僕の自転車はクリーンスピードのエスプレッソといいます。
一流ブランドではありませんが8万円近くしました。そして折り畳みできるミニベロで結構気に入っています。
ミニベロで折りたためるということは電車での輪行はもちろん、飛行機にも載せられるかと考えて調査してみましたが、どうやらJALの寸法制限では載せられないことがわかりました。
しかしせっかくの愛自転車なので旅行の目的地でも乗り回したいじゃないですか。そこで飛行機には載せられなくとも、この形をヤマト便で送ったらいくらになるかクロネコヤマトの営業所に持って行って計算してもらいました。
ヤマト便は大きさと重量との兼ね合いで縦(m)x横(m)x高さ(m)x280という特殊な計算式から出た数値をその荷物の重量として料金表に当てはめます。我が自転車は実際の重量は約13kgだと思っていましたので最低金額の2020円(広島まで)で送れるのかなあと想像していました。
するとなんと広島市まで片道3715円もかかるというのです。
なぜかというと80kgとして換算されてしまうのです。
クリーンスピードのエスプレッソを普通に梱包すると80kgとして扱われる
冒頭写真で結構小さくしたつもりでしたが、採寸してもらうと80数cm x 90数cm x 30数cmと測られ、それに280を掛けた数値が重量として換算されるのです。
0.8(m)x0.9(m)x0.3(m)x280=60.48
これは80kgまでの表で見ることになり埼玉県から広島市まで片道で3715円かかることになります。
往復だと7430円かかります。自転車を送るだけにしてはかかりすぎでしょう。
ブロンプトンというイギリスのメーカーの自転車ならものすごく小さくなってしまい手荷物として余裕で預けることができるそうです。
つまり飛行機で出かけるときブロンプトンならタダで送れるわけです。もっともブロンプトンの自転車は8万やそこらじゃ買えません。+10万ぐらいします。
14回ぐらいヤマト便であちこち往復させてようやくブロンプトン代に追いつきますwww
実際には15kg程度しかないのに
実際には我がクリーンスピードエスプレッソは車両本体で12kgぐらいでオプションをつけていてもせいぜい15kgもないはず。ですから形さえ最小にできれば片道2020円で送れるはずなのです。ただしこれは逆算すると45cm x 45cm x 50cmぐらいの大きさにしなければなりません。
まあどうがんばってもこんな大きさにはできませんのでどうやら2020円で送ることは不可能でしょう。
ということで電車またはマイカーでの旅行以外ではクリーンスピードエスプレッソを運んで現地で乗ることは非常に困難であるということがわかりました。
往復で7000円前後払うくらいなら現地でレンタルサイクルを借りて、浮いたお金で旨いものを食ったほうが良いかもしれません。
それに僕が行くところは大抵雨ですorz
今日はこう思ったよ
やはり輪行は電車に限るかなという結論です。
飛行機で自転車を運びたかったらブロンプトンですかね。
【追記】サイクリングヤマト便というのがある
後年、再び自転車を路線便で送りたいという計画がありまして今だとなにか新しいブログがあるかと調べてみたところありました。
サイクリングヤマト便というなにやら自転車輸送に特化した配達プランをクロネコヤマトが商品として出しています。
お得に自転車を輸送できるCJ+会員特典「サイクリングヤマト便」
このサイトによると保険つき会員になるか保険はつかない一般会員になるかなどいくつかグレードのある会員になりますと、自転車の配送を格安でやってくれるというものです。
ちなみに埼玉県から出雲あたりまで自転車を一台送るとして試算してみます。
これによると本来自転車をクロネコヤマトで送ろうとするとらくらく家財宅急便扱いとなって23598円かかるところ4332円で送れますよということです。
23598円ってのがかなり盛った額のような気がしなくもないですがとにかく普通に自転車を送ろうとするとべらぼうにかかるはずが数千円で済んじゃうよということです。
ただしその会員になるのに最低年間2700円ほど会費を払う必要があります。年に複数回これを利用するならいいですが、1回とかなるとちょっと躊躇しますね。
でもこういう選択肢もあるということで新しい情報でした。
【追記】ブロンプトンについての記事いくつかあります。