Vブレーキインナーリードユニットとブレーキアウターケーブル交換という作業をやってみます。
友人からもらったDAHONのあちこちを交換しているうちに交換できそうなところは交換したれ!というノリです。
ブレーキインナーリード&ブーツ交換
Amazon合わせ買いで買ったVブレーキ用インナーリードユニット&ブーツです。こういう部品だけで売っているというのを今回初めて知りました。DAHON自転車に元からついていたインナーリードユニットは蛇腹状の構造ですが、こちら買ったほうは通常の筒状になっていてフレキシブルさに欠けるかなとちょっと心配はありますが、まあ大丈夫でしょう。
と、ここで注意点です。実は2個入りですが同じものが2個入っているのではありません。90°、135°という角度の違いがあります。
▼まずはブレーキワイヤーの先端を保護しているエンドキャップをプライヤ等で緩めて引っ張って外します。
▼あとはブレーキワイヤーを外すとともにこの老朽化したブレーキインナーリードユニットとブーツともども外してしまいます。
▼新旧ブレーキアウターケーブルです。もともとはシルバー系の色で統一されていましたが、精神が分裂ぎみのぼくはいろいろな色を使ってデコります。
▼外したワイヤーを今度は新品のブレーキアウターケーブルに通し、最後にインナーリードユニットに通します。ちなみにこのインナーリードユニットはエンドキャップの機能も持っているようでして、アウターケーブルにエンドキャップを嵌めてから入れようとすると入りませんでした。従ってエンドキャップをつけずにそのまま直結です。
▼Vブレーキを手で掴んでブレーキを掛けた状態にしてインナーワイヤーを引っ張り固定ボルトで固定します。ちょっとワイヤーがきつくなってしまいますが、あとからボルトを少し緩めてブレーキレバーを軽く掴んでワイヤーのテンションを調節しました。正当なやり方かわかりませんがかなり簡単にブレーキワイヤーのテンション調節ができます。
ここで写真を見て「あれ!?」と思った方、鋭いです。135°のものを後ろにつけてしまってますね。悪い見本です。
▼ブレーキアウターケーブルをちょうど良い長さにニッパーかなにかで切ったらバリが内側に出っ張らないように気をつけて仕上げましょう。内側に出っ張ってしまったまま使用するとワイヤーを痛めたりブレーキの効きが悪くなったりして危険です。
▼最後にブレーキワイヤー先端にエンドキャップを嵌めてプライヤ等で潰して固定すれば終了です。
今回交換したブレーキアウターケーブルとインナーリードユニットは必ずしも使い物にならなくなっているというレベルではありませんでしたが、新品にすると気分が変わって気持よく乗れるかなと思う部品で交換も簡単なのでやってみました。