セゾンカードにもタイプがいろいろありますが、その1つにウォルマートセゾンカードというのがあります。
その名の通り世界最大のスーパーマーケットであるウォルマートとセゾンが一体になったカードです。
このウォルマートセゾンカードは我が家では嫁が最初に持っていました。
西友でのウォルマートセゾンカードの還元率の高さ
近所に西友がある人はウォルマートセゾンカードが強い味方になってくれるでしょう。
それは毎日3%引きで買い物でき、毎月5日と20日には5%引きで買い物ができるのです。
一般的なクレジットカードで3%の還元はありえません。
一番還元率がよいといわれているREXカードでも1.75%(2015年12月から1.5%)です。
ですからどんなに他のカードでがんばっていようと西友で買い物するときはウォルマートセゾンカードで買うのが一番還元率が高いのです。
もっとも普段の買い物は西友しか利用しないという人はほとんどいないでしょう。
西友を利用するのはせいぜい食料品やらちょっとした日用品を買うときぐらいです。
なんでもかんでもウォルマートセゾンカードで買い物をするというのも本来オトクとはいえません。
クレジットカードは本来の価値を発揮できるところで使うよう数枚つねに持っておくほうがトータルでは出費額を抑えられます。
世の中にはクレジットカードを持たないですべて現金決済をするという人もいるでしょう。それがお金がいくら残っているか管理が一番しやすいと。
しかし食料品や日用品はほぼ毎日必要になる買い物です。そしてレジですぐ前あるいはすぐ後ろに並んだ人が同じぐらいの量の買い物をするのにウォルマートセゾンカードを使ったとしましょう。
その人は毎回3%引かれて請求されます。でも現金主義の人は3%多い額を常に払い続けるのです。
1回の買い物にしたら微々たる額かもしれませんが、1年経ったらいくらになるでしょう。
【参考】統計を使ってみよう~家計調査の見方・使い方~|統計学習の指導のために(先生向け)
ちょっとデータが古いですが、仮に4人家族とすると1ヶ月の食糧費が7.6万円です。それはすべてスーパーでの食料品ではなく外食も含むでしょうから、1日分の食費をスーパーで毎日平均1500円使うとしましょう。
1500円の3%x365日で16425円です。さらに毎月2回かならずある5%引きの日も含めると
1500円の2%x24日で720円です。合計すると1年間に17145円です。
これは食料品だけの計算です。
毎日かならず消費しなければならない食料についての支出でおよそ17000円近く節約できたらこれは財布に1枚カードを入れておいても邪魔にならないのではないですか。
オススメの使い方は西友かコストコでの買い物のみ
さらにウォルマートセゾンカードはコストコホールセールでも使えます。
コストコで買い物をするには年会費が必要ですが、コストコで売られている商品そのものはほとんど利益ギリギリで売られているといわれています。
ということはその単価は一般的なスーパーより同等または安いといえます。
コストコで使えるクレジットカードはコストコオリコマスターカードかアメリカン・エキスプレスカードだけです。ウォルマートセゾンカードはアメリカン・エキスプレスと提携しているのでウォルマートセゾンカードがコストコで使えるのです。
コストコでの買い物では何%引きというのはありませんのでそれほどのお得感は感じることはできないでしょう。しかし西友が近所にあるのであればウォルマートセゾンカードを使うべきです。これは3%や5%の還元という利点だけではありません。
あなたはレジで並んでいて前のお客さんが会計で現金を財布から出すのにもたついていてイライラした経験はありませんか。ウォルマートセゾンカードをもっていればレジでカード1枚出すだけでしかもサインレスで買い物が済みますから大いに時間短縮にもなるのです。
時間こそ最大の還元ともいえます。失った時間は取り戻せないのです。
わたしもしばらく西友で買い物をするときに現金で買い物をし、おつりを財布に戻すのに数秒つかっていましたが、今ではカード1枚出すだけで済み時間の節約効果が計り知れないので3%5%の還元というのももちろんありますがそのスピーディさからは抜けだせません。
もっと早くカードを作っておくんだったと今になって思います。時間は戻せないのに。