あるコラムで年収が1000万あるのにお金がたまらない人のへのFPの人からの助言ということで真面目に書いてあった。
貯金ができない人と貯金をするための覚悟についてちょっと書いてみよう。
実際には金持ちだろうと貧乏人だろうと使っているお金にはほとんどの場合、本人にとって無駄な要素がないらしい。皆誰でも使っているお金は必要なものを必要なだけ買っているはずなのだ。
よく貯金をするために節約をするとか無駄をはぶくとか推奨されるが収入が高かろうと収入が低かろうと関係なく、無駄を省くということは不可能な事らしい。では どうやってお金を貯めることができるのか。それは一言で言ってしまえば生活の水準を落とすということだ
ではお金の貯まるタイプの人と貯まらないタイプの人との違いについて考えてみよう。
セレブ、浪費家、倹約家、そして貧乏人の違いについて考える
世の中には4通りの人間しかいないと昔誰かが言ったとか言わなかったとか。それはセレブ、浪費家、倹約家、貧乏人だ。
自分はどれにあてはまるか。個人的には倹約家または貧乏人の範疇に入るのではないかと思っている。
できれば貧乏人ではありたくないが、ときどき貧乏人の領域になると思う。
ではそれぞれの特徴について考えてみよう。
セレブ
セレブという言葉は何の略かなんてことはどうでもいい。セレブとはお金を使っても使ってもどんどん後から実入りが入り放っておくと使い切れないお金に埋もれてしまう人たちのことだ。
まあ例えて言うならハリウッドセレブ(ハリウッド映画に出る男優女優たち)は1本出演で数億~数十億という金額を手にするのでどんどん使わないとお金に埋もれてしまうと考えられる。
あるいはIT長者という人たちもセレブかもしれない。インターネットのサービス(例えばfacebookとかgoogle)で一山当てて黙っててもお金が入る仕組みづくりに成功した人たちだ。
またあるいはいずれ枯渇するかもしれないが石油長者もいる。これは今はまだ地下からお金同然の油が湧いてくるかもしれないがいつ枯れるか不明なのでセレブであるうちに別のシステムで金を生む仕組みを構築する必要もあるだろう。
そんなセレブの人たちは経済的にはこの世界のカーストの頂点に君臨している。逆らうとか逆らえないとかの問題ではなく雲の上なので存在自体が不明だったりする。
浪費家
浪費家というのはセレブほどではないにしろどんどんお金が懐に入る仕組みを持っている人ではある。だが収入と支出のバランスが悪いためにそれほど生活スタイルそのものは派手とも見えない。
この人達は収入が一般人に較べて多いため何を買うにしてもワンランクあるいはツーランク上のものを買わずにはいられない。
例えばスマホだったら当然ながらiPhoneを、パソコンだったらMacを、自動車だったらベンツやBMWやレクサスを、外食だったら高い料亭っぽいところを、服だったらもちろんブランドものをといった具合だ。
こうしてみると一見派手な生活を送っているように見えるが、実際には通帳の桁数が少なめなのが浪費家だ。
外目(はため)には良い生活を謳歌しているようにみえるが、家計は火の車だったりする。
倹約家
浪費家ほどの収入にはまったく程遠く及ばないが、生活がつつましい人たちがいる。
外食はほとんどせずもっぱら自炊をするのはもちろん、冷蔵庫にもほとんど食材が入っていない。なぜなら必要なだけ買い数日で使いきり無駄を出さないようにしているのだ。
服もユニクロの服、あるいはそれよりさらに安い服を着る。掘り出し物を見つける鋭い勘を持っているかもしれない。
倹約家は収入こそ少ないがつつましく暮らしているので意外にお金を持っていたりする。そういうお金はいざ健康のため、あるいは冠婚葬祭で必要になったとき、あるいは年に数回の旅行にボンと使うのだ。
生活に派手さはないが不自由している様子も見られない。
貧乏人
おそらく倹約家と同程度の収入があるかもしれないし、もっと少ないのかもしれない。しかしお金の使い方が浪費家の考え方に近いのだ。
お金をかけずに工夫するということができない。自分の収入に見合った生活を送ろうという心構えができない。
入ったら入っただけ或いはそれ以上に使ってしまう。
どのスタイルで生きていくか
もちろんセレブのように使うそばからとめどもなくお金が入ってくればハッピーこの上ないことだが、なかなかその域には辿りつけない。
そこで考えるのは収入を増やすことか支出を減らすことだ。
どちらも簡単ではない。特に収入を増やすのはサラリーマンをしていれば至難の業だ。
自分としてはせいぜいブログを書いて広告収入を得たり、家にある不要品をオークションに出したり転売したりという方法をとるくらいでFXなどの投資は怖くて手が出せない。そういった人も大勢いるだろう。
支出を減らすことはどうだろう。朝起きてから次の朝になるまでの24時間の生活のなかで倹約の種はないのだろうか。細かくブレイクダウンして倹約の種をいくつかでも見つけられればお金を捻出できる。
ちょっとしたものを買ってしまうか買わずに素通りできるかどうか
例えばこんなサザエさんの皿。
お金が余って使い道に困っているならこういうものを買うのに反対するまい。
しかし口を開けば金が無いだの破産しそうだのと言っている人間がこういうものを買ってきて嬉々として報告する姿は異様としか言いようがない。お金を貯めることのできない人間の典型がすぐそばに居り、家計を同一にしていたらもはや諦めるしかないかもしれない。
言って聞かせて改めるくらいの頭を持っていれば最初から買ってこないだろう。
1日の消費活動を振り返ってみよう
一日の消費活動を詳しく振り返るつもりだったが結構虚しい。
この記事をここまで書くのにも何週間もかかってしまった。
結構後ろを向いた議論な話なので文章が淀みなく出てこないのだ。
1日の消費を振り返る話はまたいずれ気が向いたら書くことにしよう。
今記事の結論としてはつまらないものにすぐにお金を使わずに買わないか、一段二段レベルの低いもので耐えることができたらお金を貯めることがもっと容易になるだろうということだ。
ただ常にそれをやると必ず滅入るので気分転換も適度にしよう。