹介する。

自作については別記事で述べているので興味がある方は参照してみてほしい。

サイクルトレーラーのメーカーと商品名

といったようなものが代表的といえる。かなりニッチな市場なのでそれほどいろいろと出回っているわけではなく上記から自分に合いそうなものを予算と相談しながら選ぶことがほとんどだ。

ちなみに筆者はBURLEYのトラヴォイというトレーラーを持っていて年1程度の頻度であるが遠出に利用している。

4 サイクルトレーラーの絞り込み

サイクルトレーラーを勧める

サイクルトレーラーを勧めるにはそれなりに理由がある。

用途としては通勤、通学、旅行、キャンプツーリングなどいくつかある。自転車通勤している人なら通勤するたびに使えばすぐに元が取れると思う。

自転車だけで日本一周することも夢ではなくなるし、トレーラーともども輪行して旅先での移動もくたびれずにできる。

5 サイクルトレーラー説明とおすすめの理由

便利なのか?

引っ張るだけだし抵抗少なくて楽

サイクルトレーラーは一般のキャリアカーゴと違ってタイヤが自転車のものに近くできている。空気を入れるタイプなのだ。

だからクッション性が良く、また軸にはちゃんと精度の良いベアリングも仕込まれているから回転もかなりスムーズだ。

だから引っ張り抵抗がほとんどない。走り出しに少し力が必要であるのと、停車するときにやや押される心地があるかなという程度で走行中はほとんど重みを感じることはない。

走り出しと停車時でもよほど重い荷物を載せているのでなければほとんど感じることない。

荷物たくさん乗る

写真を見てわかりにくいかもしれないがBURLEYトラボーイの場合、中央の節を境に上と下で大荷物を2段積みできるような構造になっている。

TRAVOYサイクルトレーラー

▼左右に4箇所ずつ専用バッグを取り付けられるフックがついていて3〜40リットルのバッグを2個は装着できる。

自転車なしの旅行でもスーツケースとしても

自転車を伴わない旅行をすることもあるだろう。あるいは元々輪行で行く予定だったが天候の都合で自転車を持っていくことを諦めることもあるかもしれない。

しかしそんなときでもこのサイクルトレーラーをスーツケース代わりに持っていけば万一現地で天気が回復したときにレンタル自転車を利用するなどしてその際、引っ張っての移動が可能となる。

レンタルの自転車に取り付けるとなると1日中引っ張って走るというのはあまり現実的ではないが、そういう使い方も筆者はやったことがある。

こちらの記事には広島でレンタル自転車を借りたときにサイクルトレーラーを取り付けた写真が載っているがそういう使い方もできる。

【広島県】広島レンタサイクルぴーすくるは30分以内に返しても次に借りるときにまた課金される
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目的地を変えても無関係

荷物を目的地に直接発送してしまうという選択肢もあったが、目的地を変えられないというデメリットもあた。

しかしサイクルトレーラーですべての荷物を自分と一緒に移動できるのようにしておけば気ままな旅も夢ではなくなる。今日は東へ明日は西へといったようにどこへでもサイクルトレーラーを伴って輪行できる。

まあ、そんなに気ままに旅ができる人も決して世の中に多くはないと思うがそれも可能性としてできるということ。

輪行するとき

飛行機を利用して目的地へ行くなら自転車/トレーラー/荷物というふうに分けて預けることができる。特にBURLEYのトラボーイは付属のトートバッグに入るぐらい本体がコンパクトになるので手荷物で預けることはまったく可能だ。

電車なら袋にきちんと入れた自転車/持ち手を短くしたトレーラーに荷物を載せて引っ張るという利用の仕方ができる。

電車の場合、混んでいる時間帯をなるべく避けたり、普通車両ではなくグリーン車両を利用するなどの気遣いは必要になるが一緒に旅をできるのは安心でもある。

自分も使っている

いろいろ述べてきたのは自分が持っていてぜひ多くの人に知ってほしく、輪行好きなら利用する価値が大いにあるということを知ってほしいから。

どこが気に入っているかというとぶっちゃけ目立てるというのも多少はあるが、何しろ便利だ。自分の気に入った自転車でお気に入りの観光地を散策するというのは楽しい。だが以前までは荷物がネックだった。

