ブロンプトンの自転車を買って何本かそれについてのレポートを当ブログで書きましたが、概ね絶賛するような内容ばかりでした。しかし今回は不具合の内容です。
ブロンプトンて自転車だけでおよそ20万円近くするものですから不具合などほぼ皆無かと思っていました。そうあのAppleの製品のようですね。iPhoneは10万円近くするし、MacBookはちょっといいのになると20万円近くになります。よく見かけるAppleの製品、例えばiPhoneにしてもiPadにしてもMacBookにしてもあれだけ世の中に出回っているのに持っている人は自分のは不具合に当たっていないと思いませんか。そうでもないですか。そうですか。
なかには不具合に当ってしまう人もいるでしょうけど母数から見たら極わずかなはずです。かくいうぼくが現在メインで使っているパソコンは整備済みとはいえ18万円以上したMacBookです。それなのに不具合はまったく感じません。
しかし同じような価格で売られていたブロンプトンには最初から致命的な不具合がありました。それは折り畳んだときに接地する滑車が回らず、さらにその滑車を固定するボルトの六角穴がバカになっていて調整できないのです。
【関連】
新品ブロンプトンの不具合点
滑車が回らない
ブロンプトンの自転車は畳んだときにも下に滑車が降りて転がせるのが大きな特徴のひとつです。だから滑車は通常の走行用タイヤと同様に重要な商品ファクターであるはずです。
それにもかかわらず転がしたときに片側の滑車の回転が悪くまっすぐ進ませることができませんでした。
まあ滑車の回りが悪いくらいなら自分で調整できなくないだろうと緩めようとしました。滑車を固定しているボルトを緩めて治そうとしたのです。
ボルトの六角穴がバカ
ボルトの六角穴に六角レンチを挿していざ回そうとしたら空回りします。合わないサイズの六角レンチを挿したわけではありません。1サイズ大きいレンチではまったく入らないのです。なぜ六角レンチが空回りするかというと、よく見ると六角の穴部分が工具で舐められて丸に近くなってしまっていました。
ありえませんね。
中国の商品だってなかなかそんなのに巡り会える機会はありませんwww
それがおよそ20万円の価格で憚らず値引きもせず売っている自転車で起きるとは!一瞬頭の中がパニックになるところでした。もしかして中国製のブロンプトンだっととか?
いやいや確かブロンプトンは自社でしか作っていないはず、台湾でさえもう今では作っていないとどこかで聞いたような読んだような。とにかくイギリス本土で作っていることは間違いないはずなんです。ってことはイギリス人適当?
修理
そんな何億年分かの妄想が頭のなかで一瞬のあいだに駆け巡ったとはいえ直さないことにはストレスで輪行を楽しむどころではありません。さっそく購入したお店に電話して直しに持っていくことにしました。
持っていったのは仕事が休みになる次の休日になってからでしたが、どうやら販売店では無事に直せました。販売店の人もこんなことがあるとは初めて(?)のような反応でした。初めてでなくとも「いやあよくあることですよ」なんて言えないでしょうけどね。
まあ無事に直してもらったのはいいんですけど、ブロンプトンてそこらで気軽に売ってないじゃないですか。だから遠いんです。熊谷から高崎までいちいち行かなければならないのがちょっとタルい・・・
余談
高崎までちょっとしたサイクリングと思えばちょうどよい距離ではあるんですけど、暇つぶしするには微妙な町だったりっていうか、自転車預けちゃったら暇つぶしに街に出られないじゃん。まだ大宮とかだったら預けた暇つぶしにちょっと街をふらふらってのもできるかもしれないけど。大宮もだめか?
ま、とにかくかなり近所だったら一泊で預けて次の日取りに行くとかしても良さそうだけど遠いとその日のうちに引き取りたいし、その間の時間つぶしに苦慮するしで困る。
自動車だとそういうことはほとんどないかな。珍しい外車はだいたいヤナセで扱ってるのかな。でもシトロエン探したらディラーは関東でこんな感じにしかなかったです。例えば東松山に済んでいる人がシトロエン欲しい!ギンギンに欲しい!って思ったら太田市かさいたま市か入間市あたりまで買いに行かなければならないわけですな。
引用:シトロエンサイト
ブロンプトンもそんな感じなのですね。自転車界のシトロエンとでも呼びましょうか。ちょっとゴロが悪し。
余談でした。