長年靴を履いているといつのまにかかかと部分がすり減ります。今まではすり減って限界かなと感じると捨てていましたが、気に入っている靴だとかかとが減っただけで捨てるのは惜しいものです。
最近あるブログで靴のかかとを専用接着剤で補修したという記事を見かけたのでそっくり真似をしてみました。同じことをして同じような内容の記事を公開しても脳が無いのでなにか一手間加えたいなあと思いましたが特にこれといってなく、せいぜい補強板を貼って減り防止を図るぐらいしか思いつきません。
靴のかかとの補修
開封と補修する靴
▼Amazonで買った靴底の肉盛り補修剤というセメダイン製の接着剤です。あ、接着剤ではないかもしれません。
▼中身は補修剤本体、エッジガードの板2枚、ヘラ1個、サンドペーパー2枚です。
▼ぼくはおそらくO脚らしく靴底の外側がすり減ります。すり減ってきたら左右逆に履けば倍は持つと思うのですが今どき小学生でも左右逆に履いている子は見かけないでしょうからちょっとそれは止めておきましょう。
▼別角度というより裏返して見た状態です。ほとんど変わりませんがすり減りが著しいのがわかります。
補修開始
▼エッジガードの板は柔らかくしなやかですがあまり小さく曲げると戻らなくなる恐れがありますので注意です。かかとのカーブに合わせてガムテープ等で貼っていきます。
▼内側はこのようになっています。エッジガードの板をピタッと貼り付けないと広がってしまって後からの削り代が多くなってしまう可能性がありますね。
▼補修剤を塗る前に本当はもっとアルコールとかせめて濡れ雑巾で拭いておくぐらいはしておいたほうが良いのでしょう。不精なぼくは付属のヘラを使って小石を除去するぐらいなものでした。
▼さて補修剤のチューブ先端に穴をあけて塗ります。
▼チマチマ塗らずにどばーっと塗りましょう。どうせ削るのだし、少なかったからと後から足すほうが面倒くさいです。
▼どばーっと垂らしたらヘラで均していきます。ヘラだけでは絶対平らにはならないので諦めて適当なところで辞めましょう(笑)
ただこのとき厚めに塗っておくと後でシークレットブーツ効果が出てちょっと優越感に浸れるかもしれません。
▼左右一通り塗って均したら24時間以上乾燥のために放置します。まちがってひっくり返したりしないところに保管しておきましょう。
1昼夜おいて
▼すっかり乾いて触ってもゴムの感触がするだけになりました。しかし一部埋まっていない部分がありますので埋めなければならないでしょう。
▼底の部分は概ね良好といってよいです。ここを付属の紙やすりで磨く気になりますか?ぼくはなりません。歩いていれば勝手に平らに均されるからこのままで構わないと確信しています(笑)せいぜいちょっと出っ張った部分をハサミで切り落とすぐらいです。
▼さきほどの埋まっていなかった箇所には再度養生テープを貼って補修剤を塗ります。またこれで乾けば履けるようになるでしょう。
今日はこう思ったよ
ここまで来て違和感がどうしても拭えません。それはなぜなら茶色い靴に黒い補修剤を付けてしまったからです。茶色い補修剤も売られていたのになぜか間違えて黒い補修剤を買ってしまいました。
茶色い補修剤を買い直してこれの上から薄く塗れば良いかななんてかなり雑に楽観的に考えてます。何しろすり減った踵(かかと)が元に戻って今まで同様あるいは新品同様の歩き心地になるのですからちょっとしたウキウキという感情はあります。
Amazonサイトでよくよく見たら黒、茶色、白と3色ありました。間違えないようにしましょう。
【追記】茶色の補修剤を買い直してみっともないのを直します。