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車中泊用ベッド、手作りから0円コットへの転換劇

この記事は 約7 分で読めます。

車中泊用コット

以前、イレクターパイプを使って車中泊用のベッドを手作りし、その過程をブログで公開した。

当時は自分の手で作り上げた達成感に浸り、これで快適な車中泊が楽しめると喜んでいたものだ。そして実際に何度か車中泊で使った。

しかし、その後の展開は予想外の方向に進んでいった。今回は、苦労して作った手作りベッドが思わぬ理由で不要になってしまった顛末を語ろう。

車中泊ベッドとテーブル接続でベッド拡張(案と設計)
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手作りイレクターパイプベッドの功罪

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車中泊イレクター自作ベッド

まず、手作りのイレクターパイプベッドについて振り返ってみる。確かに、自分で設計し組み立てた満足感は大きかったのだが、使用していく中でいくつかの問題点が浮き彫りになってきた。

設営と分解の手間

車中泊用イレクターパイプベッドの最大の欠点は、その設営と分解の煩わしさだった。

車中泊にでかけ寝るたびに組み立て、使用後は分解して収納する必要がある。これが予想以上に面倒で時間もかかった。特に、夜遅く目的地に到着して疲れているときなど、この作業が大きな負担になった。

意外と狭く、我慢できない寝心地

設計時には十分な広さだと思っていたのだが、実際に寝てみると意外と狭く感じた。

縦方向はともかく、寝返りを打つたびに肩が痛くて悲鳴をあげる始末。なにを隠そう五十肩真っ盛りなのだ。快適な睡眠とは程遠い状況だった。これってイレクター関係なくね?

でもやっぱりもう少し広いほうがまだましだろう。

部品の多さと忘れ物の不安

イレクターパイプベッドは、長短さまざまなパイプはもちろん接続部品、ワイヤーネット、マットレスなど、多くの部品で構成されている。

車中泊ドライブに出かける際、これらの部品を一つ一つ確認して積み込む必要があった。しかし、ときどきなにかしら部品を忘れてしまい、現地で完全な状態にフォーメーションできないというトラブルも経験した。これは大きなストレスの種だった。

コットとの出会い

そんな中、安価なコットをAmazonで見つけ購入する機会があった。足の数が通常のものより少なく凸凹の多い車内での安定配置に都合がよい形と見えたのだ。

正直なところ、あまり期待はしていなかった。しかし、このコットとの出会いが、私の車中泊スタイルを一変させることになったのだ。

コットの思わぬ利点

簡単設置と収納

コットは折りたたみ式で、設置も収納もあっという間だ。疲れているときでも、数分で寝る準備が整う。これは、イレクターパイプベッドと比べると天と地の差だった。

イレクターパイプベッドでの設営時間を10~15分程度とするとコットはおそらく3分以下だろう。

十分な寝心地

意外にも、コットの寝心地は悪くなかった。たまたまなのかコットという商品がそういうものなのか生地が伸縮性があり横たわったときにぜんぜん硬くない。これなら自動膨張マットもいらないかも。

あとは体をしっかり伸ばせる長さと広さがあり、と言いたいところだが広さはそこそこ十分あるものの、買ったコットはわかっていたことではあるが長さが165cmと自分の身長ではやや狭い。そこは工夫が必要だが寝返りもそこそこ楽に打てる。

車内での使用を考えると、むしろこちらの方が適していると感じた。

持ち運びの簡便さ

コットは一つのユニットとして持ち運べるため、忘れ物の心配がない。最悪の場合、あとは寝袋さえあれば車中泊が可能だ。長さを補うために自動膨張マットを敷いたほうがさらに快適だろうとは思うが最悪なくても寝袋でクッションにならないこともない。

これは大きな安心感につながった。

コットの不具合と思わぬ展開

と、最初は車に設置してみて狂喜乱舞したが、このコットにも小さな問題が発生した。というか欠陥品だった。

不具合1

フレームの一部が少し歪んでしまっているのだ。「やはり安物は…」と一瞬がっかりしたが、ここからが驚きの展開だった。

ここまで読まれた方は「使ったから凹んだんだろ?」と当然読み取るはずだが、実は上記までの文章は多少脚色していて実際には箱から出したときにすでに凹んでいるのを発見している。

