毎日昼食後になぜか歯が痛みます。たぶん精神的なものだと思うんですよ。歯医者さんに行って診てもらっても虫歯ではないといわれます。
しかし長年歯磨きだけをしていてもそのうち歯と歯茎のあいだにだんだんゴミが詰まって虫歯だけではなく歯肉炎やら歯周病やらになる恐れがあります。
もっと若いうちから口腔ケアには気を使っておいたほうが結婚する相手を選ぶ時の選択肢も幅が広がったかもしれないなーなんて思うのは自分だけではないはず。
ほかはともかく歯だけは加齢と関係なく悪くなる人は悪くなりますから予防できる手段が手軽にあればそれを実行するに越したことはないです。
というわけで遅きに失した感はあるんですけど、これからは歯磨きの後にはジェット水流のパナソニックジェットウォッシャーという口の中を洗浄してくれる装置で歯茎やら歯周ポケットとかもキレイにしてみます。
口が臭いなんて言わせない
▼正直言ってデジタルガジェットではないのでそんなにテンションが上がるというものではありません。
しかしケルヒャーの高圧洗浄機みたいなのを口の中にできるかと思うとちょっとワクワクしませんか?
今まで口の中を歯ブラシで洗うか、歯医者さんでときどき「ウィーン」とか「キーン」とかいう道具で掃除されるとかありましたが、新たな方法で口の中をキレイにできるんです。
しかもブラシや砥石で擦るとわずかながらでも歯も痛みますよね。
でもこのジェットウォッシャーなら水をぶつけるだけですから歯にはほとんどダメージがありません。
▼ぶっちゃけ、口の中にジェット水流をぶつけると想像するだけですっきりした気分になって買わなくてもいんじゃね?って思ってしまうくらいですが、やはり買って使ってみたほうがさらに口の中がすっきりきれいになると思います。
ジェットウォッシャーの感想「いつでも人工呼吸(マウスツーマウス)できるぜ」
ここから感想を書いてみます。
まずはこのジェットウォッシャー機械の問題ではないのですが、女の多い所帯では洗面所で置き場所がないという問題に最初に直面します。
冒頭写真の場所を確保するのにも多数の瓶をあっちにどかし、こっちにどかしと試行錯誤してからです。
箱から出しても大きさは幅約15cm奥行き約6cmという大きさなので、例えば美顔スチーマーみたいな装置よりは場所を取らないはずなんです。
しかしそれでも女所帯ではこれだけのものを置くのにも考えること数十秒、「えーーーーい」と化粧品やら何やら訳の分からない瓶詰めをドドーっとどかしてなんとか置き場を確保します。
それからようやく使い始められますが、この水の勢いはなかなかのものです。
正面に水流調節のダイヤルがありますが、レベル5段階まで書いてあります。
実際の実用域は2の近辺かと思います。それ以上は怖くて上げられません。いったいどんな世界が待っているか・・・
【追記】2の近辺で最初使っていましたがだんだん耐性ができてきて最強の少し手前ぐらいで使わないとすっきりしなくなってきます。これは個人差のある話ですから話半分で理解ください。【追記ここまで】
もしかして口だけじゃなくて別の箇所もこのジェットウォッシャーで洗えるかもしれません・・・
ま、それはやらないとして口の中で水を噴射させると水が結構周りにもはねますので注意が必要です。
あまり大口開けてやらないほうがいいのかもしれません。
そうかといって口をすぼめてやると奥歯まで届かせるのが大変です。やはりある程度口を開いて実行する必要があります。
前歯の表側は簡単に済みます。左下奥歯表あたり→回転させながら出し入れして下奥歯の噛む面→回転させながら出し入れして左奥歯裏側といった感じでマッサージも兼ねてジェットしました。
これあまり1箇所に当てすぎていても血がでるようです。やっちゃいました。
【追記】最初のころは使いながら流れ出る水が赤くなる(どこか傷つけている)のがわかりまして、最後にうがいすると赤いものが出てきてビビりました。でも使っているうちに口の中が強くなるのでしょうか。ほとんど出血しなくなります。不思議です。【追記ここまで】
口の中の水を吐き出したらやや赤みがかっているということもあります。いくら水だからって細いのがスゴイ勢いで噴射してますので凶器になりえます。
そういったように1箇所に集中し過ぎないように気をつけて口の中をまんべんなく洗うと非常にすっきりします。
もちろん適当にささっとやって済ませることもできますが、それなりのお金を払って買ったのでちゃんと念入りにやりたいものです。
そして最初の一回目は口の中を洗ってるとき周囲に漂う匂いに驚きます。プロブロガーのイケダハヤトさんがドブの臭いと表現していましたが見事に言い当てておりますのでもはや違う表現を使う気になりません。
【追記】長いこと使わずに(数週間程度)いて久しぶりに使うと下水のニオイがしてしまうのですが、毎日のようにやっているとニオイがほとんどしなくなります。これは口の中が洗浄されている証拠ではないかと思っています。逆にドブ臭い水が垂れてこないとちょっと残念で口の中のあちこちまだジェットが届いていない箇所がないものかと探してこねくり回したりします。これってキレイにしているのでしょうね。【追記ここまで】
こんな臭い雑菌が自分の口の中で培養されていたかと思うと「嗚呼、もっと早く使っておけば健康な歯をもう少し維持できていたかも」なんて考えちゃいます。
8020なんて虫歯予防の標語でありますよね。美味しいものが自分の歯でバリバリ食べられないと不幸です。サブスクは基本的に嫌いですが、これはサブスクではなく一度投資してしまえばずーっとお金がかからないものなので買って正解だなと思います。
必ずしも毎日ジェットウォッシャーで洗う必要はないかもしれませんが、適当に頻度を決めて洗浄していこうと思ってます。
そして「いつでもキス人工呼吸できるぜ」という気持ちで生きていきましょう。
【追記】歯を磨いただけでは取り切れないカスが絶対歯の間に残っているということは確信できます。仮に昼間外で食べて歯の間に詰まっていてもその晩にはキレイにして寝られるので実に快適です。【追記ここまで】
嫁も使い始めた(6年半後)
なにかの話題の流れで自分はもう長いことジェットウォッシャー使って歯間ブラシ代わりにしてるなあという話をしたら嫁氏が「使ってみたい」と言いました。
きっとなにかYouTubeで見て感化されたのでしょう。さっそく予備であった新品のノズルを開けて使わせてやったらずいぶんと「すっきるする」と喜んでました。
「それでいつのまにかパパの口臭が気にならなくなった」んだということを言っておりました。前まで口臭が気になっていたのに気にならなくなったと言われたのは久々の嬉しい賛辞です。
こういうことを言われるとモチベが違いますね。だから返す言葉で
「そうか、それならもっと女子に近づいちゃえるな」と言ったら「良いんじゃない」とあっさり返されました。今更妬かれるような歳でもないですから。
【健康に関連して】