リビングルームのドアの下の隙間を塞ぐプラスチック棒が落っこちたときの対処

リビングルームのドアの下の隙間を塞ぐプラスチック棒が落っこちたときの対処

リビングルームの出入り口のドアの下に妙なプラスチックの棒が付いているなあというのは新築を建ててからすぐに気づいたことでした。それがドアを開けると上つまりドアの中に引っ込み、ドアを閉めるとニュッと下に降りてきて面白いなあと思っていたのです。

そしてそれが部屋の断熱に一役買っているというのは誰に聞いたわけでもありませんがちょっと想像すれば気づくことです。

住み始めていつのまにやら十数年経ちその謎のブラスチックの棒がいつの頃からか突然ドアの傍に落ちているようになりました。どうやら固定しているなにかが破損したのでしょう。

以前にもドアを外して見てみましたが、ブラスチックの棒を上下させる別のブラスチックの部品が割れてしまっていました。

こんなの直せないなあと思ったり、治すにはどうしたらいいのかなあとちょっと考えたり、部品を買ってまで治すこともないかなあとなんとなく逡巡していました。そしてある日またドアのそばに落ちてしまっていたプラスチック棒、正式名称はボトムタイトナー見て部品を探すことにしたのでした。

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ボトムタイトナーを治す一部始終

正式名称ボトムタイトナーでドアの下を塞ぎ保温効果を上げている

▼ボトムタイトナーという名前であるということは今回初めて知りました。ドアの下に埋め込まれていてドアが閉まるとこのボタンが押され、それと連動して埋め込まれているプラスチックの棒が下にせり出すのです。これで気密効果が高まり断熱効果も上がるというわけです。しかし料理をしているときなど換気扇を使うとこの気密効果のため風切音がしていましたが、近年ではこの気密機能をON/OFFできるタイプもあるようです。それがⅢ型らしいです。
うちのはⅠ型になるのかな。
ドア下のボトムタイトナー修理

ボトムタイトナー壊れてしまっている箇所

▼溝に取り付けてある白い部品が割れていて上下に動かなくなっています。そのため棒が動かないだけでなくいつのまにか脱落してドアの下から外へ出てしまっているという現象が起こるのでした。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼2箇所あるうちの片側はこういう形をしています。突起部分がドアの開閉とともに上下に動きます。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼本来ならこちらも上記画像と同じであるはずなのですが、割れて動かなくなっています。
ドア下のボトムタイトナー修理

壊れた部品を外してみる

周りの部品外し

部品を買って付け直すにしてもまずは自分で外せるのか心配です。どうやって外すのかできるところまでやってみましょう。
▼まずは片側、蝶番側ではなくドアノブ側に見えているビスを外します。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼次に蝶番側です。ボタン部分がねじ込み式になっているのでぐるぐる回してできるだけ内側に入り込ませます。次にピンセットなどで摘んでバネを抑えるとボタンの奥にビスが見えてきます。これも外します。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼ビスを外したら外側の金具を外しますがなかなか頑丈に入り込んでいます。簡単には外れないかもしれません。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼マイナスドライバーを使ってコジッたり・・・
ドア下のボトムタイトナー修理

▼下からタガネのようなものを当ててコンコンと叩きながら外に押し出します。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼そうするとポロッと外れます。なかなか深く入っていますよ。ここで断念したら自分でつけ直すのは無理です。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼そうするとアルミのレールのような部品は簡単に外れます。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼外した後のドア下はこのようになっています。
ドア下のボトムタイトナー修理

さてここまで外したら後は新品の部品を買って付けるだけなのですが、おめおめと新品を買って付けるほどわたしは潔い人間ではありません。

なんとかして今あるものを直せないものかと試行してみましょう。

スプリングピンを外す

内部の部品がスプリングピンという細い部品で固定されています。それらを外さないと治すに直せません。
▼ここに入ってました。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼こんなふうに部品にはどちらから入れて叩いて入れてあるのかわかりやすく見えます。この画像は途中まで叩いて押し出した様子です。内側の白い部品の一部分が膨らんでいるのがわかりますか。これで内側にもガイド穴が大きめに空いていてこちらから叩いて入れるのだと想像できます。したがって抜くときは逆に膨らんでいない側から何か細い精密ドライバーのようなものを当てて叩きます。
ドア下のボトムタイトナー修理
▼スプリングピンはこんな部品です。

▼そうしてすべてのスプリングピンを外したのちに取り出した破損箇所がこちらです。長年曲げたり伸ばしたりを繰り返しているとどうしてもこのあたりがやられますね。さてどうやって直しましょうか。
ドア下のボトムタイトナー修理

考えた直し方

  • 小さな穴を開けて細い針金で結ぶ
  • 接着剤
  • 糸で縛る

まず最初に思いついた小さな穴を開けて極細の針金で結ぶというのはそんな細い針金がありませんので諦めました。しかもこの部品の幅が4mm程度しかないのにそこに針金が通るような穴を開けるなんてまるで神の手でも持っていないと無理っぽいです。

次に考えた接着剤はどうせうまくいかないとすぐに思いました。こういうところに接着剤をつけてもどうしてもまた使っているうちに接合部分が最初に劣化するのです。一度ちぎれた部分は接着剤だけではほぼ補修不可能ということは経験から想像できました。

最後に糸で縛るという方法もやってみましたが、細かすぎてこれまた神の手でも持っていないと難しいので途中で諦めました。

そしてやってみたのがまずこちらのです。

▼グルーガンです。樹脂を溶かして接着剤のようにくっつける道具です。普通の接着剤と違うのはその速乾性でしょうか。ものの数秒で乾いて固まります。ただし強度は不安です。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼一応割れているところの周り一周に渡りつけてみました。これだけでは絶対すぐ壊れるだろうなあ。
ドア下のボトムタイトナー修理

神が降りた瞬間

▼そこで髪が降りてきました。これです。インシュロックタイの細いのが家にあったのでそれを適当な長さに切って上と下とで挟み、3本一体にして別のインシュロックタイで固定するのです。こうしておけば万一接合部分が取れかけても上下には逃げ場がほとんどない状態になります。もちろん形から見て左右にはずれることもほとんどないと思います。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼元に戻してみました。スプリングピンは外したのと逆で太くなっている側から挿して叩きます。
ドア下のボトムタイトナー修理

▼補修した白い部品に茶色の上下する部品を嵌めていきます。ちょっと抵抗感を感じましたがなんとかハマりました。
ドア下のボトムタイトナー修理

結果はどうだったか

▼結果ドアの下についているボタンのようなところを押すと外にきっちり出るようになりました。無事に治ってめでたしめでたしです。
ドア下のボトムタイトナー修理

部品を買って取り替える場合

さてここまで読まれた方は「なあんだ、簡単じゃん」と思われるでしょう。そうです。アイデアさえ思いつけば実際には大したことやっていないと思います。

ということでもし気まぐれでやっぱり自分であんなふうに治すのは無理と思ったらオンオフ機能もある新型を買うことをおすすめします。自分だったら新型の3型を買います。

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