ただ車内に置いてみるぐらいはできるので試してみることはしてみたというわけだ。

不具合2

凹んでいるどころではないもっと大きな不具合は実物が写真と大きく違うのだ。

具体的には2本足の写真を見てそれを期待して買ったはずなのに、送られてきた現物は3本足だったのだ。3本足では車内の凹凸をうまく吸収できるかどうか不安だ。

メーカーというか販売元の対応

で、メーカーに問い合わせてみると、予想外の対応が返ってきた。なんと、不具合品の返送も求めず、ただ返金するという対応なのだ。返品無用、全額返金ということは結果的に、私は実質0円で新品のコットを手に入れることができた。ちょっと変だけど。

この出来事は、私にとって大きな転換点となった。手作りのイレクターパイプベッドにかけた時間と労力を考えると、コストパフォーマンスの面でも、使い勝手の面でも、コットの方が圧倒的に優れていることに今さら気づいたのだ。

手作りイレクターパイプベッドの運命

こうして、私の愛着のあった手作りイレクターパイプベッドは、徐々にではなく一気にお払い箱になった。最初は「もしかしたらまた使うかも」と思っていたが、コットの便利さを知ってしまうと、もはや面倒な組み立てと分解を行う気にはなれない。

結局、イレクターパイプベッドは物置に置かれたまま、ほこりをかぶる日々が続いた。時々目に入るたびに、かつての苦労を思い出し、複雑な気持ちになった。

【教訓と今後の展望】

この経験から、私はいくつかの教訓を得た:

時には既製品の方が優れていることがある

DIYの楽しさはあるが、専門家が設計した製品には理由があって存在しているのだと実感した。

簡素化の重要性

車中泊の醍醐味は、自由さと手軽さにある。装備を複雑にすればするほど、その本質から遠ざかってしまう。

柔軟な思考の必要性

「せっかく作ったから」という思いにとらわれず、より良い選択肢が見つかれば、そちらに移行する勇気も大切だと学んだ。

イレクターパイプベッドの意外な活用法

思わぬ展開を見せた車中泊用ベッドの顛末だが、実はこの話にはさらなる続きがある。物置の隅でほこりをかぶっていたイレクターパイプベッドは、新たな使命を見出すことになったのだ。

当初、イレクターパイプでベッドを作る際、私は可逆的に分解できるよう設計していた。これが思わぬところで功を奏することになる。現在、このイレクターパイプの集合体は、自宅のベランダで猫落下防止柵として現在構築中だ。

ベランダに出てもうっかり手すりに上がって落下するのが危ない我が家の猫だが、我々にとって猫の安全は常に気がかりだった。そんな時、使い道を失ったイレクターパイプベッドが頭をよぎった。分解し、再構成することで、見事な猫用安全柵が完成に近づきつつあるのである。

この予期せぬ活用法は、DIYの柔軟性と可能性を改めて実感させてくれた。一度は不要になったと思われた手作りベッドが、形を変えて新たな役割を見出したのだ。

車中泊用ベッドとしては役目を終えたものの、我が家の大切な家族メンバーの安全を守る重要な役割を担うことになった。これもまた、DIYの醍醐味と言えるだろう。

この経験を通じて、物事の価値は状況や視点によって大きく変わることを学んだ。一見無駄に思えたものでも、別の角度から見れば新たな可能性を秘めていることがある。

後日、このイレクターパイプの活用によるベランダ柵についても、ブログで紹介する予定だ。車中泊用ベッドから猫の安全柵へ。その変遷の過程で得た気づきや工夫を、読者の皆さんと共有できればと考えている。

結局のところ、DIYの真の価値は完成品そのものだけでなく、その過程で得られる経験や知識、そして予期せぬ展開にも潜んでいるのかもしれない。イレクターパイプベッドの意外な第二の人生は、そんなことを私に教えてくれているのだ。

あとがき

AIにたたき台として雑文を書かせたあとに自分で校正して仕上げたが、自分でも思いつかないようなことを書いてくれていて、今度の文章を書く際の視点として参考になるなあと感じた。

おそるべし生成AI

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