ふるさと納税で米の一点買いは辞めておけっていうお話をこれからしたいと思う。
デリケートな写真も登場するかもなので心臓の弱い方は読むのを控えたほうが良いかもしれない。
ではいくぞ。
過去の失敗
ちなみに第一弾の失敗はアーモンドだ。
数年前にYouTuberのトーマスという人の動画を見て「アーモンドだったら食いまくっても太らない」とか「小腹が空いたときに良い」とか言っていたのでなるほどと思いその年だったか次の年だったかふるさと納税可能額を全額ベットした。
その素焼きアーモンドを買ったことについては当ブログでなにも語っていないが動画は撮っていた。やめておけと。
トーマスガジェマガさんの動画を見てアーモンド一点買いして失敗したという内容だ。素焼きアーモンドだけはやめたほうがいいですよという個人的意見を述べた。
もっとも素焼きアーモンドだろうと米だろうとふるさと納税限度額を全額ベットしたらおそらく同じ結果になるのではないかということまで、この時点で想像できなかったワシが愚かだったということなのだが。
今回の失敗
さて今回の失敗について恥ずかしながら語っておこう。ぶっちゃけ返礼品がアーモンドから米に変わっただけと言ってしまえばそれまでなんだが、コメのほうが嵩(かさ)が多いだけさらに厄介だったりする。
米
アーモンドは二度と頼むまいということで楽天ふるさと納税サイトで見ていて家族でほぼ意見が一致してしまったのが失敗だった。それだけ家族というのは価値観が似てしまうから第三者と相談したほうがいいかも。
米を家族全員でチョイスした。総額では10万以上ぶち込んだろう。
そしてその年(2022年)が暮れるころから大量の米が届きはじめる。
ただ家に米が大量にあると大名になった気分でハッピーだったのは確かだ。嫁氏と数回語ったものだ。「お米が家にたくさんあるとなんとなく豊かな気分になるよね~」
まさかこの後、身の毛のよだつ悪夢に見舞われるとはまだ想像できていなかった。
その米は食えども食えども減らない。なぜ減らないか?
食い切らないうちに次のコメが返礼品で届いてしまうのだ。しかも減らない理由は次から次と届くからだけではない。
炭水化物ダイエットもときどきするということと、息子が就職して家を出たからなんだ。
家族構成の変化を考慮していなかった。2022年暮れで一気に投入したふるさと納税の米を半分も食べきれないうちに2023年が終わってもうた。
悲劇は2024年正月に起きた。というか悲劇は米が届いたときから始まっていたのだが気づかなかっただけだ。
年始になんとなく気まぐれで米が入ったダンボールをちょっと整理しようと見たらダニの大群!そのときはあまりの衝撃で写真を撮る余裕などなかったのでダンボールを除去したあとの置き場の写真だけ載せておく。
段ボール箱の上をウヨウヨとたくさん歩いているのはもちろん、梱包テープがたるんだところの粘着部に大量に死骸が付着しているではないか。
こんなにダニが発生するのって2年前のコメだから?いやいや古米なんて普通に誰でも食う。ダンボールに入れっぱなしだったからだろ。
しかも現在消費中の米びつ内を見てみたらそっちにもダニがチラホラ。
買った対策品
ということで現在7~80㎏程度残っている米にはことごとくダニが住み着いている懸念がある。
かといって捨てるのは農家のお百姓さんに申し訳ないというより、せっかく払ったふるさと納税が無駄になるのは死ぬほどいやだ。なにしろ百姓は首が飛びそうなときにヒゲの心配するから。(七人の侍より)
そこでだ。対策品をいくつか購入してこれからは米を慎重に消費することにする。
- あたらしい米びつにリプレース→30年近く使っていたからこの機会に買い替えた
- 米びつ用防虫剤を大人買い→米びつと未開封米袋の保管箱に米唐番(または米びつ先生)を投入
- 一応ダニ吸着シートも大人買い→未開封の米袋の保護
- 浅めで目の細かいザル→米を濾す
当面の対策
ダニまみれといっても未開封の外側がダニまみれなだけで中まで侵入されている袋は少ないと見た。(一番古いほうではおびただしいかも)
まずは全部の未開封米袋をダンボールから出して、たまたま2個空いていた衣装ケースに保管した。
空きの衣装ケースの中に未開封米袋をきれいに並べて入れる。この時点でもダニは見える。しかし衣装ケース内でこいつらを一気に殺処分してやる。可能であれば。
衣装ケースには買ってきた米唐番(または米びつ先生)数個とダニ捕獲シートを数枚投入だ。さらに米唐番と捕獲シートだけではまだ心配だったので、買ったもののあまり消費が進んでいなかった鷹の爪もありったけぶち込んだ。
次は米びつ内の汚染米。米びつ内の米を3合ぐらいずつ買ってきた浅めで広口のザルに入れる。→ザルをガシガシ振って濾して新しい米びつに投入→これを旧米びつが空っぽになるまで繰り返す。
▼新しい米びつ。30年ぶりぐらいに買ったが結構お値段高い。
当然ながら今後は新しい米袋を開けるごとにザルで濾してから米びつに投入するという賢者でもなければできないような儀式を経なければならない。
失敗の要因(ダニまみれの米になった要因)
ダンボール保管が失敗の主要因だというのは容易に想像できるだろう。
学んだ教訓
米はふるさと納税の返礼品としてコスパ良いが生鮮食品であるということを忘れていた。ワシとしたことが!
まあダンボールにダニが棲んでいるということをもっと早く思い出すべきだったし、逆にすぐダンボールから出して衣装ケースみたいな樹脂箱に保管していれば多少古米になるという程度でダニの被害にはほとんど遭わなかったと思う。
いったんまとめると以上だ。
ということでブログを書いたついでといってはナンだが動画も撮ったのでぜひ見てほしい。
次回のふるさと納税返礼品としての候補
ということで米は二度ととはいわないがどちらにしても当面消費しきれないので米は頼まない。
さっさと食っちまえるもの
シャインマスカットとかを一人暮らししている次女が2年連続で取り寄せていたような。賢いやつ。
あとは面白くないけどジュースとかなら密封されているだろうからダニの心配はほぼほぼないだろうな。
ちなみに去年(2023年)のふるさと納税ではさすがに米は要らんということで1口20000円ぐらいだったろうか、うなぎを取り寄せた。
それか冷凍庫にしまっておけるなら冷凍ものもありだ。過去にたい焼きを取り寄せたことがある。
自分で金出して買わなそうなもの
なんだろうね?思いつかない。
例えば財布とか自分では10年に一度も買うかどうか・・・っていうかよほど壊れない限り買わないかな。
あるいは気に入ったスペックがあるかどうかわからんがパソコンなんてふるさと納税で入手するにはかなりの高額納税者でないと実現できないだろう。おそらく高額納税者はこんな記事読まないwww
旅行クーポン
これは行きたい地域と一致すれば大いに有りだと思う。ワシの場合はこれといってなさそうだから使わないかもしれないけど行きたいところが旅行クーポンを出していればいいんじゃないかな。
しばらく経って米の消費が徐々に進んで考えたこと
まだまだ70kgぐらい残っている米なんだが返礼品として送る自治体のやり方にも問題があるのではないかと思った。
米をたくさん返礼品に選んだからといって一気に食べるかわからないじゃないか。
いつごろにどれくらい送るのを希望するかというのを注文時に情報として取得するようにしていない自治体に少々憤りを覚える今日このごろ。
はっきりいって「もう来た」「また来た」というのが連続していた。やめてほしい。