高松市のスーパーホテル高松禁煙館というちょっと変わった名前のホテルに泊まったときの印象や設備など紹介します。
エコロジーを追求するスーパーホテル高松禁煙館
部屋の設備
部屋に聖書が置いていない。ホテルで聖書が置いていないのは初めてだった。
▼部屋はカードキーですらなく暗証番号による入室で、フロントチェックインのときに暗証番号を印刷された紙を渡される。もちろんチェックアウトした後はその暗証番号は無効になる。
▼テレビは27〜28インチ程度のもの。
▼一番奥から入り口ドア方向を写した。大きな空気清浄機も置いてある。
▼広さは1人で泊まるには個人的には特に狭いとは感じない程度。ベッドがなかなか広くて驚いた。電灯は少なめで窓のブライドを開ければ外から明かりは十分入るが、向かいのマンションとけっこう近いので気まずい。
かといってブラインドを閉めると真っ暗になるので薄手のブラインドを併用できたらなお良かった。
▼洗面所の水が健康イオン水とのこと。通常どこのホテルでも洗面所の水道水は普通に飲めるらしいが実際にはよほど必要に迫られない限りほぼ飲まないことが多かった。
だけどここの水だけはペットボトルに取っておいて飲んだが確かにまったく変な味がしない。
▼スリッパも使い捨てじゃない健康イオンスリッパという何やらありがたそうなもの。
▼トイレットペーパーを最後まで使い切ってくれと書いてある。ホテルだと最後まで使わない人がいるのだろうか?
▼ベッドの枕元には部屋のスイッチの他にUSB電源が2口あった。これは嬉しい設備だ。
自分でもUSB充電器は持参したが、それはテーブルに置いてモバイルバッテリーやら他のスマホを充電するのに使っている。
枕元にあると寝るとき寝床専用スマホ充電しながら寝られるのでありがたかった。
部屋以外の設備
それぞれの案内表示には外国語併記があったがエレベーターの操作盤にだけは日本語しかなかった。仕方ないか。
かなり綺麗でまだ新しそうなのにすでに一部改装工事をしている場所があった。
▼廊下も日当たりがよく、いわゆる普通のホテルの廊下の薄暗さは微塵もない。
大浴場があり天然温泉になっている。ただし男女時間入れ替え制でなんとなくゴールデンタイムは女性優先ぽい。それはそれとして大浴場とはいえ洗い場は5人分とそれほど広々というわけでもないが、そこそこ楽しめる。
■天然温泉 牛若の湯
【男性】
平日
15:00〜19:50、22:00〜翌7:20
土日祝
15:00〜18:20、22:00〜翌7:20
【女性】
平日
20:00〜21:50、翌7:30〜9:30
土日祝
18:30〜21:50、翌7:20〜9:30
引用:スーパーホテル高松禁煙館
チェックアウトでフロントに寄る必要がなく黙って出発して構わない。ただし10時を過ぎたら遅延料金発生1時間あたり1000円。
フロントというか玄関ロビーは狭い、狭すぎる。朝食ビュッフェもやや狭く窮屈感ありだ。
朝食無料
■健康朝食
平日 6:30〜8:30
日・祝 6:30〜9:00
引用:スーパーホテル高松禁煙館
コーヒーはマシーンで一杯づつ抽出するタイプで毎度出来たてが飲めてありがたい。ただし利用できるのは朝食時間のみ。
▼食材は種類も量も多くはないが従業員がマメに動いて欠品しないし暖かいものは暖かくいただけた。
朝食ビュッフェで給仕してる一人がフロントの女性だった。なんかすごく少人数スタッフで上手に切り盛りしてるっぽい。
その他の点
どういうわけかわからないが男の従業員の姿が一人も見られなかった。男っ気をなくすのもエコなのか不明。ただフロントの女性スタッフは愛想が良くて大いに好感もてた。
外国人の宿泊客はたまたまかもしれないがいなかった。こんぴらさんの傍じゃないから外国人はあまりこないのかな。
感想
ロビーが狭くホテルっぽくないがどこの設備も清潔感があって好感持てた。禁煙館というくらいなのでタバコのニオイには一切触れることなく過ごせてその点も快適この上なしだった。
繁華街から近いので食事処にもまったく困らない。いい立地だと思う。
スタッフも感じがよく、価格も手頃で申し分ない。
やはりロビーの狭さだけが1点気になっただけだ。まあ無駄に広くしても仕方ないというエコな発想から出ているのではないか。
ホテルそのものにアミューズメントを求めるのでなければ、人に勧められるかと聞かれればまったく躊躇なく勧めることはできるホテルだ。
よかったら他のホテルもさがしてみて。