トイレ掃除は自分の仕事だと思っています。
一家の主がトイレ掃除をするべきであると。
しかし、嫁が買ってきたトイレ掃除用ブラシが気に入りませんでしたので掃除が億劫になっていました。
そこで改善です。
トイレ掃除ブラシの不満点
なぜ気に入らなかったかというと花の形をしているところはともかく、柄がしなるのです。
それともうひとつ、ブラシが砲弾型で放射状に毛が生えているタイプなのです。
ではその2つの難点について説明しましょう。
柄がしなる
掃除をしていて柄がしなるほどイラっとするものはありません。
せっかく力をいれて掃除しようとしても柄がその力を吸収してしまうのですよ。
ですから自分がせっかく入れた力が便器に直接つたわりません。
常に弱められた力が便器に対してかかります。
とうぜん本来の自分の力より弱い力がブラシを通して便器にかかるので落とせる汚れも落とせなくなります。
そんなわけでしなる柄は断固許せません。
砲弾型で放射状に毛が生えている
既に使用したブラシの写真をここに載せるのは憚られますからやめておきますが、この砲弾型で放射状に毛の生えたブラシがいまだに店頭で大きな顔をしているのが信じられません。
放射状に毛が生えているということは、毛の先端についた水滴が飛ぶのです。
トイレ掃除をしたことがある人なら必ず一度は経験があることではないですか?
トイレ掃除をするのって結構テンションが上がるんです。
せっかくトイレ掃除をしていてもブラシからしぶきが自分の顔にかかったりすると一気にテンションが下がります。
ああ、こんなことならトイレ掃除なんてするんじゃなかった・・・と。
こんなふうにテンションを下げさせる砲弾型で放射状に毛の生えたブラシは言語道断です。
買ってみたブラシ
ブラシ売り場でじっくりと物色しこれがいちばん使えそうだと判断しました。
まず、毛が長くないということ。
正直言ってスポンジタイプなのでスポンジの中に汚れが溜まるとカビが生えて長持ちしなくなる恐れはありますが、どうせ消耗品です。
ただし、これは抗菌防カビ加工が施されているようですのでいくらか持つのではないでしょうか。
▼そして柄です。
毛足が長くないということと、柄がしならないというのは車の両輪のようなものです。
この柄は売り場でグイグイやってみましたが頑丈そうです。
しかも最初から少し湾曲しているところが気に入りました。
この湾曲のおかげで自分の手は便器から離れて、ブラシ先端が便器の内側に潜り込めると考えます。
▼ブラシの先端はこのうような形、大きさです。
イメージしやすいようにiPhone 5sと比べてみました。
幅はiPhone 5sより少し広めで、厚さは・・・
iPhoneよりはだいぶ厚いです。まあ当然か。
柄の樹脂がガシっとスポンジ部分をホールドしているのがわかると思います。
▼横から見たところです。
別にどうということはないスポンジ状のブラシですが、問題はこの角の堅さです。
▼角を掴んでみます。
結構な手応えです。
便器きれいにできそう。
▼x方向の固さもなかなかのものです。
あまりこのx方向へ力をかけることはないと思いますが、この固さは心強いです。
▼ということで今まで使っていたブラシは捨てです。
無意味に葉っぱなんぞ付けるくらいならもっと「剛性上げとけや」って思いながらゴミ箱に捨てます。
今日はこう思ったよ
さて、実際にトイレを掃除する場面は見苦しいので公開しません。
ですが、やはり期待通りの威力を発揮してくれました。
もちろんトイレの汚れというのは頑固ですから「いとも簡単」に落ちるというわけにはいきませんが、今までの毛足の長い不愉快なブラシに比べたら使いやすいことこの上なく、長時間の掃除にも精神的に耐えられます。
長時間掃除をしていられるということは落ちるのが実感できるということでもあります。
落ちるのが実感できるのは楽しいもので、なにより掃除をしていて楽しいのが一番です。
年末になったらいやでもいろいろなところを掃除しなければなりませんが、一番大切なのはトイレの掃除ですよ。
良いツールを手に入れてテンション高く思いっきりきれいにして新しい年を迎えましょう。