何ヶ月以上かわからないほど温めていたアイデアが結実した。
ドッペルギャンガーのサイトで紹介していた自転車運搬用の背負子(リュック)を我が手にしたのだ。といっても本物は販売終了していて売られておらず自分で作ったというわけ。
どんな感じだかオリジナルサイトのものを見ながら比べてみてほしい。
ドッペルギャンガーの極小径車輪行リュック
【販売終了】DCB463-BK 極小径車輪行リュック – DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
オリジナルのサイトを初めて見たときには「これほしい!」と叫んではいないが欲しいなあとマジで思った。
でも形を見る限り自分で作れないほどの構造でもなさそうだし・・・いつかそのうち自分で作ってみようかな・・・などと思っているうちにオリジナルは販売終了となり本当に自分で作らないと手に入らない状況になった。
もっともメルカリで探せば2〜3000円で手に入るのだが。安すぎないか?作ったあとにメルカリで見たがそんなに安いんだったらメルカリで買っても良かったかもってちょっとだけ後悔したりして。
初めて利用の人はこの招待コード(FUAHFP)で500円だか、タイミングによっては1000円もらえるらしいよ。
極小径車輪行リュック自作への道
さて、作るに際しては例によって近所の格安生地屋さんキャロットに出張って良さげな生地を物色して入手しなければなるまい。
以前もキャロットで生地を入手して以下のようなものを作った過去がある。
キャロット最高!
で、今回用意した材料はなんと前回ブロンプトンの輪行袋エクステンダー(拡張して袋状にできるやつ)で使ったのとまったく同じ生地が売られていたのでそれを選択した。
なにしろ輪行に使えるぐらい頑丈な生地だったので同じものを見つけたときはあまりの強運に思わず天の神に感謝した。自分の天に髪はないが。
ざっと材料と費用を挙げると
- 布・・・60cm幅であった布x2m切り売り=210円
- バックル・・・30mm幅タイプx4セット=750円ぐらい
- ベルト・・・30mm幅x4m=700円ぐらい
- その他・・・キルト芯、ミシン糸は家にあったもの
- 背負い紐・・・安物だったため買ってほどなく綻びて使わなくなったカメラリュックから流用
といった感じで制作の所要時間は買い物含めないでおよそ4時間程度でした。ぜったいメルカリで買っちゃったほうが安いじゃん。しかも出来が違うしwww
極小径車輪行リュックの外観
動画も公開してるけど写真で見たい方は先に▼こちらあたりどうぞ。これは使えます。
あとがき
作ってる風景は写真でも動画でも残していない。そういうところって自分としては見たいと思わないし、したがって人に見せたいとも思わないので。
もし見たいって人がいたら今後動画やブログ記事制作の際には取り入れるのでコメントくれると嬉しいです。
でもって仕上がり具合はどうかというと完璧に近く仕上がった。
まず強度は問題なさげ。ミシンでしつこいくらい縫ったし、布は表裏で二重であることはもちろん布そのものの強度も十分強いものを選んだので。もっともやりすぎて裏糸が逆側に出まくってるけど。
また背中にあたる部分が出っ張って背中が痛くならないようにキルト芯も二重にして仕込んだので実際に背負ってみてぜんぜん痛くなさそうですごい。自画自賛。
できれば誰かに売ってもいいかなとは思ったけど本物がだいたいメルカリで2〜3000円で出てるんだから敵わない。これは自分で使う。使うつもりで作ったんだから。正直言うと半分ネタ要素もあるけど。
とにかくここ近年ほとんどやっていない輪行がやりやすくなるのは間違いない。駅構内で気軽に背負うことができれば少々の長い距離運ぶのも苦にならないというものだ。