館林市が日本一暑いところのようによく報道されますが、本当なのでしょうか。
熊谷市に住む人間としてこの暑さより暑いところがあるのなら是非感じてやろうと行ってみました。
といっても館林市と熊谷市は20km程度しか離れておらず、自転車で行くにはちょうど良い距離なのですが、何しろ日本一暑いところから日本一暑いらしいところへの移動なので万一行き倒れたら大変です。
大事をとってクルマで行ってみました。
館林市気温観測機械の状況概観
▼ご覧になっていただいておわかりになりますでしょうか。消防署の駐車場の一角に急ごしらえのように設備が設置されています。
まず観測設備はすぐ近くをフェンスで囲まれております。
フェンスのすぐ外側に植え込みもあり風通しをほどよく妨げる構造になっているように見受けられます。
▼近くへ寄って見ましょう。
地面は芝生ではありません。
名前はわかりませんが、なんだか緑色のシートが敷き詰められています。
これなら芝生による日光の照り返しで気温上昇してしまうのを防げるでしょうか。
▼これが温度観測の機械と思われます。
地上から約1.5mの高さにあるという噂でしたからこれのことでしょう。
他に1.5mの高さにある機械はありませんでしたのでこれに間違いないのではないかと思います。
▼ここら辺にある別の機械は何をする道具なのかわかりません。
ただこの6畳間程度の広さの閉ざされた空間の中でびっしりと緑色のシートです。地面は密封されています。周りが植え込みであることからこのシートの下もおそらく土でしょう。
▼すぐ向こうは駐車場になっていて、不必要な空吹かしはしないと思いますが、明らかに風の循環性を抑制するような構造であるような気はします。
▼この見ている方向が南です。南を見ています。
なんというかこの写真が一番わかりやすいですが、温度計測というよりは何かの実験のために消防署の駐車場の一部を間借りしているという雰囲気です。
ただし、ご覧のように駐車されている車と防風林で暖かい南からの湿った風をある程度、いやかなり防止しているということです。
これによりさらに温度計の指針が上昇するのを防いでくれているかもしれません。
▼ワシが今立っている北側はフェンスと多少の植え込みの他には障害物がありません。
なので北からの冷たく乾燥した風が滞りなく吹き込めるかもしれません。