2016年ごろからAmazonプライム会員になって毎年年会費を払ってましたが、2018年だか2019年だかに次回徴収時に値上げした額をお支払いいただきますみたいな案内が来ていて嫌だなあ・・・と思っていました。
ネット上ではその値上げをうまくかわす手段としてAmazonマスターゴールドカードに入会してカードを作ってしていくつかの技を組み合わせればプライム会員の年会費がほぼ据え置きぐらいで利用することができると言われていました。
自分もそれに倣ってAmazon(三井住友)マスターゴールドカードを作ったまでは良かったのですが、そのあとの小技をかますときに少々荒削りだったため失敗したかと最初思いましたが実際にはそうではなく会費は回避できないという話です。
関係ないけどイラストやさんの冒頭画像が鷹の爪の吉田くんにも見えなくもない。
Amazonカードゴールドの割引話の整理
Amazonプライム会費がそもそも値上がりするなんていうから面倒なカード切り替えをしなきゃならなくなったんです。Amazonよ。せっせと利用しているんだからあまり値上げといわないでくれ。
で、Amazonプライム会費は2019年の4月に以下のように改定されました。
変更前 | 変更後 |
3900円(税込み) | 4900円(8%税込み) |
そしてAmazonゴールドマスターカードの年会費はというと10800円(8%の税込み)です。
それが以下のように割引特典のトラップがあります。
- マイ・ペイすリボというリボ払い設定を確実に行うこと
- 利用明細をウェブ明細にしておくこと
ひとつづつ内容をもう一度(自分にとって)確認していきます。
マイ・ペイすリボ設定
もはやネットを検索すればこのキーワードについて星の数ほどヒットしますから今更、何をか言わんやなので多くここで説明することは省略します。
要するにリボ払いという本来手数料のかかる返済方法を選択すれば年会費を5400円割引してくれます。そうはいっても5400円年会費を割引されてもリボ払いで毎月手数料を払っていたらよほどそっちのほうが高くつくのでほぼ常識となっている小技がリボ払いの限度額をカード利用の限度額と同額にしてしまえということです。
そうすることによりどうやって計算しているのか知りませんが、毎月の支払いはカードを使った分だけ払うという一般的な真面目な払い方ができ、リボ払いで発生する手数料を回避することができます。
つまりリボ払いといいつつ実際には毎月満額返済して手数料は発生しないという美味しい抜け道(?)が利用できるのです。
なんでこんな制度つくってるのかわからないのですが、あまりにこれを利用する人が増えたら結局最後は年会費割引なんてなくなるかもという不安はあります。
利用明細をウェブ明細にしておく
個人的には紙で明細を送ってほしいのですが、これをウェブで見るという設定に申込時にしておくと2年目以降から1080円(8%税込み)が年会費から割り引かれます。
税抜き1000円も割り引いてもらえるなら紙で送ってもらえなくても我慢しましょう。
ミソの部分は2年目からという点ですのでここに気をつけましょう。初年度に最初の明細を見て「あれ会費が支払明細に載っちゃってるよ。リボ払い設定失敗したかな」と思うことがあっても2年目の同じ月の明細を見てから嘆きましょう。
年会費の推移
マイ・ペイすリボ割引 | ウェブ明細割引 | 差し引き年会費 | |
1年目 | 5400 | なし | 5400 |
2年目 | 5400 | 1080 | 4320 |
3年目 | 5400 | 1080 | 4320 |
年会費は上記のように推移していくはずです。あとは消費税率が変わったら細かい金額は変わってきますがそれを考慮しないとすると4年目以降も年会費は4320円ということでいけます。
よく見るとプライム会員年会費と逆転してるじゃん
プライム会員年会費が値上がりする前までは3900-4320=-420円ということでプライム会費のほかに420円払えばAmazonでの買い物でのポイント優遇だったり、空港でのラウンジ利用だったりなどゴールドカードなりのサービスが受けられるなあなんて思ってました。
ところが最近になってプライム会員年会費が値上がりしてしまったためになんだか逆転してしまってます。
つまりただのプライム会員でいて年額4900円払うよりはAmazonマスターゴールドカードを作ってしまったほうが得じゃないですか!
当初、最初の利用明細を見て5400円の年会費が加算されていて「あれ、無料にならなかったか。失敗した」などと寝ぼけたことを考えてこの記事を書き始めましたがとんでもなく得をしていたという話でオチました。
【追記】プライム会費単独は残日数分らしき額が返金される
今まで単独で利用していたプライム会員ですが、マスターゴールドカードの年会費に包含されることになったので二重払いしていることになります。
いつ会員になったのか覚えていませんが残日数分らしき額が後日返金されてきた通知も来ました。これですべての手続が済んだことになります。めでたし。