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【埼玉県】木曽義仲生誕地という嵐山町の嵐山渓谷の奥深くまで探訪してみた

この記事は 約5 分で読めます。

嵐山渓谷
嵐山渓谷というところがまあまあ近くにあるので行ってみます。
嵐山と言えば京都の嵐山と似ていると彼の人が言っていました。

現在使われている「武蔵嵐山」は、昭和3年に当地を訪れた本多静六林学博士により名付けられたものです。本多博士は渓谷の最下流部にある槻川橋より、渓谷と周囲の赤松林の美しい景観を眺め、その様子が京都の「嵐山(あらしやま)」に大変よく似ているということで、「武蔵国の嵐山」という意味で命名されたということです。この地名は後に、当町の町名にも採用され「嵐山町(らんざんまち)」となりました。
引用:嵐山渓谷について | 嵐山町役場

ということで、どこが似ているのか確認しに出張ってみます。

嵐山渓谷バーベキュー場

とりあえず嵐山渓谷というところらしき場所を目指して行ったらいきなりバーベキュー大会が行われていました。
上から見下ろしているだけでしたが、かなり楽しそうに皆さんエンジョイされていました。
中には酔っぱらってドデカイ岩を持ち上げては落とすという無益なことをしている人もいてそうとうな盛り上がりを魅せていました。
嵐山渓谷

▼もしかしたらここの景色を見て、かの本多静六博士は京都の嵐山に似ていると仰ったのかも知れません。
これは実際に京都の嵐山と比較してみないとなんともいえないところです。
嵐山渓谷

本当の嵐山渓谷

▼嵐山渓谷といってもあんなもんかとちょっとガッカリして帰ろうとする道すがら方向看板でこんなのを見つけました。
バーベキュー場とは別のところに嵐山渓谷があるようなのです。
ではさっきの嵐山渓谷バーベキュー場はほんの一部だったのか?
嵐山渓谷

▼道しるべに従って進んで行くとかなり怪しそうな入り口です。
まるで犯罪現場か化学工場跡地で危険みたいな雰囲気ぷんぷんですよ。
前にも後ろにも入って行く人がいませんでしたが、まあ行ってみましょう。
嵐山渓谷
▼自転車を留めて徒歩にて突撃した上記のスタート地点はここです。
ほかにも入り口はあると思いますが、同様に結構歩くと思います。
ちなみにこの地点から真西にある大平山という方へ向かって行くと展望台があるのですが、今回はそちらには行きませんでした。

▼ひたすら林道みたいなところを歩きます。
なんだかんだ30分ぐらい歩きます。
ビンディングシューズを履いていたので一部歩きづらいところもあります。
腐葉土みたいなところは問題ないですが、コンクリート固めされているようなところは歩きにくいですね。
嵐山渓谷

▼途中で写真を撮ったのでもっと道を見たい方はこちらのflickr写真サイトをごらんください。
https://www.flickr.com/photos/84356430@N07/sets/72157644821655774/

▼与謝野晶子記念歌碑があると聞いているのでそこへ向かいます。
途中でこんな橋があって川を渡れるようになっていますが、与謝野晶子記念歌碑はこっちじゃありません。
橋を渡らずにまだ川沿いに進みます。
嵐山渓谷

▼ひたすらまっすぐ進みますとちょっと広いところに出ます。
嵐山町名発祥之地という記念碑があります。
嵐山渓谷
場所はここです。

▼ここからさらに川がS字に蛇行している突端まで進みます。
それまでは起伏のある道でしたが、あとは平らな道です。
嵐山渓谷

▼ということで与謝野晶子記念歌碑まで到達です。

昭和14年6月に、当地をひとりの女性歌人が訪れます。現代短歌の道を開いた代表歌人の与謝野晶子です。当時61歳であった彼女は娘の藤子さんと共に松月楼を訪れ、渓谷の自然などをテーマに「比企の渓」29首を歌いあげました。平成10年には藤子さんのご協力をいただき、細原の先端部に与謝野晶子の歌碑が建立されました。碑の表面には比企の渓26首目の歌として「槻の川 赤柄の傘をさす松の 立ち竝びたる 山のしののめ」という歌が彫られており、裏面には歌碑建立の由来が示されています。
引用:嵐山渓谷について | 嵐山町役場

嵐山渓谷の与謝野晶子記念歌碑
▼ここです。

▼帰り道にもこういうところを通り過ぎて振り返り様に写真を撮りましたが、こういうところって普通入ってはいけませんという意味に捉えがちじゃないですか。
ところがここに限っては「車両での通行禁止」という意味のようです。
徒歩で普通にOKみたい。
でも一人で歩いているとかなり不安なところでした。熊とか。
嵐山渓谷

今日はこう思ったよ

いやはやここに、あの与謝野晶子という歌人が来ていたとは!
おどろきです。
またまた家から近いスポットを探訪してみましたが、探せばあるもんです。
結構自転車で走るにはちょうど良い距離でもありますし、なかなか面白いと思いました。
ただ、途中の道路の道幅が狭く大型のトラックが結構走るので自転車での走行は危険がつきまといます。
なんとかならんものかと思いますが、なるべく大型車の通らなそうな道を自分で探すしかなさそうですね。

嵐山渓谷を訪れてみましたが、京都の嵐山と本当に似ているのか自分の目で確かめたくなりました。
是非、機会をつくって京都の嵐山を訪れてみたいと思います。
もちろん違うのか似ているのかレポートしますよ。

嵐山町役場

▼嵐山町役場というのが遠目に見てずいぶん高台にあるなあと思って行ってみたところリゾートホテルのような風景でした。
嵐山町役場
▼ほら、周りになにもなくてこれだけぱっと見るとリゾートホテルっぽいです。
嵐山町役場

嵐山町は木曽義仲の生誕地として有名ではないですが一応ウィキペディアにもそのように乗っているので通説ではあるようです。

木曽義仲生誕地嵐山町

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木曽義仲といえば中山道のところどころに記念の碑やら記念館やらあります。

中山道69次36番宮ノ越宿 木曽義仲旗揚げの地
...
中山道69次31番洗馬宿 善光寺街道との分岐点の宿場
...
中山道69次37番福島宿 上ノ段と下ノ段行き来の道がおもしろい
...

▼用事はないですが、トイレだけ借りました。

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