自転車+荷物となると多すぎてとても運べないし、直送するというのも大げさで気分が萎えていた。しかし当日自転車+トレーラーに積んだ荷物を持ってでかけられるというので非常に旅のバリエーションが広がりを見せる。

また旅先での話題つくりにもなる。現地では1度か2度は必ず街の誰かから声をかけられる。それだけ珍しいものを持っていると思われるのだ。

また声をかけられないまでもしげしげと眺める人も大勢いる。だんだん所有者が増えれば珍しくなくなってくるだろうが自分の趣味を無言でアピールして同じような趣向の人が話しかけてくるのは自分は嫌いではない。

そんな似たもの好きに一期一会で巡り会える面白さもある。

6 そうはいっても不安もあるはず

ここまで良いことばかり言ってきたが使用上の注意点やら不安点やらもあるので述べておこう。

カーブ曲がるときの内輪差

自転車そのものの長さは変わらないまでも移動体としての全長は長くなるので曲がるときには後ろのタイヤが内輪差で小さい半径で回るというのは容易に想像できるのではないか。

それは確かにある。それは買ってから少々近場を走りながら練習するしかない。多少練習して少し使えば慣れる。そんなに扱いが難しいものでもない。

大型バイクの免許持ってないが、大型バイクに乗るよりはよほど簡単だと思う。

単独で引っ張るとき幅広

スーツケース代わりに単独で引っ張って旅行する機会も個人的にはあるのだが、幅が広いのでときどき脇のなにかにぶつかることは今でもある。

それは多少我慢だし、実際にはスーツケースとほぼ同等の幅であるからスーツケースを引っ張っているつもりで引けば問題ない。

スーツケースよりタイヤの滑りが良いので動きはずいぶん滑らかだ。

スーツケースよりゴツい

スーツケースより滑らかと書いたが、しかしタイヤが大きいからゴツく見える。実際には一般的なスーツケースと幅はおおむね同等なのだがタイヤが大きいため特殊なものを引いている感は否めない。

だが転がしやすさは勝るのでプラマイゼロということになろう。

初期投資

種類にもよるが価格が数万円する。ただし自転車旅行好きなら数回で元が取れるのではないか。

スーツケースは自分で引っ張って移動することしかできないが、サイクルトレーラーは自分で引っ張ることはもちろん自転車に取り付けて引くことができるという点で勝っているように思う。

そしてそれを手にして旅行したときの経験はプライスレスである。買ってよかったと旅先で実感することだろう。

7 今買うべき理由

後回しにすればそれだけ機会損失

このような趣味の類のものは今すぐ買わないといけないというつもりはない。

だが、後回しにすればするほどその後の便利に使う機会が失われることは間違いない。自転車での旅や旅行をたくさんする人ほどその差が大きく現れるだろう。

10回旅行すればほぼ元は取れる

現在BURLEYのトラボーイは随分値上がりしてしまっていて60000円ぐらいかかってしまうが、60000円で買ったとして10回旅行をすれば1回あたり6000円だ。

それ以外に通勤で使う機会があればそれだけコストを分散させることができ元が取れる期間が短くなるだろう。

逆に今後の人生で10回も旅行する機会がないとするなら人生そのものの見直しをしたほうが良いのではないかと余計なお世話ながら考えてしまう。

早く買って早く使うほど良さを実感する期間が長い

早く買えば満足感の期間が長いということがいえる。自分はおよそ0年前に買ってまだ数回の旅行への持ち出しと自転車通勤で数回使ったのでほぼ元は取れたかなと思っている。あるいはまだもう少しかかるかもしれない。

だがこの歳になって買う気にはならないかもしれないのであのとき買っておいてよかったと思っている。なぜなら今からでかけるときでも迷わず一緒に持ってでることができるから。

何を我慢しますか?

さて、いろいろと述べてきたが買うとなった場合、そんなにお手軽に買える価格でもない。安めのパソコンと同程度といったところだ。

もし酒、たばこ、間食のお菓子などを嗜む人であればそれらを控えれば買えない価格ではないはずだ。自分は酒もたばこもギャンブルやその他高額な趣味もなかったので幸い少し考えて楽しい未来を想像してほどなくして購入した。

贅沢な趣味ともいえるかもしれないが、ほかに不毛かもしれない趣味があれば簡単だ。贅沢な趣味ではあるが不毛ではない。

 

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