群馬県甘楽町には小幡という城下町がありました。その城下町の史跡の一つとして旧小幡藩武家屋敷松浦氏屋敷というのが残っています。
あらかた復元した建物ではありますが当時を十分偲ぶことができます。
旧小幡藩武家屋敷松浦氏屋敷
▼入り口はこういう看板がかかっていてすぐわかりますが、建物は小道を少し入った奥にありますので通りからはよく見えません。
場所と駐車場と入館料
入館料は無料です。ただで見られるのです。申し訳ないくらい。
▼場所はここです。道の駅甘楽や楽山園の近くにありますのでついでに見に行っても遠くありません。
▼専用駐車場はなく近くの公共駐車場に停められます。駐車場はここで、徒歩にして2〜3分の距離です。
屋敷
玄関のような玄関じゃないような潜戸から入れます。ここがほぼ東側なのでおそらく昔は玄関だったのではないかと想像できます。
なぜこんな潜戸にしているのか謎です。
▼潜戸を入ると土間がありその奥には囲炉裏のある部屋があります。
▼その板敷きの部屋から東南の部屋(左)と中央の部屋(右)が見えます。東南の部屋も中央の部屋も庭に面しているので窓を開ければ素晴らしい日本庭園が拝めます。
▼中央の部屋です。押入れがあったりさらに奥の部屋へ続いていたりと広いです。平屋なのにこの広さって贅沢です。
飲食物の持ち込みはたぶん禁止でしょうけど、それさえ我慢できればちょっと一休みして昼寝なんてしゃれこめる可能性があります。もっとも熟睡しているときに別のお客さんが来たらかなり気まずいですが。
▼部屋には写真がたくさん掲示してありまして発掘の様子やら復元の様子やらを垣間見ることができます。
▼かなり写真がたくさんあります。
▼これも別の写真です。
▼南向きの障子戸を開けると日本庭園が!
▼外の様子も庭の外側からだったり内側だったりとくまなく眺めることができます。
こういう平家に住めれば結構なバリアフリーなのではないかと思います。
まとめ
入場無料だけあって特に受付があるわけでもなし、売店があるわけでもありません。
ただ無人のわりにはきれいに整備してある史跡ではありませんか。
きっと心地よい昼寝が楽しめるのではないかと思います。運試しに。