iPhoneには音楽を入れていませんでしたが、母艦のMacBookProには自分の持っているCDを中心とした音楽ソースをすべて保存していました。
それがいつの頃からかiTunesアプリで楽曲をダブルクリックしても再生されなくなっていたのです。それをどうやって復旧させたかという話。
iTunesに入れている楽曲が無駄な死データになっていたのを復旧させるのに必要だった予防措置
何年か前からiTunesの楽曲がまったく聞けなくなっていた
MacだろうとWindowsだろうとiTunesにはCDからぶっこむことができますね。メディアの形式はいくつかの中から選べますが、特に根拠はなくなんとなくというすべてm4aという形式で保存していました。
それがいつの頃からかiTunesでたまには聴くかとダブルクリックしても聴けなくなっていたのです。
考えられる原因
本当の原因は結局復旧させた今でも不明のままですが、考えられる理由はフォルダを何度か移動させたことぐらいです。
どういうことかというとMacBook Pro本体のSSDが手狭になるのが嫌だからSDメモリスロットに常時入れているSDメモリにデータを移していました。
またそれとは別にバックアップ用としてNASにもコピーを入れておりました。
それ以外には特にデータを操作した覚えはありませんが、とくにいつからというわけでもなくいつの間にか音楽として再生することができなくなっています。
iTunes Storeで買った楽曲がダウンロードできない
これは別の問題ですがiTunes Storeで買ったはずの楽曲がダウンロードできない問題もほぼ同時にありました。それについてはアップルの人間と電話で話をして理由がはっきりわかったのでしたが、同じころに起きた案件なので精神的ダメージはただならぬものでした。
ちなみに楽曲がダウンロードできなかった理由については過去に記事にして残しています。
対処
その1CDから読み直し
CDが残っているものについては1枚1枚読み直しです。といってもCDを処分してしまっているものもあります。メルカリなどで気軽に出品できるようになってます。数枚ネットで売り払ってしまっているものもありました。
持ってるCDすべてを読み込ませるのに休み休みではありますが4日程度かかってしまいました。
その2CDが残っていないものについて
CDがないものについてはGoogleMusicに入れてあるものをダウンロードしてアルバムとしてiTunesに読み込ませました。
これは予めGoogle Musicに持っている音楽ソースをすべてアップロードしていたおかげです。iTunes内の音楽がちゃんと再生できていた頃にGoogleのサービスで音楽データをすべて無料で預けておけるGoogleMusicがあるということを知り、すぐさまアップロードしていたのでした。
おかげでCDが残っていなくともGoogleMusicのサイトからアルバムごとダウンロード(MP3形式)して再びiTunesに保存し直しできます。
その3アートワーク(ジャケ写)は?
こうして今まで持っていたCDの楽曲をすべてiTunesに入れ直し完了するのですがアードワーク(ジャケ写)もほとんど手入力で登録しなおしです。
iTunesが自動でアートワークを登録してくれるものもありましたが、ごくわずかでした。それ以外はAmazonのサイトからジャケ写をダウンロードして一枚ずつ登録です。苦行です。
予防処置について
さて予防処置とはGoogleMusicにすべてアップロードしておいたのでiTunesのデータが壊れていても、CDが既に手元になくても復旧できたということです。
GoogleMusicは定額利用すると何千万曲だかを聴き放題になりますが、無料であれば50000曲まで預けておくことができます。
Google Play Music の保存容量の制限 – Google Play Music ヘルプ
無料で助かります。
教訓
結論としては音楽を本当に自分のものとしておきたかったらオンラインで買うのではなくCDで買っておくのがベストということです。
もっともAmazonプライムミュージックみたいな音楽配信サービスを利用して同じ音楽は再度聴けなくとも次から次へと新しいものが聴ければよいというならこの限りではないですけど。
せっかくそこそこ容量のあるiPhoneを買ったのに自分の音楽を入れられず残念な気分だったのが晴れやかになりまして記録しておきます。